タイ最後の秘境と呼ばれる「リペ島」。
あの高城剛氏もドローンで空撮したリペ島のベストシーズンに、マレーシアのランカウイ経由で旅行しました。
今回は、リペ島までの行き方、宿やレストラン、シュノーケリング、アイランドホッピング、ビーチなど、私的なリペ島旅行談をご紹介します!
彼の言葉をお借りすると、リペ島ではもう毎日が「ゴキゲン」でした!
タイ最後の秘境「リペ島(Ko Lipe)」旅行体験談
一体どんな島が、タイ最後の「秘境」と呼ばれる場所なのか、自分の目で確かめるべく、実際にリペ島へ旅行してきました!
ちなみに、タイの海外旅行先で人気なバンコクやチェンマイなどではなく、個人的にリペ島が初のタイ旅行先でした。
今回は、私のリペ島ひとり旅の旅行体験を紹介していきタイと思います!
タイ最後の秘境リペ島(Ko Lipe)の場所
タイ最後の秘境と呼ばれるリペ島は、マレーシアの国境に近くタイのほぼ最南端、世界有数の美しさを誇るアンダマン海に浮かぶ小さな島です。
タイの首都バンコクからは離れていますが、マレーシアのランカウイからは程近く、国境を越えればすぐの場所にあります。
タイ・リペ島の行き方(マレーシア経由)
タイ最後の秘境リペ島の行き方について、私は日本からも行きやすいと言われるマレーシアのランカウイ島経由で向かいました(参考:リペ島の行き方!マレーシアのランカウイ島経由でタイの秘境へ簡単アクセス方法)。
時間のある人は、マレーシアのランカウイ島も素敵な場所なので、旅行にもぜひおすすめです!
*ランカウイ島の見所をまとめた記事:【ランカウイ島】マレーシア屈指のビーチリゾート旅行を楽しむ6つの方法《おすすめ観光TIPs》も参考にしてみてくださいね。
タイ最後の秘境リペ島のベストシーズン
- リペ島のベストシーズン:11月〜5月初頭まで
- ピークシーズン:クリスマス前の12月中旬〜2月まで
ベストシーズン中の週末は、タイやマレーシアからの旅行者も多くなります。おすすめのタイミングは「ピークシーズンの始まる前(11月)か、もしくは終わった後(3月頃)です。
私は、年末の旅行者で込むビークシーズン前(11月下旬〜12月上旬にかけて)に10間滞在したので、ずいぶんゆっくりできました。
タイのリペ島内情報
何と言っても、美しい海に囲まれたリペ島は「コンパクトなサイズ感」が特徴です。
荷物が多い観光客用に、バイクタクシーのような交通機関も一応ありますが、普通に島中を歩いて回れるくらい。
しかし、リペ島は絶賛建設ラッシュ状態で、島の至る所でホテルなどの工事現場を目にしました(2014年情報)。
- 現地通貨タイバーツを引き出す「ATM」は島内に数カ所あり(セブンイレブンの店の前:たまに札が足りずに使用停止になる)
- 秘境と呼ばれますが「ケータイ」は使える(インターネットショップも島内に有り)
- 小さな病院や診療所?もある(英語の知識が必要)
タイ最後の秘境と呼ばれるリペ島も、旅行者にとって年々「便利」になっているご様子。
リペ島の美しいビーチ(主に3つ)
リペ島には、主なビーチが3つあります。
- パタヤビーチ:リペ島のメインビーチ。カフェや宿泊施設が軒を連ねていて、イミグレーションオフィスもあります。船まあまあ多め。
- サンライズビーチ:長いビーチ沿いにゲストハウスやビーチバーが立ち並んでいます。島民の物資調達や漁業用の小さな船も多く停泊している。
- サンセットビーチ:美しいサンセットが見えるビーチで、夕方になると旅行者がビーチに集まります。船少なめ。
船が少なめのビーチを希望であれば、サンセットビーチかサンライズビーチの北部が、比較的落ち着いていておすすめです。
あえて場所は口にしませんが、いわゆるトップレスの女性旅行者も少なからず、ビーチに寝転がっていました(経験談)。
リペ島の食事情報
リペ島で食事をする場合、宿泊施設(リゾートホテルやゲストハウス)に併設されたレストランや、リペ島のメインストリート「ウォーキングストリート(Walking Street)」に立ち並ぶレストランやカフェで食事がとれます。
朝と昼は比較的静かな「ウォーキングストリート(Walking Street)」ですが、日が傾き始める夕方から夜にかけてはかなり賑やかになります。
レストランでは、美しい海に囲まれた島ならではの海鮮料理をウリにしているレストランも多いです。
レストランの前では、その日に穫れたであろう魚介類を並べて、にぎやかに客引きをしているのが印象的。
メインのパタヤビーチには、夜になるとビーチ沿いのレストランの目の前に、椅子とテーブルが並べられ、ビーチで食事を楽しむことができます(旅行者に大人気)。
リペ島のおすすめレストラン
リペ島でフルムーンを見ながら、海のそよ風を感じて食事がしたい!という人なら、サンセットビーチ沿いにある「CAST AWAY(キャストアウェイ)」もオススメです。
私も現地の友人たちに連れて行ってもらい、一緒に食事をしたのがキッカケで知ったレストラン。夜になると落ち着いた感じになるので、雰囲気も良い感じです。
メインのホテル宿泊施設も素敵で人気があるのですが、食事のみの利用も可能。昼間ゆっくりしたり、夜にお酒を良い雰囲気を味わいたいなら、ぜひ足を運んでみてください。
床にも寝転がり美しい海を眺めながらくつろげるタイプのレストランなので、カップルやファミリーにもオススメです!
リペ島のおすすめカフェ
リペ島内には、メインのビーチ沿いや島の中心部を含めてたくさんカフェがあります。
その中でも、個人的なおすすすめは、メインビーチのパタヤビーチ沿いにあるカフェ「Lipe Cafe」。
オランダ人のオーナーが経営しているカフェで、私の友人も当時働いていました(シーズン中のみ営業しています)。
美しいビーチで、サンセットを見ながら飲む、ここのモヒート(お酒)は私のお気に入り。
日本人の私には馴染みのない、酸味のあるドリンク(ノンアルコール)もメニューにあったので注文してみました。
この豆?を使った飲み物なのですが、豆の実の部分はとっても酸っぱかったです。夏バテ対策として良さそう?な感じ。
リペ島のリゾートホテル宿泊施設
このとき私は、海外ホテル予約サイト「アゴダ」で予約しておいたリペ島のゲストハウスに、トータルで10日間滞在しました。
タイの秘境といわれるリペ島ですが、島内には優雅なリゾートホテルから安いゲストハウスまで、様々なタイプ宿泊施設があります。
▼高城剛さんの常宿だったリペ島のバンガローとは?
クリエイターの高城剛さんは、以前このタイのリペ島に足を運び、ドローンを飛ばして空撮されていたようです。
かつて彼が寄稿していたWeb Magazine「ハニカム」のブログ(記事タイトル:「ラスト・ラストリゾート。」)にも画像がアップされていました。*現在はサイトリニューアルに伴い、昔のアーカイブ記事が読めなくなっています。
かつて、彼が定宿としていた場所(バンガロー)は、現在リゾートホテルとなっていると彼のブログで言及されています。
(ブログ記事抜粋)
そのような状況を避け、タイ最後の秘境と言われる最南端のリペ島までやってきて、キレイな海を見てホッとするも束の間、常宿だったバンガローはなくなり、気がつくとリゾートホテルに変貌し、街の真ん中にコンビニが出来て、シーズンがはじまっているのに島じゅう大工事。
出典:Web Magazine「ハニカム」高城剛ブログ『ラスト・ラストリゾート。』
その場所を推測すると、おそらく「マウンテイン リゾート (Mountain Resort)」だと思います。
メインのパタヤビーチから島の一番奥まったところ(サンセットビーチとサンライズビーチの間)にある穴場のポイント。近くには美しいサンドバンクも現れる場所です。
リペ島旅行を計画中の人は、ぜひチェックしてみてくださいね。
リペ島のマリンアクティビティ
リペ島周辺の美しい海では、ダイビング、シュノーケリングやアイランドホッピングが堪能できます。
私は、シュノーケリングとアイランドホッピングを体験してきました(しかも無料で!)。
当時宿泊していた宿のボスがとても良い人で、私が彼の小さい息子さんとよく遊んでいた(折り紙を教えたり)のがきっかけ。
なんと、水中マスクやフィン(足ヒレ)も無料で貸してくれました。ただし、他の宿泊施設やダイビングショップなどでは、有料の貸し出しが基本です。
そして、ここぞとばかりに(予備のバッテリーまで)持参していた、アクションカム「ゴープロ(Gopro)」が大活躍しました!
宿のオーナーの船に乗船して、近くの島のシュノーケリングポイントへ移動。
彼らが自分たちの物資運搬のために、沖で別の船から物資を船に運び移したりしている間、私はひとりシュノーケリング。
ニモさんもたくさん出会うことができました。オーナーたちが戻って来るまで、楽しみ放題。
サンゴの色もいろいろで、こちらは黄色い菜の花のような色。
海底でじっとしていると、トロピカルな魚たちが目の前で泳ぎ回っていました。
素晴しく美しい海だったので、近い将来開発が進んで海が荒れる前に、ぜひ体験しておきたいところです。
おまけ:リペ島のゆるい時間
リペ島には野良犬や野良猫もいますが、みんなとってものんびりしています。
眺めていると、こちらも眠くなりますね。そのくらい心地のよい島。
まとめ:日本を飛び出し、タイの秘境リペ島旅行へ!
「タイ最後の」といわれるほど、タイの他の島々は開発が進み観光客が押し寄せています。
旅の諸先輩方いわく、一昔の雰囲気と変わってしまったと口にされるほど、タイの観光業が巨大化した証です。
ただ、ご紹介したリペ島にもコンビニ(セブンイレブン)ができていて、現在進行形でその時代の流れが顕著に表れています。
「まだ」開発しきっていないリペ島で、のんびりと時間を過ごせて経験ができたのは、高城剛さんのお陰でした(著書「人生を変える南の島々。アジア編」)。
ケータイ、パスポート、財布、そしてお気に入りの水着(ここ大事)があれば、最低限なんとかなります。
読者の皆さんもタイ最後の秘境と呼ばれて「いた」リペ島ではなく、最後の秘境と呼ばれて「いる」内に、是非ご旅行されることを強くオススメします。