そこで今回は、日本からタイ最後の秘境と呼ばれる「リペ島」への行き方の1つ『マレーシア経由のアクセス方法』を紹介します!
旅慣れない人にもわかりやすいよう、クアラルンプールとランカウイを経由する道のりを、順序立ててご説明していきます。
これから初めてタイのリペ島へご旅行される方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
タイ最後の秘境「リペ島」の行き方(マレーシア経由)
日本からタイ最後の秘境リペ島までの行き方
タイ最後の秘境と呼ばれる「リペ島」までの道のりは、日本からだとタイのバンコクからのアクセスよりも、マレーシアのランカウイ島経由の方が便利と言われています。
- 日本→マレーシア首都クアラルンプールまで(飛行機)
- クアラルンプール→ランカウイ島まで国内移動(飛行機)
- ランカウイ島→タイ・リペ島まで国境越えて移動(船)
私自身も、初めてリペ島を旅行した際は、マレーシアのランカウイ経由で訪れました。その経験をもとに、今回リペ島の行き方についてご紹介したいと思います。
マレーシアのランカウイ島からタイのリペ島に「船」で入国できるのは、ベストシーズンの10月末〜5月末ごろまで。
その期間しかランカウイ〜リペ島の船(スピードボート・フェリー)が運行していないので、オフシーズンは船の運航がないのと同じく、リペ島にあるランカウイ経由用のイミグレーションも閉鎖されている(2017年情報)。
以下、リペ島への行き方を、ステップ1〜ステップ7まで順番に説明していきます。
ステップ1:日本からクアラルンプールまで直行便(日本発)
日本から大手航空会社やLCCを利用して、マレーシア首都にあるクアラルンプール国際空港まで移動します。
- 日本からマレーシアの首都クアラルンプールまで国際線フライト
- 移動時間:約7〜8時間
なんと言っても、日本からクアラルンプール行きの便だと、航空券の安さが魅力の「エアアジア(LCC)」が便利。
ちなみに、大阪の関西国際空港からだと「所要時間は約7時間くらい」です(羽田や成田はプラス約40分)。
ステップ2:クアラルンプールからランカウイ島まで(マレーシア国内移動)
クアラルンプール国際空港(KLIA2)に到着したら、マレーシア国内線へ乗り換えます。マレーシア北西部のランカウイ島まで、もうひとっ飛び。
- ランカウイ島行きのマレーシア国内線に乗換る
- 移動時間:約1時間
LCCのエアアジアを利用して、首都クアラルンプールからランカウイ島まで「所要時間は約1時間」。プロモチケットを購入できれば、驚くほど安いのです!
ちなみに、時間のある人はすぐにランカウイ島に向かうのではなく、クアラルンプール市内で観光旅行を合わせるプランもおすすめです。
ステップ3:ランカウイ空港からリペ島へ向かう船着き場へ移動
ランカウイ空港の到着したら、タクシーや配車アプリ(Grab:グラブ)を利用して「リペ島行きフェリーの船着き場」へ移動します。
- ランカウイ空港からリペ島行きのフェリー船着場へ移動する
- 所要時間:タクシーで約20分
リペ島行きフェリーが出航する港(*本記事では「テラガ・ハーバー・マリーナ」港を利用)まで、ランカウイ空港から所要時間約15〜20分程度。
▼事前にリペ島行きフェリーのチケット料金+スケジュール確認
ランカウイ島にある2つの港からボートで国境を越えて、タイのリペ島へ行くことができます。
- テラガ・ハーバー・マリーナ(Telaga Harbour Marina:スピードボート←空港から近い)
- クア・ジェティー・ピア(Kuah Jetty Pier:フェリー)
なので、事前にランカウイ島からタイのリペ島へ向かうフェリーのスケジュールを確認しておく必要があります(予約しておくと安心)。
・telagaterminal:英語サイト
・THAI BEACH TRAVELERS:英語サイト
ランカウイ島⇄リペ島間のフェリーチケット料金は、以下のようなお値段です。
- 片道:130リンギット前後(約3500円前後)
- 往復:240リンギット前後(約6500円前後)
フェリーの出航スケジュールに合わなければ、それまでランカウイ旅行を楽しみましょう!
▼テラガ・ハーバー・マリーナの場所
ちなみに、テラガ・ハーバー・マリーナの場所は、島の北西に位置する有名なランカウイケーブルカーに向かう手前の港にあります。
▼リペ島へ出発する前にランカウイ島で宿泊もあり
ランカウイ空港に到着する時間の関係から、どうしてもタイ・リペ島行きのボートのスケジュールに間に合わなければ、ランカウイ島内のゲストハウスやホテルに1泊するのもありです。
実際に私は、ランカウイ島の夜の雰囲気を楽しむためにも、ゲストハウスに1泊してみました(えぇ、ただ夜に冷えたビールが飲みたかっただけです)。
ステップ4:マレーシア出国手続き(船着き場とイミグレーション)
タイのリペ島行きの船着き場「テラガ・ハーバー・マリーナ(*本記事の解説)」に到着したら、まずはマレーシア出国手続きを行います(といっても簡単な書類記入をするだけ)。
- フェリーターミナルで書類記入
- イミグレーションで出国手続き
フェリーターミナルの窓口から乗船者の名前を呼ばれ、パスポートもその場で回収されます(*後で目的地のリペ島でちゃんと返却してくれるのでご安心を)。
その後、イミグレーションのオフィスに行くように指示されます。イミグレーションオフィスは、船着き場近くにありますが、少し歩きます(3分くらい?)。
船着き場のガソリンスタンドよりも、更に奥にある少し立派なそれっぽい建物です。海沿いの道を歩いていけばすぐ分かるのでご心配なく。
イミグレーションでは少し待たされたりするのですが、南国仕込みの迅速な仕事ぶりをシッカリ味合わせてくれます!
ステップ5:リペ島行きフェリーでマレーシア出国
フェリーに乗り込んだ際、大きな荷物(大きなバックパックやスーツケース)は、船内の指定された場所に集められました。
- 所要時間:1時間30分(天候による)
- マレーシアとタイの時差:1時間(マレーシアが1時間早い)
乗船中は、窓から景色を眺めるのもよし、爆睡するのも良し、天候によりますが所要時間1時間〜1時間半くらい。
ステップ6:リペ島に到着(タイ入国+入国手続き)
ランカウイから乗ってきた船(スピードボート)では、タイ・リペ島に着岸できないので小さなボートに乗り換え、リペ島の入り口となるパタヤビーチに向かいます。
- リペ島のパタヤビーチに到着
- ビーチの目の前のイミグレーションで入国手続き
- パスポート返却してもらう(念の為、入国スタンプチェックも忘れずに)
タイ・リペ島に上陸したら、パタヤビーチの目の前にあるイミグレーション(とっても小さな建物です:2014年情報)で入国手続きを行います。
手続きといっても、ただパスポートを返してもらうだけ(国別にパスポートを返却されます)。
イミグレーションの係員が、「ジャパン!」と大きな声で叫んで(呼んで)くれるのですが、私がリペ島に訪れた時は日本人は私ひとりだけでした。
*過去にビザランしまくっている人の場合は、わかりませんが。
まとめ:タイのリペ島に行くならマレーシアのランカウイ経由がおすすめ
日本からマレーシア(クアラルンプールとランカウイ)経由で、タイ最後の秘境リペ島までのアクセスをご紹介しました。
タイ・リペ島旅行だけではなく、せっかくなので経由地のマレーシア・ランカウイや、首都のクアラルンプール旅行も合わせて楽しんでみてください。
LCC航空券の安さの恩恵を受けて、各国を旅することが気軽になったトラベル時代。思い立ったが吉日よろしく、ぜひ良いご旅行を!
*ランカウイ島で時間のある人は、見所をまとめた記事:【ランカウイ島】マレーシア屈指のビーチリゾート旅行を楽しむ6つの方法《おすすめ観光TIPs》も参考にしてみてくださいね。