『ゴールデントライアングルの一角、タイ最北の地チェンライの雰囲気を味わってみたい!』
『チェンライの独特なデザインで有名なお寺でインスタ写真を撮ってみたいっ!』
タイ最北の地「チェンライ(Chiang Rai)」は、ラオスとミャンマーとの国境を接することで有名なエリアですよね。
チェンライ市街自体はそれほど大きくはないのですが、海外旅行好きな人ならチェンライにある独特なお寺の写真を、インスタなどで目にしたことがある人も、きっと少ないはず。
タイ北部の都「チェンマイ(Chiang Mai*呼び名が似ているので注意)」からもさほど遠くない距離にあるので、チェンマイに訪れた時に合わせて旅行するのもいいかもしれません。
そこで今回は、タイ最北の地チェンライへ1泊2日の日程で観光旅行した体験談を紹介したいと思います!
タイ好きな旅行者に限らず、建築やデザインが好きな人や業界の人も、海外旅行先の候補としてぜひ参考にしてみてくださいね。
タイ最北のチェンライで1泊2日観光旅行した体験談
今回は、タイの人気観光地の1つであり、ロングステイ先やデジタルノマドの聖地?としても有名なタイ北部の都チェンマイから、タイ最北の地チェンライに旅行しました。
チェンマイから日帰り観光ツアーもできなくはないのですが、やっぱり駆け足すぎてゆっくり観光できなさそう、、、。
- タイ北部の都市「チェンマイ」→「チェンライ」へ1泊2日旅行
どうせなら!ということで、同行者と相談した結果、チェンマイからチェンライへの旅行日数は「1泊2日」というスケジュールに。
参考:タイのチェンマイに6ヶ月以上住んでわかった世界のデジタルノマドが集まる理由
チェンライの場所(地図)
『そもそも、チェンライってどこにあるの?場所の地理的なイメージができないんだけど。』って人もいるはず。
チェンライは、ラオスとミャンマーとの国境を接するタイ最北の地に位置しています。
タイ国内の人気観光地(バンコク、プーケット、チェンマイなど)に比べたら、まだまだ知名度は高くありませんよね。
中心となるチェンライの街自体は、そんなに大きな街ではありません。少し昔の情報ですが2012年時点でチェンライの人口は、約7万人の規模とのこと(ウィキペディア参照)。
タイ国内からチェンライへのアクセス方法
▼チェンマイからチェンライの行き方
チェンライに近い同じタイ北部の都市「チェンマイ」からだと、「ローカルバス、ミニバン(乗合い)、タクシー」といった移動方法が、旅行者に一般的です。
- ミニバン(乗合い)
- ローカルバス
- タクシー
- チェンライ行きの現地ツアー
*所要時間は、車で片道3〜4時間ほど必要です。
チェンライの観光名所を巡るチェンマイ発の現地ツアーに参加したり、ミニバンを貸し切って旅行するオプションもあります。
▼バンコクからチェンライの行き方
タイの首都「バンコク」からチェンライまでの移動方法は、もう「飛行機」一択ですね。
同区間はエアアジア、ノックエアーなどのLCCも運行しています。プロモーションセールがあればより安く移動できるので要チェックですね!
チェンライでの移動手段は?
一般的な海外旅行者がチェンライで利用する移動手段は、次の方法になります。
- グラブ(Grab)タクシー:快適移動+割引クーポン活用がおすすめ
- レンタルバイク・レンタカー:自由な行動範囲広がる
- ローカルバス:安いけど機動力に欠ける
事前情報として、チェンライの観光スポットは市内中心部にすべて集まっているのではなく、チェンライ市内周辺にも点在しています(←市内中心部からちょっと距離ある)。
なので、ガソリン代が別途必要ですが、広い範囲で自由に行動できる「レンタルバイク・レンタカー」で移動する方法もおすすめです。
チェンライ観光「1日目」の様子
ここからは、私の体験談をもとに今回チェンライ旅行で巡った「有名な観光スポットなど」を紹介していきます!
まずは、1日目。
ちなみに今回、私は同行者とタイ北部の都市チェンマイから「車」でチェンライを旅行しました。
午前中にチェンマイを出発して、チェンライに到着のは、だいたい正午過ぎ。今回の移動にかかった所要時間は、山を超えて片道「およそ3時間半」。
距離にして約200kmのドライブは、さすがに疲れました(笑)
①:ホワイトテンプル(白いお寺)
まず最初の1箇所目に訪れた観光スポットは、チェンライを代表する通称「ホワイトテンプル」として有名な白いお寺「正式名:ワットプラシン(Wat Rong Khun)」です!
遠目に見るとただの白いお寺なのですが、近くで見ると鬼才を感じる独特なデザインに驚きます。天国と地獄の両方が混在した表現なのかと。
場所的には、チェンライ市内から国道1号線を13キロほど南下したところにあるので、行き方はレンタルバイクやバスなどを活用しましょう。
チェンライを訪れるのなら、ぜひ足を運びたいスポットですね。
名前 | ワット・ロンクン(Wat Rong Khun) |
場所 | Lahaul-Spiti | Pa O Don Chai Subdistrict, Chiang Rai 57000, Thailand(Googleマップ) |
②:バーン・ダム (黒い家:お寺じゃない)
黒いお寺かと思いきや、実はお寺じゃない「黒い家」として有名な「バーン・ダム・ミュージアム(Baan Dam Museum)」です。
黒い建物が敷地内に点在していて、大きな動物の骨や毛皮があったり、変わったデザインのオブジェがあったり、とにかくこちらも独特な世界観で作られた空間。
私が訪れた時は、伝統衣装を身にまとった若い男女が伝統的な踊り(舞)を披露していて、観客もかなり喜んでいました。なかなかこういった舞を見ることができなので、貴重な体験といったところ。
名前 | バーン・ダム・ミュージアム(Baan Dam Museum) |
場所 | 333 หมู่ 13 Tambon Nang Lae, Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai 57100(Googleマップ) |
③:ティープランテーション(お茶畑)
チェンライ市内から約40キロほど北に位置したところにある、広大なお茶畑「Choui Fong Tea Plantation」という人気スポットにもいってみました。
美しい茶畑が辺り一面に広がっていて、丘の頂上にあるお洒落なカフェからの眺めもすごく良かったです。
チェンライ市内から距離があるのでアクセスは少しハードル高めなので、穴場スポットといえますね。
名前 | チョイフォン・ティープランテーション |
場所 | Pa Sang, Mae Chan District, Chiang Rai 57110(Googleマップ) |
こんなに広いお茶畑をみたのは、過去にマレーシアの避暑地「キャメロンハイランド」を旅行したとき以来なので、すごく新鮮でした。
参考:【キャメロンハイランド観光】マレーシアの人気避暑地を旅行してみた体験談《紅茶農園は必見》
④:時計塔(シンボル的な時計台)
チェンマイ市街の中心地にあるのが、チェンマイのシンボル的な美しいデザインの時計台「クロック・タワー(Clock Tower Chiang Rai)」です。
デザインは、この黄金に輝く時計台だけではなく、大通り沿いの中央分離帯に立ち並ぶ街灯も同じデザインをしていました。
昼間にこの時計台を見ても素敵なのですが、夜はライトアップされるのでより美しく感じますよ。
名前 | チェンライクロック・タワー |
場所 | Suk Sathit, Tambon Wiang, Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai 57000(Googleマップ) |
⑤:ナイトマーケットの屋台街で夕食
日中はチェンマイ市内周辺の観光スポットを巡ったので、夕方はチェンライ市内で食事(夕食)を取ろうということで、多くの屋台が立ち並ぶ「ローカルな屋台街(ナイトマーケット)」へ。
チェンマイの観光名所「サンデーナイトマーケット」ほどではありませんが、細い通りには屋台がずらっと立ち並んでいて、歩くのも大変。
ちょうど広場ではイベントをしていて、タイの音楽(イーサン調)に合わせて多くの人たちが、円を描くように踊っていました(まるで盆踊り)。
そんなゴキゲンな光景を眺めながら、屋台で購入した料理を食べて満足。
名前 | ローカルマーケット |
場所 | Wiang, Mueang Chiang Rai District, Chiang Rai 57000(Googleマップ) |
⑥:チェンライの夜はクラブで夜遊び
夕食を終えて一回ホテルに戻ってシャワーを浴びてから、地元チェンマイの若者が集まる人気クラブ「PARCLUB Chiang Rai」へ遊びに行ってみました!
*もちろん移動は、グラブ(Grab)タクシーです。
クラブの建物内は2階フロアもあるほど大きな箱で、正面には大きなステージもあって爆音が轟く薄暗いフロアの中には、地元チェンライの若者たちが多く集まっていました。
クラブの入場料は、ドリンクのプランによって違っていて、スタッフがお客がどのプランをオーダーしたのかを確認できる目印のバンドを手首に付けるシステムでした。
クラブ内のピークは夜中の12時(0時)前後〜で、閉店はタイ国内の有名クラブと同様に午前1時ごろでした。
名前 | PARCLUB Chiang Rai |
場所 | 176/2 Ratbumroong Rd, ตำบล รอบเวียง Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai 57000(Googleマップ) |
チェンライ観光2日目
久しぶりのゴキゲンなクラブ遊びだった前夜の影響で、パーティーピープルよろしく翌日は軽く二日酔い気味。
さて、チェンライ観光2日目。
ちょっと遅めに起床した後はすぐにホテルのチェックアウトを済ませて、目覚まし用のコーヒーと早めのランチ(ブランチ)を求めてチェンライ市内のとあるカフェへ。
⑦:チェンライ市内のお洒落カフェでブランチ
チェンライ市内を流れる川沿いのお洒落カフェ「ザ・ワンダラー(THE WANDERER)」は、まるで森の中にいるような空間作りで素敵すぎました。
緑が多くて癒されるリラックス空間なので、タイの女の子たちが大好きそうなの理由が伺えます(←インスタ写真用)。
名前 | ザ・ワンダラー(THE WANDERER) |
場所 | 537/1 Tambon Rim Kok, Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai 57100(Googleマップ) |
⑧:ブルーテンプル(青いお寺)
食事を済ませたら、同じくチェンマイ市内中心エリアにある青いお寺、通称「ブルーテンプル」と呼ばれる「ワット・ロンスアテン(Wat Rong Sua Ten)」を訪れました。
前日に訪れた「白いお寺」と同様に、まさにインスタ映えする美しい青色のお寺。
お寺の内部も、青で統一されたデザインの素敵な空間だったのはいうまでもありません。個人的にはこの青のお寺がイチバン番好きかも。
名前 | チェンライクロックタワー |
場所 | 306 Moo 2 Rim Kok, Chiang Rai 57100, Thailand(Googleマップ) |
チェンライで宿泊したホテル(コスパ良し)
今回のチェンライ旅行で宿泊したホテルは、タイ国内で有名なホテルチェーンの「B2」ホテルです。
シンプルでスタイリッシュな部屋で、1泊600バーツ(約2100円)前後〜と格安な宿泊料金だったので、コスパも良かったです。
*1バーツ=3.5円計算
無料の水(ボトル2本)、シャンプー・ボティソープなどのアメニティも完備。
正直、ホテルに滞在した時間は短かかった(シャワー+ほぼ寝ただけ)のですが、快適に過ごせました。
名前 | B2 Chiang Rai Hotel |
場所 | 393 38-40 Thanon Baanpa Pragarn Rd, เวียง Amphoe Mueang Chiang Rai, Chang Wat Chiang Rai 57000(Googleマップ) |
ホテルの予約 | 空室確認はこちら |
以上、今回チェンマイからタイ最北の地チェンライ旅行(1泊2日)をした体験談を紹介しました。
チェンライの3色観光スポット「白」「黒」「青」をコンプリートできたので、満足な旅になったと思います。
いくつかのチェンライ観光スポットは、市内中心部から離れているところもあるので、自分に最適な移動手段(レンタルバイク、レンタカー、グラブタクシーなど)を選ぶことが、チェンライ旅行のポイント。
現地での運転が面倒なら現地ツアーに参加したり、ドライバー付きのミニバンを貸し切ったりする方法もおすすめです。
ぜひ良いチェンライ旅行を!