海外のコーワーキングスペースやカフェにいくと、ノートパソコンで仕事をしているデジタルノマドな人たちを多く見かけたりします。
日本在住でインターネット環境があれば仕事が完結するフリーランスの人たちの中には、海外でノマド生活を送っていみたいと考えている人も、きっと少なくないはず。
生活コストが高めな日本(特に大都市)で生活している人にとって、生活費の安い海外で実際にプチロングステイをしながらノマド生活を経験をすることで、大きな発見があると思います(ポジティブ思考で)。
そこで今回は、海外ノマド生活を始めたい「初心者向け」に海外プチロングステイ先(滞在先)選びの方法やコツを解説していきます!
日本を脱出して海外ノマド・フリーランス生活を送ってみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ノマド的海外ロングステイ生活を始める前に計画しておくこと
まず、海外でノマド生活を送るための滞在先探しで、事前に計画しておく点は次の通りです。
- 滞在する国・街選び
- 滞在パターン(定住型もしくは移動型)
- 滞在期間(1カ所の滞在期間、複数ヶ所に滞在するならそれぞれ)
- 宿泊費用の予算
日本からのアクセスも良くて物価の安い東南アジアの都市なら物価も安く、初心者でもコスト的にもチャレンジしやすいのでおすすめです。
海外での滞在タイプは定住型?移動型?
- 定住型:1つの国・街に長期滞在する
- 移動型:定期的に別の国や街へ移動しながら滞在する
1つの国・街に長期滞在する定住型は、もはや日本以外にもう1つ拠点を置いてデュアルライフ(複数拠点生活)を作り上げることにピッタリです。
また、1つの街に数週間〜1ヶ月もしくは2〜3ヶ月単位で滞在して、また新しい国・街へ移動する(←繰り返し)スタイルは、一般的な海外ノマド生活スタイルといえます。
インターネット環境があれば仕事が完結するデジタルノマドですが、仕事のプロジェクト単位で滞在する国・街を変えて移動する人も少なくありません。
海外ロングステイする生活費用1ヶ月の目安は?
滞在する都市や生活スタイルによりますが、私の経験からいうと比較的物価の安い「東南アジア」であれば「月10万〜15万円」くらいあれば、1ヶ月の滞在費としては余裕かなと。
欧米のデジタルノマドが、タイのチェンマイやインドネシアのバリ島などにこぞって訪れる理由も、やっぱり滞在費用が圧倒的に安い点も挙げられます。
私の実体験からいうと、頑張って生活レベルを落とせれば「月10万以下」でも生活できますが、食生活や住環境などある程度ローカルに馴染める現地環境への適応能力が必要ですね。
過去には私自身、1ヶ月10万円程度でフィリピンのセブ島、タイのプーケットやチェンマイ(記事で紹介してないけど、バンコクも)で海外ロングステイ経験があります。
ノマド的海外ロングステイ滞在先選び方
海外ノマド生活をするためのプチロングステイ先を選ぶ方法は、主に次の3パターンです。
- エアビーアンドビー(Airbnb)で部屋を借りる:初心者向け
- ホテル滞在する:初心者向け
- 現地アパートやコンドミニアムと直接契約して部屋を借りる:中〜上級者向け
過去に私自身、上記3パターンすべての方法でノマド的な海外ロングステイ生活を送った経験があります。
*ちなみに「③現地アパートやコンドミニアムと直接契約して部屋を借りる」パターンは、海外ノマド初心者にはちょっとハードルが高めなので(無理じゃない)、また別の機会に解説したいと思います。
海外ノマド初心者におすすめの海外ロングステイ先を探す方法
結論、海外で初めてノマド生活を始めたい人へのおすすめ滞在パターンは次の2つです。
- エアビーアンドビー(Airbnb)で部屋を借りる
- ホテル滞在する
まずは、これらの方法をでこれから「お試し」に、数週間〜1ヶ月くらい海外プチロングステイ体験をしてみて、海外ノマド生活の経験値を上げていくことです。
①エアビーアンドビー(Airbnb)をフル活用する技
まず、ノマド初心者に限らず海外での滞在先選びで、個人的にもおすすめな方法は「エアビーアンドビー(Airbnb)」をフル活用して滞在場所(宿泊施設)を探すこと。
現地のコンドミニアムやアパートメントの小ぎれいでセンスある部屋(家具・家電付き)を簡単に借りられることで、すぐに海外でプチロングステイ体験が始められます。
▼エアビーアンドビーを選ぶメリット
エアビーアンドビーを活用する大きなメリットは、1週間単位や1ヵ月単位で予約した場合の特典『長期割引(週割引・月割引)』があることで、コスパが良くなる点です。
他にも、エアビーアンドビーのメリットを挙げると、こんな感じ。
- 手軽にお洒落な部屋が借りられる
- キッチン(調理器具)付きの部屋なら料理もできる
- 貸切タイプの部屋ならプライベート空間が持てる
- ホテル泊にはない現地生活体験が得られる
また、長期割引が適応される場合、立地の良い場所にコスパ良く滞在できるのはもちろんのこと、キッチン付きの部屋なら簡単な自炊もできるので、海外でロングステイするのに最適なんです。
▼部屋を予約する前の注意点
エアビーアンドビーで宿泊先を予約する前に気をつけたいことは、次の通り。
- 長期割引がない部屋もある:部屋のオーナーによる
- 以前宿泊した人のレビュー確認:ネガティブな要素がないか
- 部屋の立地条件を地図で確認する:ライフスタイルに合うか+アクセスしやすいか
*もはや、WiFiインターネット環境が完備されている部屋という前提条件は、いうまでもなく必須です。
部屋によっては長期割引がなかったりするので、1〜2日など短期滞在だと、ホテル泊の料金よりも割高になる場合もあります。なので、短期滞在ならホテル泊も検討するようにしています。
※もちろん短期滞在でもエアビーアンドビーで部屋を借りることもあります。
私が実践するAirbnbでの部屋選びの検索方法
ちなみに、個人的にも過去に何度もエアビーアンドビー(Airbnb)を利用して海外プチロングステイをした経験があります。
そんな私が、エアビーアンドビーで海外の滞在先(部屋)を選ぶ時の基準や検索方法は、こちら。
- 部屋のタイプは「貸切」を選ぶ:完全にプライベートな空間で生活できる
- 滞在期間:1週間単位や1ヶ月単位(28〜30日間)に設定する:長期割引がある部屋を選ぶ
- 部屋の内装・設備の充実度:清潔感があってお洒落な部屋で過ごしたい
- 部屋のオーナーの評価:信頼できるオーナーかの判断基準
- 部屋の立地:周辺の交通機関などアクセスのしやすさ確認する
ポイントとしては、部屋内を撮影した写真にセンスがあるかどうかも、ある程度部屋選びの基準にしています。なぜなら、部屋のオーナーのセンスが垣間見れるからです。
個人的な見解ですが、スーパーホストと呼ばれる評価の高いオーナーの部屋は、やっぱり部屋の内装にセンスや清潔感があって、写真の見せ方も上手だと思います。
②ホテルに長期宿泊するコツ
次に、海外ノマド初心者におすすめする海外プチロングステイ方法の2つ目は、「ホテル」に長期滞在することです。
- ホテルのサービスが利用できる(ベットメイキング・朝食付きなど)
- プライベートな空間で宿泊できる
- ホテルなので清潔感もある程度担保されている
できれば高級なホテルに長期滞在してみたいものですが、潤沢な予算がある人ならまだしも、実際多くの人にとってハードル高いですよね。
とはいえ、ある程度予算を抑えながらコスパよくホテルに滞在することは、現実的にできなくないわけではありません。
▼コスパ良くホテル滞在するコツ・選ぶ基準
私も実践するできるだけホテルに費用を抑えながら長期滞在するコツやホテル選びの基準は、次の通りです。
- 低予算でも宿泊可能な中級ホテルを選ぶ
- 観光ハイシーズンではなくローシーズンでの宿泊予約する
- できるだけセンスや清潔感のあるホテルを選ぶ
- 立地条件を人気エリアから少しずらす
- 海外ホテル予約サイトの割引クーポンを活用する
海外ホテル予約サイトのアゴダ(Agoda)などでホテル検索をしてみると、供給過多になっている人気旅行先のホテル激戦区では、意外とお手頃な料金で宿泊できる中級ホテルがあったりします。
またもし可能なら、観光のローシーズンであればハイシーズンに比べて更に安く宿泊料金を設定しているホテルもよくあるので、渡航先のタイミングをずらす事もポイントです。
▼ホテル長期滞在した体験談
タイ屈指のリゾート地「プーケット」では、美しいビーチにほど近いホテルで、ローシーズンに約1ヶ月ほど長期滞在しました。
参考:【海外プチ移住】タイのプーケットで約1ヶ月ロングステイしてみた体験談《ビーチ生活費用公開》
▼海外ホテル予約サイトの割引クーポンを活用する
さらに、少しでもコスパ良く宿泊したいなら、海外ホテル予約サイトのクーポン割引を活用することも忘れてはいけませんね。
私もよくこれらの海外ホテル予約サイトでホテル予約をしていますが、「塵も積もれば山となる」のことわざがある通り、毎回割引が得られるように心がけています。
もし予算に余裕があれば、渡航先の街にあるいくつかホテルに目星を付けておき、実際に宿泊してみてその中から気に入ったホテルに長期滞在する方法がいいかもですね。
ゲストハウス・バックパッカーズホステル滞在は?
ゲストハウスやバックパッカーズホステル滞在は、もちろん宿泊費用をできるだけ安く抑えたい人にとって、王道の選択肢ですよね。
過去には私自身、一つの部屋に2段ベットがいくつか並んでいるタイプの部屋や、カプセルホテルっぽくしたタイプの部屋があるゲストハウスで、他の旅行者と宿泊した経験も多々あります。
▼メリット・デメリット
センスの良くて清潔感のなるゲストハウス・バックパッカーズホステルなら、他国からやってきたデジタルノマドや旅行者と仲良くなれるチャンスもありです。
- 短期間の滞在でも宿泊費用が抑えられる
- 他の宿泊客との交流もできる(語学力+コミュ力次第)
- カフェを併設したお洒落な宿泊施設もある(作業環境に最適)
- プライベート空間がない:カプセルホテル型でも完全ではない
- 共同バスルーム:潔癖症の人はつらいかも
- 就寝時は耳栓が必要かも:周囲の雑音で寝られない場合も
【デメリット】
とはいえ、やっぱり周囲に気を使う場面も多いので、正直快適に滞在できるとは言えません。
最低限小汚い宿泊施設よりは、やっぱりデザインセンスや清潔感のあってレビューも高評価なところを選ぶことが、とても大事ですね。
まとめ
海外でプチロングステイをしてみたい海外ノマド初心者の人に向けて、おすすめな滞在先選びの方法を解説してみました。
私自身、もちろん普通に海外でホテル滞在することもあるのですが、やっぱりエアビーアンドビー(Airbnb)は海外ノマド生活には欠かせないサービスになっています。
ホテル泊とは違って、気軽に海外でお洒落な家具付きの部屋を長期間借りられるのは、便利すぎる神サービスです。
現地で一定期間暮らす体験をしてみると、また違った世界が見えてくるので、ぜひ一度試してみる価値はあり!
これから日本を脱出して、海外ノマド生活・プチロングステイ生活をはじめてみたい人は、参考にしてみてくださいね。