経済発展著しいフィリピンで現地採用などこれから海外就職として働く人は必見!
フィリピン社会保障の1つ「Pag-IBIG」の個人ナンバーを取得方法をご紹介します!
インターネットとケータイがあれば簡単に取得可能(わかりやすい解説付き)なので、ぜひ参考にしてみてください。
フィリピンの社会保障のひとつ「Pag-IBIG」ナンバーを取得した体験談!
そもそもPag-IBIGとは?
フィリピン現地採用の外国人労働者を含む、フィリピンで働く労働者のための福利厚生の1つが通称「Pag-IBIG(持家促進相互基金)」です。他にもSSS(社会保障制度)、Philhelth(健康保険)があります。
持ち家促進相互基金は、正式通称「HDMF(Home Development Mutual Fund)」と呼ばれていて、住宅を購入するときの資金の貸付けサービス等を提供する融資機関です。
月額の給料の金額によって掛け金が異なるのですが、月収5000ペソ以上であれば、毎月100ペソの掛け金となります。掛け金を元に、将来持ち家をローンで購入する際の原資に当てることができる、ファイナンスの選択肢の1つなのです。
Pag-IBIGの個人ナンバー取得方法(オンライン)
フィリピンの福利厚生の1つ「Pag-IBIG(持家促進相互基金)」の個人ナンバーの取得方法を簡単にご紹介します。Pag-IBIGのウェブサイトからオンラインで取得可能です。ステップ順に解説するので、以下参考にしてみてください(2015年12月情報)。
※政府機関の方針により予告なく取得方法が変更になる場合があります。
▼ステップ1:Pag-IBIGのウェブサイトにアクセスする
※Pag-IBIGのウェブサイト:Pag-ibig Fund
▼ステップ2:メインページ場の「e-service」を選択する
▼ステップ3:「Membership Registration」を選択する
▼ステップ4:「Register as New Member」にチェックして「Continue」を選択する
▼ステップ5:スパム防止用のコードを入力して「Proceed」を選択する
▼ステップ6:各項目に自分の名前と両親の名前を入力して「Next」を選択する
▼ステップ7:各項目に誕生日などを入力して「Next」を選択する
▼ステップ8:各項目に住所を入力して「Next」を選択する
▼ステップ9:メールアドレスと電話番号を入力して「Next」を選択する
▼ステップ10:特に入力することなく「Next」を選択する
※人によっては入力する必要があるかもしれません。私の場合は、特に入力する項目がありませんでした。
▼ステップ11:各人のカテゴリーを選択して「Next」を選択する
▼ステップ12:これまで入力した情報を再確認する場合は「Review MDF」を、問題がなければ「Sunbit Registration」を選択する
※MDF =Member's Data Form
▼ステップ13:登録完了!「Print MDF」を選択して登録された情報をプリントor保存する
※重要:MDF (Member's Data Form)のデータは、ちゃんと保存しておきましょう。
▼ステップ14:MDFに表示された「RTN(Registration Tracking Number)」を確認する
ちなみに、ステップ9で登録したケータイ番号にも、以下のようにRTN(Registration Tracking Number:登録番号)がSMSテキストメッセージで届きます。
▼ステップ15:登録から2営業日後にPag-IBIGナンバーの受取依頼メッセージが届く
前述の登録から2営業日後に、ステップ9で登録したケータイ番号に、SMSテキストメッセージで「Pag-IBIGナンバー受取依頼」メッセージが届きます。
Pag-IBIGナンバーを取得するため、SMSメッセージの指示に従って『IDSTAT[スペース]RTN登録番号[スペース]誕生日』を指定の番号にテキストメッセージします。
▼ステップ16:最終的にPag-IBIGナンバーがSMSメッセージで届く
ステップ15でメッセージを送信して、しばらくすると「Pag-IBIGナンバー」がSMSメッセージで届きます。
以上、目的のPag-IBIGナンバーが無事に取得できました。
まとめ:フィリピン社会保障「Pag-IBIG」ナンバー取得は意外と簡単!
フィリピンの社会保障の1つ「Pag-IBIG」のナンバー取得に今回挑戦してみました。特に費用は必要なく無料、所用時間もトータル3日間(うち2日は待つだけ)で、実質の作業時間は30分程度でした。
正直、フィリピンで会社員として働く場合の福利厚生として、Pag-IBIGのサービスをフル活用してローンを組み、フィリピンで持ち家を持つ計画!!は、いまのところないのですが。
フィリピン国内の現地企業で就職する人は、恐らく加入することになるので、ぜひ参考にしてみてください。