日本を飛び出して海外就職!日本からの遠隔就活ではなく実際に働き生活したい国に赴く!
実際に私自身がフィリピンに移住して就職活動してみた体験談をご紹介します。
フィリピンに限らず、タイ、マレーシアなどの東南アジアASEAN諸国の海外就職にも役立つ内容だと思うので、興味のある方は、ぜひご一読くださいませ。
海外就職目指してフィリピン移住!セブで就活してみた!
予てより考えていた経済発展の著しい東南アジアASEAN諸国での海外就職!それを目指して、日本から遠隔操作的な就職活動ではなく、実際に働いてみたい国に移住して就活する方法を選んでみました。
そんな東南アジア諸国の中でも、過去に海外旅行で訪れたことのあるタイ、マレーシア、フィリピンを候補に就職活動してみようと考えいた中、まず最初に選んだ国がフィリピンでした!
アジア海外就職でまずフィリピンを選んだ主な理由
- 東南アジア諸国の中では、経済発展の劣等生と謳われてたらしいフィリピンも、近年の経済成長は目を見張るものがある点(まだ給料は安そうだが、市場のイニシアチブがあると期待)
- 英語を学ぶために私自身フィリピン留学をした経験があり、他の候補国よりも親しみのある国だった点
ちなみに、海外就職活動のための移住と言っても、そもそもいきなり永住権取得を狙うといったものではなく。
まず訪れたフィリピンの観光ビザを延長しながら滞在+就活する方法です(将来は永住権取得も視野に入れてます)。
フィリピン海外就職で実践した8つの就活プロセス公開!
以下、アジア海外就職を目指して、現地フィリピンのセブで海外就活した時の手順をステップ1〜7までご紹介します!
海外就職ステップ1:履歴書・職務経歴書・英文履歴書の準備
言わずもがな、まず始めに準備したものが日本語の履歴書、職務経歴書、英文履歴書の3つです。
フィリピンに進出している外資系企業はもとより、日系企業の求人に応募する際にも、現地フィリピン人の社員がいる場合も多くあり、海外就職の場合は英文履歴書の提出するのがデフォルトと考えて、事前に準備しておきましょう。
▼英文履歴書の書き方について
日本人にあまり馴染みのない英文履歴書に関しては、ただ日本語の職歴を英訳しただけでは効果的ではありません。
業務内容などを動詞から書き始めたり等の英文履歴書なりの書き方のフォーマット?があるのです。以下の書籍などを参考に対策をしておくことをおすすめします。
[amazonjs asin="4789015173" locale="JP" title="英文履歴書の書き方Ver.3.0"]▼フィリピン特有?英文履歴書の書き方に驚き!
実際に用意した英文履歴書を、後に訪れた現地フィリピンの転職エージェントのアドバイザーに確認してもらったところ、英文履歴書の書式を手直してほしいと要望がありました。
スタンダードな英文履歴書を用意したはずだったのですが、なんとフィリピンには特有の英文履歴書の書き方が存在したのです!
それは、生年月日、性別などは日本式の書き方と同じよう書き加えることは理解できるとして、イチバン驚いたのが「身長、体重」まで英文履歴書に記載することでした!
(※転職エージェントや応募するフィリピン国内にある企業によって記載の必要性の有無は異なるかもしれません)
この点については、ちょっと個人情報公開し過ぎじゃないの?、、、と。男性ならともかく、女性の場合も身長や体重を英文履歴書に記載する必要があるなんて(笑)フィリピンだけなのでしょうか?疑問です。
海外就職ステップ2:アジア海外就職を支援する転職エージェントに登録
東南アジア諸国に拠点を構える転職エージェントや、海外就職をサポートする日本国内の大手転職エージェントに登録することです。
ポイント:1つの転職エージェントだけに登録するのではなく、2〜3つの転職エージェントに登録して選択肢や可能性を広げておくことも重要です。
海外就職ステップ3:転職エージェントと面談
登録した転職エージェントのキャリアカウンセラーとヒアリングを兼ねた面談を行います。基本的に、日本人の海外就職を支援する転職エージェントであれば、担当キャリアカウンセラーも基本的に日本人なので安心。
面談方法としては、実際に海外にある転職エージェントの現地オフィスを訪ねる場合と、日程や地理的な関係からスカイプを利用した面談の2パターンがあります。
▼転職エージェントのキャリアカウンセラーと行った面談内容の例:
- 過去の職歴内容やスキル(英語力等)の確認
- これから海外就職で志望する国や職種の確認
- 現地の求人動向の説明
- その他質問、など
転職エージェントが求職者を支援するために必要な情報や自身のアピールポイントなどの情報を提供します。
海外就職ステップ4:現地フィリピンの募集求人に応募
転職エージェントのキャリアカウンセラーとのヒアリング後、自分の志望する職種や条件にマッチする求人情報がアドバイザーから送られてきます。
まずは仕事内容、勤務地や必要な英語スキル、また給料などの待遇面の求人情報から、応募するか否かを見極めます。
ポイント:興味のある求人情報が届いたらすぐにキャリアカウンセラーに連絡すること。
企業が募集するポジションを獲得するのは言わば早いもの勝ち!つまり、得られる求人情報にも鮮度があると考え、気に入った求人情報には迅速にアプローチすることが重要です。
海外就職ステップ5:英語面接トレーニング&対策
フィリピンに限らず東南アジアの海外就活で応募する企業によっては、英語面接がある場合もあります(※海外ににも関わらず日本語環境だけで業務が行われるところは、英語面接を設けてないかもしれません)。
基本的に英語を活かしたポジションで、将来のキャリアアップが見込める仕事をフィリピン及び東南アジア諸国で探していた私にとって、英語面接は想定内の手順。
[amazonjs asin="4860640497" locale="JP" tmpl="Small" title="採用される英語面接 対策と実例集 (CD book)"]私自身が英語面接に慣れていなかった点と、志望していた企業の社内は英語環境が基本だった点もあって、個人的にも気合いを入れて対策したポイント。
海外就職ステップ6:フィリピン現地で志望企業と英語面接(1次・2次)
個人的な体験例でご紹介すると、とても興味のあったとフィリピンにもオフィスを構える企業との面接を、フィリピン現地に拠点を持つ転職エージェントにセッティングしてもらいました(現地採用枠)。
日系ではなくいわゆる外資系企業だったこともあって、人事担当者からの電話(面接の日程を調整するため)も、すべて英語で応対した経緯があります。
英語での面接だったので、事前にステップ5の準備対策をして英語面接に臨みました。
海外就職ステップ7:結果通達(採用or不採用)
就職を志望する企業との面接の後に待っているのが、採用の結果通達です。採用か不採用か、ドキドキして結果を待ちわびる光景が目に浮かぶと思います。
私の体験談では、上記ステップ6の例で挙げた企業の2次面接日の翌日に、転職エージェント経由で採用(内定)結果報告の連絡を受けました。
第1志望の企業だったこともあり、これまでご紹介した英文履歴書準備から英語面接まで、一連のフィリピンでの海外就職活動の成果が実った瞬間でした。
もし不採用の場合は、すぐに気持ちを切り替えて別の求人への応募や、別の転職エージェントからの情報提供を促すなどの対策も考えておきたいところ。
※所用期間:実際にフィリピンを訪れ、転職エージェントのヒアリング(面談)を受けてから、例に挙げた志望企業の採用(内定)通達までの期間は、約40日(1ヶ月+10日)でした。お世話になった転職エージェントの諸事情もあり、少しゆっくりしたペースでした。
まとめ:フィリピン及びアジア海外就職するなら現地で!
私自身が、実際にフィリピンに移住して実践した海外就職活動の流れをご紹介しました。
もし、仕事がみつからなかったら?というリスクもありますが、転職エージェントを活用して、東南アジア各国で働きたい都市での就職サポートを同時に行い、リスクヘッジをしておけば問題ないと考えます。
現地フィリピンでの海外就活の利点を挙げれば、やはり志望企業との面接に対して、スピーディーで柔軟な対応ができたこと。求人情報も生もの(?)なので、早いもの勝ちのごとくチャンス(内定)を掴めたと思います。
フィリピンや東南アジアで海外就職をお考えの人は、日本から海外就活する方法に加えて、実際に現地に移住して就活するパターンもあるので、ぜひ参考にしてみてください。
※補足:時間や金銭的な制限から、日本から海外就活(例:フィリピン)をする場合は、転職エージェントや志望企業とスカイプを利用した後、志望する企業との直接面接(例:最終面接)のために、現地(マニラやセブ)に訪れなければならない場合があります。
日本国内で働いている人は、有給休暇などを利用して、弾丸で訪れる覚悟が必要です。
【フィリピン海外就活のおすすめ滞在エリア!】
フィリピン首都マニラの場合:日系企業などが多く進出しているビジネスオフィス街のマカティ地区(東京の丸の内のようなエリア)周辺が便利。
詳細:マニラのおすすめホテル
フィリピン第二の都市セブの場合:リゾートホテルが立ち並ぶマクタン島よりも、セブ本島にあるセブシティのITパーク周辺やアヤラモール周辺の滞在が最適。
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