『セブ島で一番高い山オスメニアピークって、一体どんなところなの?ガチな登山者じゃないとムリなのかぁ。』
『セブ周辺の海で遊ぶのもいいけど、たまには山に登ってアウトドア体験してみたいっ!』
南国フィリピンのセブ島といえば、美しい海でのマリンアクティビティですよね。
でも、セブ島の魅力は海だけじゃないんです!実は、セブ島の「山」にも人気な観光スポットがあるのを知っていましたか?
そこで今回は、人気の観光スポットにもなっているセブ島で一番高い山「オスメニアピーク(Osmena Peak)」を、私の体験談をもとにご紹介します!
運動不足な人でも気軽に山頂まで登れる山「オスメニアピーク」でなので、ぜひ楽しんでみてくださいね!
セブ島最高峰の山『オスメニアピーク』でハイキングに挑戦!
今回ご紹介する南国フィリピンのセブ島で一番高い山『オスメニアピーク(Osmena Peak)』は、セブ島南部に位置しています。
その標高は海抜1013メートル、山頂からは海を隔ててボボール島のある東側の空からのサンライズ(朝日)と、西側のネグロス島側に沈むサンセット(夕日)の両方を眺められるポイントです。
近年、ハイキング好きな人だけではなく、観光客も訪れるセブ島の観光スポットの1つとして、人気を博しています。
セブ島最高峰オスメニアピークの場所
フィリピン・セブ島最高峰のオスメニアピークの場所は、セブ島南部に位置しています。
セブ島南部に位置するため、人気の「ジンベイザメウォッチング」や「カオサン滝での川遊び」の旅行プランと合わせて訪れることもできるでしょう。
セブ市内からオスメニアピークまでの行き方
セブ市内からセブ島南部のオスメニアピークまでの行き方については、以下の記事を参考にしてください。
麓から山頂までわずか30分!気軽なハイキングが魅力のオスメニアピーク!
ここからは、オスメニアピークの麓(ふもと)から山頂までハイキングした様子を簡単にご紹介してきます!
▼オスメニアピークの関所(?)で登山料をお支払い!
セブ島最高峰の山「オスメニアピーク」といっても、近年訪れる登山者が多くなったことから、山の麓(ふもと)には関所のような建物ができていたことに、まず最初に驚きました。
まぁ、ビジネスチャンスの少ない田舎の立派な収入源として当然といえば、当然か。
関所(?)の建物は、比較的新しくきれいで、女性にはうれしいトイレも完備されていました(トイレ使用料1回5ペソ也!)
その入り口のデスクでは、ちゃんと登山料をお布施として支払い、登山名簿に名前と時間を記す必要がありました。
ちなみに、料金表は壁に貼付けられた紙に、手書きの文字で表記されていたのが、なんともフィリピンらしい。
日帰りのハイキングだったので、大人1人30ペソを支払いました(2016年情報)。
山頂まで特に地図がないので、不安な人は、入り口の建物でガイドも頼むこともできるようです(実際、初老のおばさまに声をかけられました)。個人的には、ガイドはいらないかなーと思っています。
▼オスメニアピークの頂上目指してハイキング開始!
登山料を支払ったデスクのスタッフが、30分くらいで登れるとアドバイスをしてくれていたので、今回私はガイドを頼まず、ハイキング開始!
常夏のセブ島の中でも特に暑い夏の5月(雨も少ない)に訪れたせいか、良くも悪くも山道に緑が生い茂る光景が広がっていなかったので、逆に道がわかりやすくて、好都合でした。
麓の建物から登り始めて10分くらいの所で、後ろを振り返ると、、、。
すでに、ちょっとした絶景が広がっています。日中の暑い時間帯だったのですが、標高が高く少し涼しかったのと、風の心地よさもあって、運動不足のカラダからかいた汗がすぐに吹き飛びます。
言い忘れていましたが、さすがに日中の天気の良い日に日帰りでハイキングに訪れる場合は、Tシャツと短パンとスニーカーで十分だと思います。
※天気の良くない日や、テント泊で一夜を過ごす場合は、それなりの格好を準備しておく必要があります。
途中、水分補給しながら、ゆっくり登山用の道を山頂に向かって足を進めていくと、目の前にオニギリ型の山がいくつか見えてきます。
山頂らしきオニギリ型の山に近づいたら、とりあえず迷わず登ってみましょう。きっと、その山のてっぺんが山頂です。
今回の目的地、セブ島最高峰のオスメニアピークはもう目の前!ちょっと興奮しながら、足取り軽く進むこと、数十歩。美しい光景が迎えてくれます。
▼オスメニアピーク頂上からの景色!
額の汗がスゥーっと乾ききる爽快さに加え、目の前に広がる光景に心が踊りました!
オスメニアピークの頂上からは、ダイビングで有名なモアルボアル(Moalboal)や、バディアン湾に浮かぶバディアン島(Zaragosa island)も臨むことができます。
ボホール島の観光名所「チョコレートヒルズ」にも似た山々が連なる景色。もうボホール島まで行かなくても良いかもって思ってしまうくらい。
頂上で、しばらく景色をぼーっと眺めると、心が澄み渡っていく感じがします。
関所のある麓から山頂までに要した時間は、ハイキングでたったの30分。足腰の強い人だと、もっと早く登れるでしょう。
今回はテント泊の予定ではなかったのですが、日よけ用にテントを持参していたので、テントを張ってランチを取りました。
テントのオニギリ型の窓から、オニギリ型の山々を眺めながらの食後の昼寝も、なかなかのもの。
ちなみに、山頂付近には気候が栽培に適しているのか、所々に「キャベツ畑」が広がっています。
傾斜があって、岩だらけ!の土地に畑を作って、生計を立てている人達がいることが伺えるので、ぜひ足下には注意したいところ。
写真ではわかりにくいかもですが、私のテントも小さく見えるくらいの距離にある別の山に登ってみるのも、面白いです!
※個人的な妄想ですが、この景色のような全く木がない山や高原を見ると、小さい頃にハマったゲーム「ドラクエ(ドラゴンクエスト)」の主人公になって冒険している気分に。
山頂までの道中、タイミングが良ければ、ヤギや子ヤギさんの姿にも癒されます。放し飼いの子ヤギが走りまわっているのどかな光景は、今回のハイキングの隠れた魅力の1つでした。
まとめ:意外と簡単に登れたセブ最高峰のオスメニアピーク。
以前、セブ市内にある隠れた絶景スポットとしてご紹介した「シラオピーク(Sirao Peak)」とは、また違った表情を眺められるセブ島最高峰のオスメニアピーク。
本格的な登山ではなく、運動不足の私でも一汗かくくらいで登れるレベルなので、登山初心者でも安心です。
ただし、山の天気は変わりやすい点、また雨期の時期には山道のコンディションがよろしくない場合もあるので、気をつけておきたいところ。
それを含めて、セブ島の自然を楽しみたい人にはピッタリのオスメニアピーク、おすすめです!アウトドア派な人は、セブ島の海に限らず「山」も存分に味わってみてはいかがでしょうか。