『セブ島で一番高い山オスメニアピークに行ってみたいっ!セブ市内からどうやって行けばいいの?』
『ツアーとかじゃなくて、友達と自力でアクセスする方法が知りたいっ!できれば安く行きたいなあ。』
南国フィリピンのセブ島で一番高い山として有名な「オスメニアピーク(Osmena Peak)」ですよね。
セブ島を訪れている旅行者や語学留学生の中には、そんなオスメニアピークに遊びに行きたいって人も、きっと少なくないはず。
そこで今回は、セブ市内からオスメニアピークまでの行き方をわかりやすくご紹介します!
セブ市内からのプチ旅行にもピッタリな旅行先「オスメニアピーク」を少人数で目指すことを想定して、アクセス手順をまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
セブ市内からオスメニアピークまでの行き方
南国フィリピンのセブ島で一番高い山といえば「オスメニアピーク(Osmena Peak)」です。
アウトドア派に限らず、近年は一般の観光客にも知名度が上がっているスポットで、決してハードな登山ではなく気軽に登れるのも、その人気の理由のように思います。
ちなみに、実際そのオスメニアピークを登ってきた個人的な体験談は、以下の記事でご紹介しました。
今回は、実際に私が体験した「少人数でオスメニアピークに遊びに行く」場合を想定して、セブ市内からオスメニアピークまでの行き方をご説明していきます。
少人数ではなく大人数のグループの場合であれば、レンタカー(バン)を貸し切って直接オスメニアピークまで向かう方がおすすめです。
セブ島で一番高い山「オスメニアピーク」の場所
セブ島の最高峰といわれる「オスメニアピーク(Osmena Peak)」の場所は、セブ島南部に位置しています。
セブ市内から向かう場合、セブ島屈指の人気観光スポットであるカワサン滝や、ダイビングで有名なモアルボアルも地図上では近くに見てとれます。
ちなみに、ジンベイザメと泳げることで有名なオスロブ(Oslob)は、セブ島のもっと南方に位置しています。
セブ市内〜オスメニアピークまでのアクセス手順・所要時間
セブ市内からオスメニアピークまでの大きな流れとしては、以下の通りなのでとっても簡単です。
- セブ市内のサウスバスターミナルから中継地のダラゲテに向かう(約3時間)
- 中継地のダラゲテからオスメニアピークの麓を目指す(約30分)
所要時間としては、早くてもトータル片道3時間半から4時間くらいは必要になります。
▼ステップ1:セブ市内のサウスバスターミナルから中継地ダラゲテに向けて出発!
まず最初に、白タクシーやグラブ(Grab)でセブ市内にある「サウスバスターミナル(South Bus Terminal)」を目指しましょう!
セブ市内には「ノースバスターミナル(North Bus Terminal)」もあるので、間違わないように気をつけてくださいね!
サウスバスターミナルに到着したら、中継地点である「地名:ダラゲテ(Dalaguete)」にも停車するバスを探しましょう。ターミナル内にいる係員さんに聞けば、どのバスか教えてくれますよ。
- バス運賃:105ペソ前後(エアコン付バス)
バス内で運賃を支払う際に、乗務員のお兄さんに「ダラゲテ(Dalaguete)に着いたら教えてね!」とお願いしておきましょう。加えて、周囲のバス乗客にもお願いしておくと安心です。
▼ステップ2:中継地ダラゲテ(Dalaguete)で下車+バイクタクシーに乗換え
バスに揺られること約3時間、中継地のダラゲテ(Dalaguete)に到着したらバスを下車します。
ちなみに、バスの停留所はセブ市内で乗車したバスターミナルのようなところではなく、商店が立ち並ぶただの通り沿いですが、不安にならないように!
※周囲にはコンビニもあったり、いくつかお店が立ち並んでいるので小休憩ができます。
ダラゲテに到着したら、バイクタクシー(現地通称:ハバル・ハバル)のドライバーを探して、目的地オスメニアピークの麓(ふもと)まで向かいます。
ちなみに、バイクタクシーの料金は、ドライバーとの交渉次第です!
※私の場合(同行者合わせて2人分)、最初の交渉時は片道1人150ペソだったのですが、往復の移動をお願いする代わりに割引してほしいと伝えると、結局2人分で往復500ペソになりました。
ダラゲテのバス停〜オスメニアピークの麓までの往復移動と、オスメニアピーク登山中の間は麓で待機してもらう約束で、1人往復250ペソでした。
オスメニアピークまでの道中、後述するマンタロンゴン市場によってもらい、食べ物を調達していた時間もあるので、個人的には妥当かなと。
▼ステップ3:バイクタクシーで目的地オスメニアピークの麓まで移動
ダラゲテのバス停周辺で、バイクタクシードライバーと交渉完了したら、あとはバイクに揺られてオスメニアピークの麓を目指して移動です!
バス停周辺は、比較的緩やかな上り坂ですが、次第に急な勾配になったり。
山の中を走り抜ける爽快感と新鮮な空気に、道中ちょっと癒される場面も、、、。
意外と道路が舗装されていてスムーズに移動できると思いきや、、、途中から道路が舗装されていない場所が。
工事中の道路が一面、真っ白なポイントもあって(鉱山が近いのか?)、日差しの照り返しも重なり、サングラスなしでは眩しいくらい。
ダラゲテからオスメニアピークに向かう途中、山の中腹にある街「マンタロンゴン(Mantalongon)」を通り抜けます。
ちょっと小腹が空いていたのと、食料を買い出したいこともあって、ドライバーにお願いしてマンタロンゴン市場で小休憩。
マンタロンゴン市場は、想像していた通りローカル感いっぱいの場所です。
建物1階は食料品や日用雑貨など、2階は衣料品が売られていて、山中で生活する人達には欠かせない場所なんだろうなと思う光景が広がっていました。
買い出しを終え、再びバイクを走らせていくと、高い山々が連なる景色が見えてきます。
オスメニアピークの標高は1000メートルを超えていて気候も異なるためか、キャベツ、キャベツ、キャベツ!至る所に、キャベツ畑がありました。
そうした光景に気を取られていたら、やっと着きました。今回の目的地、オスメニアピーク麓の登山口に到着です!
オスメニアピークの看板もありますが、その目の前にある、ゆるーい感じで井戸端会議をしている人達が集まる売店も目印。
こちらが、オスメニアピーク麓にある登山口の看板。いつまでこの看板が利用されるかわかりませんが、看板の指し示す先には、登山者用のオフィス(関所?)もあるのでご安心を。
お待たせしました!いよいよ、この場所からセブ島最高峰オスメニアピークの登山の開始です!
まとめ:オスメニアピークまでのアクセスは意外と簡単だよ
今回ご紹介した通り、セブ市内からオスメニアピークの麓までのアクセスは、途中の中継地ダラゲテで1回乗り換える必要はありますが、意外と簡単なことがお分かりいただけたと思います。
冒頭にもあるように、大人数で行く場合は、バンを貸し切った方が便利なのは間違いありません。
少人数でオスメニアピークを目指す場合には、ちょっとした冒険っぽいプチ旅行になると思うので、役立ててみてください。
セブ島で一番高い山のオスメニアピークは、アウトドア好きが人が挑戦するハードな登山ではなく、観光客や運動不足の人でも気軽に登れる(?)ちょっとしたハイキングレベルなので、ぜひ楽しんで!