【タイ】2022年12月チェンマイのイミグレーションでビザ延長申請する方法《ノービザ・観光ビザ》

タイチェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法2022年9月

『ノービザ(観光ビザ免除)でタイのチェンマイに来ているけど、もう少し長く滞在してみたいっ!』

『チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法って、一体どうやってやるの?』

タイ北部の都市チェンマイは、海外旅行者、デジタルノマドやリタイヤ組をはじめ、長期滞在先として人気な街ですよね。

そこで今回(2022年12月時点)は、「ノービザ(観光ビザ免除)」や「観光ビザ(延長したい)」でタイ訪れた人向けに、チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法を、私の体験談をもとに紹介したいと思います!

タイ北部のチャンマイの魅力に取り憑かれた人(?)は、ぜひ参考にしてみてくださいね!

▼チェンマイのホテル料金相場は?

タイ・チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法

タイ・チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法

結論からいうと、初めての人でも比較的簡単に、チェンマイのイミグレーションでビザ延長ができます。

2022年12月情報
  • チェンマイ空港近くのイミグレーションで、ビザ延長が可能です(体験済み)。

ちゃんと必要な準備物を揃えておけば、「英語やタイ語もできないし不安っ!」という人も心配ご無用です。

対象者:ノービザ(観光ビザ免除)or観光ビザを持っている人

今回の記事の対象は、以下のビザパターンのどちらかで、タイに入国した人(日本のパスポート保持者)が対象。

内容は、ビザの期限が切れる前に1回限り、チェンマイのイミグレーションで「30日以内の滞在を延長できる」ビザを手に入れる方法です。

本記事対象の入国ビザ
  • ノービザ(観光ビザ免除):観光ビザをもたずに入国した人
  • 観光ビザ:日本や周辺国で事前に観光ビザを取得してから入国した人

*学生ビザやリタイアメントビザに関しては、現時点で私は門外漢!なので、ここでは触れません。

▼ビザ延長すればタイに何日に滞在できるの?

「ノービザ(観光ビザ免除:30日以内の滞在可)」もしくは「観光ビザ(60日以内の滞在可)」でタイに入国した人が、ビザ延長して滞在できる合計日数は、こんな感じです。

ビザ延長で滞在可能な日数
  • ノービザの場合:ノービザ30日+ビザ延長30日=計60日以内の滞在
  • 観光ビザの場合:観光ビザ60日+ビザ延長30日=計90日以内の滞在

チェンマイのイミグレーションの場所

2022年12月情報
  • チェンマイ空港近くのイミグレーションでビザ延長が可能です(体験済み)。

チェンマイ市内にあるイミグレーションの場所は、「チェンマイ国際空港」と「セントラルエアポートプラザ(ショッピングモール)」のちょうど間といったところです。

名前 Chiang Mai Immigration Office
住所 71 ถนนสนามบิน Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200
営業時間 平日8時30分~12時00分・13時00分~16時30分(土日祝は休館)

基本的に平日営業なのですが、たまに祝日が平日にかぶると閉館するので、事前にタイの祝日を確認しておきましょうね。

イミグレーションへの行き方(アクセス方法)

チェンマイ市内の滞在先からイミグレーションへの行き方は、主に次のような方法があります。

交通手段
  1. グラブタクシー(Grab):通常200〜300バーツ前後*裏技アリ
  2. レンタルバイク:1日200〜300バーツ前後
  3. 市内周遊バス:20バーツと安いけど待ち時間有り

市内の滞在先からイミグレーションへ直接移動したいなら「グラブタクシー(Grab)」や「レンタルバイク」、できるだけ安く節約して移動するなら「市内周遊バス」を利用しましょう。

ちなみに、市内周遊バスを利用する場合は、最寄りのバス停から少し歩く必要があります。

グラブ(Grab)タクシーを上手く活用する裏技

ここで、グラブ(Grab)の配車アプリの目的地を設定するときのお得な「裏ワザ」を紹介します。

通常、グラブ(Grab)アプリでチェンマイ市内から目的地をイミグレーションまで「直接」設定してしまうと、料金金額が高くなるシステムになっています。

Grabで料金が高くなる目的地
  • イミグレーション
  • チェンマイ国際空港

*「外国人」が多く訪れる目的地を設定すると料金が高くなる仕組み。

なので、グラブ(Grab)でイミグレーションに行く場合は「ある工夫」をすると、安く移動することができます。

▼Grabでイミグレまで安く移動する技

Grabでイミグレまで安く移動する流れ
  1. アプリで目的地を「A:セントラルエアポートプラザ」or「B:近くのガソリンスタンド」に設定
  2. 「A」or「B」からイミグレーションまで歩く(徒歩:Aから約5分、Bから約1分)

*「割引クーポン」を使うと更に安くなります!

この裏ワザを使うと、グラブ(Grab)で「直接」イミグレーションに行く料金よりも、安い値段で移動することが可能なんです。

料金を比較すると、こんな感じ。

チェンマイのグラブタクシー料金
チェンマイでグラブ利用するときの裏技

あえて言うなら、デメリットとしてはイミグレーションまで「少し歩く」必要があります(徒歩:Aから約5分、Bから約1分)。

と言っても、そんな遠くないです。

ビザ延長に必要な準備物

チェンマイのイミグレーションで、ビザ延長を申請するときに必要な準備物は、次の通りです。

*対象:ノービザor観光ビザ保持者

申請に必要なモノ
▼必須の準備物

  • パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)
  • TM30(宿泊先に用意してもらう滞在証明書)
  • 現金(申請費用:1900バーツ)

▼イミグレーションで入手可能

  • パスポートのコピー(顔写真+入国スタンプページ+観光ビザ保有ならのビザページ)
  • 証明写真1枚(サイズ:4x6、背景:白もしくはブルー)
  • 申請用紙①(TM.7)
  • 申請用紙②(STM.2)
  • 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)
  • スタンプ付きTM30のコピー(*後で解説します!)

ちなみに、必須ではありませんが「ボールペン」を持参しておくと便利です。

▼ビザ延長申請用紙について

ビザ延長の申請用紙3つ(TM7、STM.2、オーバーステイのペナルティーに関する用紙)の取得方法は、イミグレーションの入り口で入手できます。

タイのノンビザ延長申請用紙(TM7、STM.2、オーバーステイのペナルティーに関する用紙)

とはいっても、記入する項目自体は特に難しくないので、申請当日に入手してイミグレーションのブースで記入するのもありです(私はいつもこのスタイル)。

気をつけたいポイント

TM7の申請用紙裏の余白に「ボールペン」で「パスポートと同じサイン」と「現地の携帯番号(あれば)+メールアドレス」を忘れずに記入しましょうね。

▼TM30(滞在証明証)について

以前は必要ありませんでしたが、2022年時点でのビザ延長に必須な書類です。

TM30とは?
  • 滞在先のホテルなどが発行してくれる外国人用の「滞在証明証」のこと。
タイビザ延長TM30滞在証明書

ビザ延長することが決まったら、事前に滞在先(ホテル、コンドミニアムやアパートの部屋のオーナー、Airbnbのホスト)に問い合わせて、早めに準備してもらましょう。

▼パスポートのコピー

パスポートのコピーで必要なページは、次の通りです。

コピーが必要なページ
  • ①顔写真のページ
  • ②入国スタンプ+ビザ(*観光ビザを持ってる人)

パスポートのページの見開きに、入国スタンプとビザ等が一緒になっている場合は、まとめて1枚にコピーしたものでオッケーです。

気をつけたいポイント

各コピー用紙の余白に「青いボールペン」で「パスポートと同じサイン」を忘れずに記入しましょうね。

▼証明写真のサイズ

必要な証明写真のサイズは「4x6」で背景色が「白もしくは青」のものを1枚用意しましょう。

タイのビザ延長申請に必要な証明写真サイズ

4x6と変わったサイズなのですが、事前に準備したい人は、チェンマイ市内にある街中やモールの写真屋さんで「ビザ用に4x6サイズ!」と頼めば、すぐに伝わります。

店にもよりますが、証明写真の料金相場は「100バーツ〜(約350円〜)」です。

▼もしコピーや証明写真を忘れた場合

チェンマイ空港近くのイミグレーションでは、証明写真+コピーサービスが用意されています。

タイ・チェンマイのイミグレーションの証明写真コピーサービス
各サービス費用
  • 証明写真:100バーツ
  • コピー代:1枚2バーツ

事前に準備しておくとスムーズですが、面倒な人は特に準備しなくても、当日イミグレで入手可能です。

イミグレーションに何時ごろ行くのがおすすめ?

個人的な経験談では、通常、朝イチと午後イチ(昼休み明け)は必ず混んでいる印象です。

なので、ハイシーズン以外は「お昼すぎ(午後2〜3時ごろ)」にイミグレーションへ訪れるようにしています。

*超ハイシーズンの年末は午前中から行くことをおすすめ(理由:外国人旅行者で激混み!)

お昼すぎなら申請者の数も少なくて、待ち時間も30分以内の場合がほとんど。早い時は10分で終えた経験もあるのでおすすめです。

気をつけたいポイント

たまにタイの祝日が平日にかぶる場合があるので、事前に「タイ王国の祝日」を確認しておきましょうね。

また、ビザ延長はビザの期限が切れる1週間前に申請するなど、時間に余裕を持っておきたいところです。

チェンマイのイミグレーションでビザ延長申請する手順(2022年12月情報)

チェンマイのイミグレーションでビザ延長申請する手順

*2022年12月情報

ステップ①外のブースで申請書類を入手して記入

イミグレ本館の外にある屋外ブースで、各種申請書類を手に入れます。

今回、私が申請したノンビザの30日滞在延長の場合は、次の書類を記入しました。

ノンビザ30日延長の場合
  • 申請用紙①(TM.7)
  • 申請用紙②(STM.2)
  • 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)

名前などの個人情報、滞在先などを「英語」で記入します。

ステップ②TM30専用の建物でチェック

次は、別の建物で滞在証明証「通称:TM30」のチェックをしてもらいます。

タイビザ延長TM30滞在証明書

TM30のチェックポイントは、イミグレ本館の裏にある小さな建物内です(大きくTM30と看板表記があり)。

建物に入ったら、入り口付近に用意されている「受付番号札」をゲットして、待機。

番号が呼ばれたら、カウンターでTM30をチェックしてもらいましょう。

▼TM30+スタンプ付きのコピーを準備

カウンターでチェック完了したら、TM30の原本に「スタンプ」が押されます。

タイのイミグレーション受付済みスタンプ付きのTM30滞在証明書

すぐ隣の部屋のコピーサービスで「スタンプ付きTM30のコピー」を入手しましょう(1枚2バーツ)。

次のステップで必要になります。

ステップ③外国人用のヘルプデスクで書類チェック

書類チェック
  • パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)
  • パスポートのコピー(顔写真ページ+入国スタンプのページ+観光ビザ保有ならのビザページ)
  • 申請用紙①(TM.7)+裏面に証明写真1枚
  • 申請用紙②(STM.2)
  • 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)
  • TM.30(受付スタンプ付き)+コピー

パスポート・TM30の各コピーの余白に自筆サイン、申請用紙①(TM.7)の裏面にメールアドレス+あれば携帯番号を記入しておくと、ヘルプデスクで指摘されません(笑)

必要な書類が全てOKであれば、「番号札」をくれます。

ステップ④イミグレ本館で書類提出

前述した必要書類を持って、イミグレ本館の入り口正面にあるカウンターで、申請書類を提出します。

何か不備があれば、指摘されて訂正させられる場合もあるかもなので、青いボールペンも用意しておくとスムーズ。

ステップ②受付番号表をもらって待機

カウンターでの書類チェック後に、番号付き「受付票」がもらえます。自分の名前や番号が呼ばれるまで、カウンター近くのベンチで待機しましょう。

タイのチェンマイのイミグレーションでビザ延長30日

この時に申請費用1900バーツをカウンターで現金で支払います(お釣りは後でもらえます)。

ちなみに、ウェブカム(カメラ)を使った「顔写真撮影」と「ビザの受け渡し」で、カウンターから2回呼ばれることになります。

▼サクッとビザ延長完了!

返却されたパスポートには、ビザ延長許可のスタンプが押されたパスポートと領収書(+お釣り)を手にしたら、ビザ延長は完了です(お疲れ様でした!)。

2022年タイチェンマイのイミグレーションで30日ビザ延長申請完了

今回紹介した通りビザ延長をするにあたっては、やっぱり「準備が9割」だと経験上思うので、うっかり忘れ物しないように気をつけましょうね。

▼タイ周辺国で「観光ビザ」を取得する方法

過去には、タイの周辺国で「観光ビザ」を取得した経験もあるので、ぜひ他の記事(取得当時の情報)も参考にしてみてくださいね。

*参考:【タイ観光ビザ】ラオスのビエンチャン2泊3日ビザラン旅行した体験談

ラオスのビエンチャンでタイ観光ビザを取得したビザラン体験談

【2022年】ラオスのビエンチャンでタイ観光ビザを取得した方法《ビザラン旅行体験談》

2018-12-22

*参考:【クアラルンプール】マレーシアでタイ観光ビザを取得する方法

【クアラルンプール】マレーシアでタイ観光ビザを取得する方法《2018年体験談》

2018-09-08

▼チェンマイのホテル料金相場は?