『ノービザ(観光ビザ免除)でタイのチェンマイに来ているけど、もう少し長く滞在してみたいっ!』
『チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法って、一体どうやってやるの?』
タイ北部の都市チェンマイは、海外旅行者やデジタルノマドをはじめ長期滞在先として人気な街ですよね。
微笑みの国タイに訪れてみてタイが大好きになった人は、きっと少なくないはず。
タイをこよなく愛するタイフリークな人たちに比べると、まだ修行が足りないなと感じる私自身も、これまでタイ(バンコク・チェンマイ)のイミグレーションでビザ延長をした経験が少なからずあります。
そこ今回は、「ノービザ(観光ビザ免除)」や「観光ビザ(延長したい)」でタイ訪れた人向けに、チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法を紹介したいと思います!
タイ北部のチャンマイの魅力に取り憑かれた人(?)は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
タイ・チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法

結論からいうと、初めての人でも比較的簡単にチェンマイのイミグレーションでビザ延長ができます。
タイ🇹🇭チェンマイで無事ビザ延長完了💡
前回と同じく午後3時ごろに申請に訪れたのですが、年末の観光ハイシーズンということ少し混み合っていました。
これで安心して今年も海外年越しができそうです。
皆さま、良いお年をお過ごしくださいませ😇 pic.twitter.com/L0I1HijeJX
— パレコ@東南アジア🇹🇭✈️ (@parek0) December 27, 2019
ちゃんと必要な準備物を揃えておけば、「英語やタイ語もできないし不安っ!」という人も心配ご無用です。
*2019年12月時点の情報です
対象者:ノービザ(観光ビザ免除)と観光ビザを持っている人
今回は、次のビザパターンのどちらかでタイに入国した人(日本のパスポート保持者)が対象。
内容は、ビザの期限が切れる前に1回限り、チェンマイのイミグレーションで30日以内の滞在を延長できるビザを手に入れる方法です。
- ノービザ(観光ビザ免除):観光ビザをもたずに入国した人
- 観光ビザ:日本や周辺国で事前に観光ビザを取得してから入国した人
*学生ビザやリタイアメントビザに関しては、現時点で門外漢なのでここでは触れません。
▼ビザ延長すればタイに何日に滞在できるの?
タイ入国後30日以内の滞在が許される「ノービザ(観光ビザ免除)」と、60日以内の滞在可能な「観光ビザ」を持ってタイに入国した人が、それぞれビザ延長して滞在できる日数は、こんな感じです。
- ノービザの場合:ノービザ30日+ビザ延長30日=計60日以内の滞在
- 観光ビザの場合:観光ビザ60日+ビザ延長30日=計90日以内の滞在
チェンマイのイミグレーションの場所
チェンマイ市内にあるイミグレーションの場所は、「チェンマイ国際空港」と「セントラルエアポートプラザ(ショッピングモール)」のちょうど間といったところです。
名前 | Chiang Mai Immigration Office |
住所 | 71 ถนนสนามบิน Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 |
営業時間 | 平日8時30分~12時00分・13時00分~16時30分(土日祝は休館) |
基本的に平日営業なのですが、たまに祝日が平日にかぶると閉館するので、事前にタイの祝日を確認しておきましょうね。
イミグレーションへの行き方(アクセス方法)
チェンマイ市内の滞在先からイミグレーションへの行き方は、主に次のような方法があります。
- グラブタクシー(Grab):通常200〜300バーツ前後*裏技アリ
- レンタルバイク:1日200〜300バーツ前後
- 市内周遊バス:20バーツと安いけど待ち時間有り
市内の滞在先からイミグレーションへ直接移動したいなら「グラブタクシー(Grab)」や「レンタルバイク」、できるだけ安く節約して移動するなら「市内周遊バス」を利用しましょう。
ちなみに、市内周遊バスを利用する場合は、最寄りのバス停から少し歩く必要があります。
グラブ(Grab)タクシーを上手く活用する裏技
ここで、グラブ(Grab)の配車アプリの目的地を設定するときのお得な「裏ワザ」を紹介します。
タイ🇹🇭チェンマイ旅行の小ワザ。
チェンマイ市内の移動はGrab taxiが便利ですね。ただし乗車・下車する場所を空港やイミグレに設定するといきなり料金が2倍くらい高くなる仕組み😅
なので、その点をちょっと“工夫”すると交通費が安上がりになります🚕今回も小ワザ+割引コードでコスパ良く移動完了。 pic.twitter.com/vW1r7oVL32
— パレコ@東南アジア (@parek0) 2019年5月15日
通常、グラブ(Grab)アプリでチェンマイ市内から目的地をイミグレーションまで「直接」設定してしまうと、料金金額が高くなるシステムになっています。
- イミグレーション
- チェンマイ国際空港
*「外国人」が多く訪れる目的地を設定すると料金が高くなる仕組み。
なので、グラブ(Grab)でイミグレーションに行く場合は「ある工夫」をすると、安く移動することができます。
▼Grabでイミグレまで安く移動する技
- アプリで目的地を「セントラルエアポートプラザ」に設定
- セントラルエアポートプラザからイミグレーションまで歩く(徒歩:約5分)
*加えて「割引クーポン」を使うと更に安くなります!
この裏ワザを使うと、グラブ(Grab)で「直接」イミグレーションに行く料金よりも、半額の値段で移動することが可能なんです。
料金を比較すると、こんな感じ。


デメリットとしては、セントラルエアポートプラザからイミグレーションまで、約500メートルほど歩く必要があります(徒歩5分程度)。
ただその点は、バス停がセントラルエアポートプラザにある「市内周遊バス」を利用するのと、ほぼ変わりありませんね。
ビザ延長に必要な準備物
ノービザ・観光ビザ保持者が、チェンマイのイミグレーションでビザ延長を申請するときに必要な準備物は、次の通りです。
- パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)
- パスポートのコピー(*後ほど解説)
- 入国カード(タイ入国時に記入したカード)
- 現金(申請費用:1900バーツ)
- 証明写真1枚(サイズ:4x6、背景:白もしくはブルー)
- 申請用紙(事前にDLして記入して持参したい場合)
- 青いボールペン
▼ビザ延長申請用紙(TM7)
ビザ延長の申請用紙(TM7)の取得方法は、イミグレーションの入り口もしくはネットでダウンロードできます。
英語が苦手な人や申請当日に時間をかけたくない人は、事前に用意しておくといいかも。

とはいっても、記入する項目自体は特に難しくないので、申請当日に入手してイミグレーションのベンチで記入するのもありです(私はいつもこのスタイル)。
用紙の余白に「青いボールペン」で「パスポートと同じサイン」と「現地の携帯番号(あれば)」を忘れずに記入しましょうね。
▼パスポートのコピー
パスポートのコピーで必要なページは、次の通りです。
- 顔写真
- 入国スタンプ
- 入国カード
- ビザ(*観光ビザを持ってる人)
パスポートのページの見開きに、入国スタンプと入国カード等が一緒になっている場合は、まとめて1枚にコピーしたものでオッケーです。
各コピー用紙の余白に「青いボールペン」で「パスポートと同じサイン」を忘れずに記入しましょうね。
▼証明写真のサイズ
必要な証明写真のサイズは「4x6」で背景色が「白もしくは青」のものを1枚用意しましょう。

4x6と変わったサイズなのですが、チェンマイ市内にある街中やモールの写真屋さんで「ビザ用に4x6サイズ!」と頼めば、すぐに伝わります。
店にもよりますが、証明写真の料金相場は「100バーツ〜(約350円〜)」です。
▼もしコピーや証明写真を忘れた場合
忘れ物なんてするはずないっ!て思っていたのですが、過去にやらかしたこともあります。
期間限定なのかわかりませんが、チェンマイの新イミグレーションの道路を渡った先にある駐車場にコピー屋さんが移転してました。
うっかりパスポートのコピーや証明写真を持参し忘れた人はそちらで対応してました。もれなく私もそんな1人。
必要書類は事前に用意しておくことを強くおすすめします。 pic.twitter.com/Dj1APRmiKM
— パレコ@東南アジア (@parek0) 2018年11月27日
タイ🇹🇭チェンマイでビザ申請したい人向け情報。
イミグレーション前(通りを挟んだ先)の白い建物内でも以下の事ができます。
・パスポートのコピー
・証明写真
・ビザサービス自分が利用したのは上の2つでしたが、ほぼ手ぶらでビザ延長申請に来ても何とかなりました😇
*事前準備をおすすめします pic.twitter.com/sziOQxyWIq
— パレコ@東南アジア🇹🇭✈️ (@parek0) December 27, 2019
もし、うっかり忘れ物してしまったら、イミグレーション前の大通りを渡った先にある「駐車場の一角」、もしくは「隣の白い建物内」で各種サービス(コピーや証明写真もろもろ)を利用して対応しましょうね。
イミグレーションに何時ごろ行くのがおすすめ?
個人的な経験談では、朝イチにいくと必ず混んでいるので、ここ最近は「お昼すぎ(午後2〜3時ごろ)」にイミグレーションへ訪れるようにしています。
先日チェンマイの新しいイミグレーションでタイのビザ延長してきました!
今回は朝イチではなく昼2時ごろに訪れてみたら長時間待つこともなく20〜30分くらいでサクッと完了。
時間節約できて得した気分になれました!海外ノマドな人やロングステイしたい人は午後に申請するのもおすすめかも。 pic.twitter.com/gGQCLvdXnG
— パレコ@東南アジア (@parek0) 2018年11月27日
お昼すぎなら申請者の数も少なくて、待ち時間も30分以内の場合がほとんど。早い時は10分で終えた経験もあるのでおすすめです。
たまにタイの祝日が平日にかぶる場合があるので、事前に「タイ王国の祝日」を確認しておきましょうね。
また、ビザ延長はビザの期限が切れる1週間前に申請するなど、時間に余裕を持っておきたいところです。
チェンマイのイミグレーションでビザ延長申請する手順

ステップ①カウンターで書類チェック
まずイミグレーションを訪れたら、前述した必要書類を持って建物入り口正面にあるカウンターで「書類チェック」を受けます。
何か不備があれば、指摘されて訂正させられる場合もあるかもなので、青いボールペンも用意しておくとスムーズ。
この時に申請費用1900バーツをカウンターで現金で支払います(お釣りは後でもらえます)。
ステップ②受付番号表をもらって待機
カウンターで書類チェックと申請費用を支払うと、番号付き「受付票」がもらえます。自分の名前や番号が呼ばれるまで、カウンター近くのベンチで待機しましょう。

ちなみに、ウェブカム(カメラ)を使った「顔写真撮影」と「ビザの受け渡し」で、カウンターから2回呼ばれることになります。
▼サクッとビザ延長完了!
返却されたパスポートには、ビザ延長許可のスタンプが押されたパスポートと領収書(+お釣り)を手にしたら、ビザ延長は完了です(お疲れ様でした!)。


今回紹介した通りビザ延長をするにあたっては、やっぱり「準備が9割」だと経験上思うので、うっかり忘れ物しないように気をつけましょうね。
▼タイ周辺国で「観光ビザ」を取得する方法
過去には、タイの周辺国で「観光ビザ」を取得した経験もあるので、ぜひ他の記事(取得当時の情報)も参考にしてみてくださいね。
*参考:【タイ観光ビザ】ラオスのビエンチャン2泊3日ビザラン旅行した体験談
*参考:【クアラルンプール】マレーシアでタイ観光ビザを取得する方法