※2023年11月時点の最新情報にアップデートしました。
タイでもうちょっと長く滞在してみたい...こんなあなたの悩みを持っていませんか?
そこで今回は、チェンマイのイミグレーションで30日ビザ延長する方法について、私の体験談(2023年11月時点)をもとにわかりやすく紹介したいと思います!
タイに「ノービザ(観光ビザ免除)」や「観光ビザ(延長したい)」で訪れた人の中で、チェンマイでビザ延長したい人はぜひ参考にしてみてくださいね!
チェンマイのイミグレで30日ビザ延長する方法
結論、初めての人でも比較的「簡単」に、チェンマイのイミグレーションでビザ延長(30日滞在)ができます。
「英語やタイ語もできないし不安っ!」って人も、ちゃんと『必要な準備物』を用意しておけば(←ここ大事)心配ありません。
🇹🇭チェンマイのイミグレで30日滞在ビザ延長完了🙆🏼
午前9時ごろイミグレ到着※空港近く
↓
予想通りハイシーズン+ロイクラトン祭り前で激混み
↓
午前11時ごろ書類チェック完了するも…
職員👮♀️「ランチ休憩後の午後1時に戻ってきてね!」
↓
近くのモールでランチ+時間潰し
↓
午後2時ビザ延長完了🙂 pic.twitter.com/2vulyQlWT6— ぱれこ ✈︎ (@parek0) November 24, 2023
この記事の対象者(ノービザ入国者・観光ビザ保持者)
この記事では、以下のどちらかのパターンでタイに入国した日本人(日本のパスポート保持者)が対象です。
- ノービザ(観光ビザ免除):観光ビザを取得せずにタイ入国した人
- 観光ビザ:事前に日本やタイ周辺国で観光ビザ取得後にタイ入国した人
この記事の内容は、ビザの期限が切れる前に「1回限り」、チェンマイのイミグレで「30日以内の滞在を延長できるビザ」を手に入れる方法です。
*学生ビザやリタイアメントビザに関しては、現時点で私は門外漢!なので、ここでは触れません。
▼ビザ延長すればタイに何日に滞在できるの?
以下どちらかのパターンでタイに入国した人が、今回の方法でビザ延長して滞在できる合計日数は、こんな感じです。
- ノービザの場合:ノービザ30日+ビザ延長30日=計60日以内の滞在
- 観光ビザの場合:観光ビザ60日+ビザ延長30日=計90日以内の滞在
チェンマイのイミグレーションの場所
2023年11月時点で、チェンマイには30日ビザ延長できるイミグレーションが「2ヶ所」あります。
- チェンマイ空港近くのイミグレ(2023年11月ビザ延長体験済み)。
- セントラルフェスティバル内のイミグレ(2023年4月ビザ延長体験済み)。
どちらも基本的に平日営業ですが、たまに祝日が平日にかぶると閉館するので、事前にタイの祝日を確認しておきましょうね。
▼①チェンマイ空港近くのイミグレの場所
チェンマイ国際空港と「セントラルエアポートプラザ(ショッピングモール)」のちょうど間にあるイミグレです。
名前 | Chiang Mai Immigration Office |
住所 | 71 ถนนสนามบิน Tambon Su Thep, Amphoe Mueang Chiang Mai, Chang Wat Chiang Mai 50200 |
営業時間 | 平日8時30分~12時00分・13時00分~16時30分(土日祝は休館) |
▼②セントラルフェスティバル内のイミグレの場所
チェンマイの大型ショッピングモール「セントラルフェスティバル内の2Fフロア」にあるイミグレです。
名前 | Chiang Mai Immigration (Central Festival Branch) |
住所 | 99/2 4, ชั้น 2 หมู่ที่ - 99, 99/1, ถ. ซุปเปอร์ไฮเวย์ เชียงใหม่-ลำปาง Fa Ham, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50000 |
営業時間 | 平日9時00分~12時00分・13時00分~17時00分(土日祝は休館) |
※以前はプロメナーダショッピングモールでもビザ延長可能でしたが、2022年以降は閉鎖。
チェンマイのイミグレの行き方(アクセス方法)
ホテルやアパートなどチェンマイ市内の滞在先からイミグレへの移動手段は、こちら。
- 配車アプリ(Grab、Bolt、Maxim、inDrive)
- レンタルバイク(※1日200〜300バーツ前後)
市内の滞在先からイミグレへ手軽に移動したいなら、ケータイで「配車アプリ」を使うのが楽チンです。
30日ビザ延長に必要な書類・準備物
チェンマイのイミグレーションで、ビザ延長を申請するときに必要な準備物は、次の通りです。
*対象:ノービザor観光ビザ保持者向け
- パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)
- TM30(宿泊先に用意してもらう滞在証明書)
- 現金(申請費用:1900バーツ)
- パスポートのコピー(顔写真ページ、入国スタンプページ※観光ビザ保有ならのビザページ)
- 証明写真1枚(サイズ:4x6、背景:白もしくはブルー)
- 申請用紙①(TM.7)
- 申請用紙②(STM.2)
- 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)
- スタンプ付きTM30の原本コピー(*後で解説します!)
証明写真や各種コピーは、事前に用意しておくとスムーズです。ちなみに、必須ではありませんが「ボールペン」を持参しておくと便利。
▼ビザ延長申請用紙について
ビザ延長の申請用紙3つ(TM7、STM.2、オーバーステイのペナルティーに関する用紙)の取得方法は、イミグレーションの入り口で入手できます。
とはいっても、記入する項目自体は特に難しくないので、申請当日に入手してイミグレーションのブースで記入するのもありです(私はいつもこのスタイル)。
TM7の申請用紙裏の余白に「ボールペン」で「パスポートと同じサイン」と「現地の携帯番号(あれば)+メールアドレス」を忘れずに記入しましょうね。
▼TM30(滞在証明証)について
以前は必要ありませんでしたが、2022年以降は「ビザ延長に必須な書類」です。
- 滞在先(ホテルやAirbnbオーナーなど)が発行してくれる外国人用の「滞在証明証」
※滞在先のホテルなどは、外国人旅行者の名前、滞在期間やパスポート番号をTM30のシステムに登録しなければいけません。
ビザ延長することが決まったら、事前に滞在先(ホテル、コンドミニアムやアパートの部屋のオーナー、Airbnbのホスト)に問い合わせて、早めに準備してもらましょう。
▼パスポートのコピー
パスポートのコピーで必要なページは、次の通りです。
- ①顔写真のページ
- ②入国スタンプページ
- ※観光ビザ保持者はビザページも必要
パスポートのページの見開きに、入国スタンプとビザ等が一緒になっている場合は、まとめて1枚にコピーしたものでオッケーです。
各コピー用紙の余白に「青いボールペン」で「パスポートと同じサイン」を忘れずに記入しましょうね。
▼証明写真のサイズ
必要な証明写真のサイズは「4x6」で背景色が「白もしくは青」のものを1枚用意しましょう。
4x6と変わったサイズなのですが、事前に準備したい人は、チェンマイ市内にある街中やモールの写真屋さんで「ビザ用に4x6サイズ!」と頼めば、すぐに伝わります。
店にもよりますが、証明写真の料金相場は「100バーツ〜(約350円〜)」です。
▼もしコピーや証明写真を忘れた場合
チェンマイ空港近くのイミグレーション敷地内には、証明写真+コピーサービスが用意されています。
- 証明写真:100バーツ
- コピー代:1枚2バーツ
事前に準備しておくとスムーズですが、面倒な人は特に準備しなくても、当日イミグレで入手可能です。
イミグレーションに何時ごろ行くのがおすすめ?
個人的な経験談では、通常、朝イチと午後イチ(昼休み明け)は必ず混んでいる印象です。
ハイシーズン(11月~2月)やソンクラン前の時期以外は、「お昼すぎ(午後2〜3時ごろ)」にイミグレーションへ訪れるようにしています。
*特に、超ハイシーズンのロイクラトン前・年末年始は午前中から行くことをおすすめ(理由:外国人旅行者で激混み!)
先日チェンマイの新しいイミグレーションでタイのビザ延長してきました!
今回は朝イチではなく昼2時ごろに訪れてみたら長時間待つこともなく20〜30分くらいでサクッと完了。
時間節約できて得した気分になれました!海外ノマドな人やロングステイしたい人は午後に申請するのもおすすめかも。 pic.twitter.com/gGQCLvdXnG
— パレコ@東南アジア (@parek0) 2018年11月27日
お昼すぎなら申請者の数も少なくて、待ち時間も30分以内の場合がほとんど。早い時は10分で終えた経験もあるのでおすすめです。
タイの祝日が平日にかぶる時があるので、事前に「タイ王国の祝日」を確認しておきましょうね。
また、ビザ延長はビザの期限が切れる1週間前に申請するなど、時間に余裕を持っておきたいところです。
チェンマイのイミグレーションでビザ延長申請する手順(2023年11月)
*2023年11月更新情報(チェンマイ空港近くのイミグレ版)
ステップ①書類チェック用の受付番号チケットをもらう
イミグレに到着したら、まず本館の外にある屋外ブース(Screening Pointと看板記載がある小屋)で、必ず「書類チェック用の受付番号チケット」を手に入れましょう。
※注意:この受付番号チケットがないと、あとで解説する書類チェックブースでの手順に進めません。
ステップ②申請書類を入手して記入する
お次は、イミグレ本館の外にある屋外ブース「書類チェックエリア」で、各種申請書類を手に入れます。
今回、私が申請したノンビザの30日滞在延長の場合は、次の書類を記入しました。
- 申請用紙①(TM.7)
- 申請用紙②(STM.2)
- 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)
名前などの個人情報、滞在先などを「英語」で記入します。
※事前に書類をダウンロードして準備しておくとスムーズ。
ステップ③TM30専用の建物でチェック
イミグレ本館裏にある別の建物で、「滞在証明証(通称:TM30」のチェックをしてもらいます。
TM30のチェックポイントは、イミグレ本館の裏にある小さな建物内です。
建物に入ったら、カウンターのスタッフさんから「TM30用の受付番号」をもらって待機。自分の番号が呼ばれたら、カウンターでTM30をチェックしてもらいましょう。
▼TM30+スタンプ付きのコピーを準備
カウンターでチェック完了したら、パスポートに貼り付けられた「TM30の原本+スタンプ付き」がもらえます。
すぐ隣の部屋のコピーサービスで、さっきの「パスポート+スタンプ付きTM30原本ページの"コピー"」を入手しましょう(1枚2バーツ)。
※この部屋で、コピーの他に証明写真撮影サービスもやっています。
ステップ④書類チェックエリアで書類チェック
全ての必要書類が準備できたら、書類チェックエリアで自分の受付番号(ステップ①で手に入れたチケット)の順番が回ってくるのを、ブース前のイスに座って待ちます。
- パスポート原本(期限6ヶ月以上、白紙ページあり)
- パスポートのコピー(顔写真ページ+入国スタンプのページ+観光ビザ保有ならのビザページ)
- 申請用紙①(TM.7)+裏面に証明写真1枚
- 申請用紙②(STM.2)
- 申請用紙③(オーバーステイのペナルティーに関する用紙)
- TM.30(受付スタンプ付き)コピー
パスポート・TM30の各コピーの余白に自筆サイン、申請用紙①(TM.7)の裏面にメールアドレス+あれば携帯番号を記入しておくと、カウンターで指摘されません(笑)
必要な書類が全てOKであれば、新たに「申請用の番号チケット」をくれます。
ステップ⑤イミグレ本館で書類提出手続き
ここでようやく、イミグレ本館内に入ることができます。
そして「必要書類、申請費用1900バーツ(現金のみ)、申請番号チケット」を持って、自分の申請番号が呼ばれるのを待ちます(室内のモニターに番号記載あり)。
今回の30日ビザ延長対象者の場合は、左奥の「10番カウンター(TOURIST)」で手続きすることになります。
自分の番号や名前が呼ばれるまで、カウンター近くのベンチで待機しましょう。
※ちなみに、書類提出、顔写真撮影、ビザの受け渡しで「3回」呼ばれることになります。
▼ ビザ30日延長完了!
ビザ延長許可のスタンプが押されたパスポートと、領収書(+お釣り)を手にしたら、ビザ延長は完了です。
お疲れ様でした!
今回紹介した通りビザ延長をするにあたっては、やっぱり「準備が9割」だと経験上思うので、うっかり忘れ物しないように気をつけましょうね。
▼タイ周辺国で「観光ビザ」を取得する方法
過去には、タイの周辺国で「観光ビザ」を取得した経験もあるので、ぜひ他の記事(取得当時の情報)も参考にしてみてくださいね。
*参考:【タイ観光ビザ】ラオスのビエンチャン2泊3日ビザラン旅行した体験談
*参考:【クアラルンプール】マレーシアでタイ観光ビザを取得する方法
チェンマイのイミグレーションでビザ延長する方法って、一体どうやってやるの?