フィリピンのセブ島近くに浮かぶオランゴ島は、野鳥や魚の自然保護区(サンクチュアリー)がある島として有名。
今回は、自然豊かなオランゴ島に生い茂るマングローブ林の側でのキャンプ体験記をご紹介します!
セブ島から気軽に行けるプチ旅行は、アウトドア派の人、美しいサンセットや遠浅の海の景観を楽しみたい人にピッタリです!
オランゴ島の「エコ・ツーリズム・パーク」でキャンプ体験談!
セブの空港やリゾートホテルが立ち並ぶマクタン島のお隣にあるオランゴ島。
バードサンクチュアリ、マリンサンクチュアリなど自然保護区がある島として有名です。
今回は、そんなオランゴ島にある『エコ・ツーリズム・パーク』と呼ばれるスポット(以下エコパーク)で、1泊2日のキャンプ旅行体験をご紹介します!
その1:オランゴ島にある『エコパーク』までの行き方
▼ステップ1:セブ市内からオランゴ島の行き方
オランゴ島のエコパークに向かう場合、まずセブ市内からオランゴ島まで行く必要があります。
オランゴ島にあるリゾートホテルに宿泊した記事で、オランゴ島の行き方を説明しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▼ステップ2:オランゴ島の港からエコパークまでの行き方
オランゴ島の港は、島から続く長い桟橋(ボートが着岸するところ)が特徴。
その港には、たくさん客待ちのトライシクルや、バイクタクシー(通称:ハバル・ハバル)が待機しています。
港からエコパークまでは、バイクタクシーで1人20ペソ(2016年1月情報)。オランゴ島はセブ市内やマクタン島のように、外国人料金を吹っかけてくるドライバーが少ないと感じました。
それがオランゴ島の魅力というか、まだスレていない証拠?のんびりとしたオランゴ島の様子を、垣間みることができる点です。
▼事前の買い出しスポット
オランゴ島の港から直接、エコパークに向かうのもありですが、飲み物や食べ物などを事前に、サリサリストア(地元の商店)で準備しておくことをおすすめします。
オランゴ島の港の桟橋から、島の入り口付近にある交差点まで、かなり距離があるのでトライシクルで移動した方が懸命です(1人10ペソくらい)。
商店には、飲み物(ジュースからお酒まで)や食べ物(お菓子や総菜類まで)が取り揃えてあるので、必要な分だけ買い出ししておくと、快適な時間を過ごせるでしょう。
私がこのお店で買い出しのために立ち寄った際のエピソードは、お店のサービスでオランゴ島周辺で獲れた貝(ボイル済)を試食させてくれたことです。気になるお味は、美味。
普段から油っぽいフィリピン料理を食べ慣れているので、魚貝のエキスというか海鮮の旨味が、個人的にたまりませんでした。
その2:オランゴ島の様子(エコパークまでの道のり)
オランゴ島の港から今回の目的地「エコパーク」まで、トライシクルやバイクで所要時間は約10分程度。
道中、のどかなオランゴ島の様子を目にすることができるでしょう。
お隣のマクタン島のように、良くも悪くも大きく開発がされていないのが、オランゴ島の魅力です。
無邪気な子供の姿も多く目にします。外国人の訪問者だと分かると、「ハーイ!」「バイバーイ!」と、かわいい声で歓迎してくれました。
路面が砂になって、海に近づき始めたら、エコパークがもう目の前の合図!測道には、花が植えられていたりして、花壇のように手入れされています。
エコパーク入り口ゲートの姿が現れたら、到着も同然。港からは思ったよりも、あっという間に着きます。
その3:エコパークのエントランス料金
オランゴ島のエコパークでは、入場料としてエントランス料金を支払う必要があります。また、テントを利用して、パーク内でテント泊することもできるのが特徴です。
- エントランス料金:1人15ペソ
- テントレンタル:1セット100ペソ
- テント持参の場合:50ペソのスペース料金
- パドルボートレンタル:100ペソ(1時間)
- 日傘付テーブル:75ペソ
※テントをレンタルすれば、持参した場合のようにスペース料金は必要ありません。
エコパークスタッフのおばちゃん曰く、週末はアウトドア好きの人がキャンプ目的に訪れることが多いとか。
テントの張り方がわからなければ、親切に教えてくれたり、組み立てるのを手伝ってくれます。
エコパークは、ちゃんと手入れされていてゴミも少なかったです。各人ゴミは持ち帰るか、スタッフの人に相談しましょう。
その4:マングローブ林が生い茂るエコパーク
オランゴ島のエコパークの魅力は、生い茂るマングローブ林です。オランゴ島の野生動物(野鳥など)の生態系や、自然環境を生み出すもとになっています。
マングローブ林周辺は、遠浅の地形となっていて、その面積は岸からはるか遠くまで続きます。ちょうど干潮時に訪れたので、海に向かってどこまでも歩いていける感じでした。
こうした潮の干満を楽しめるのもエコパークの魅力の1つでしょう。なかなか都会生活では味わえない体験です。
潮止まりから満潮にかけて、海から陸にかけて、徐々に海水が向かってくる(潮位が上がる)様子が伺えます。
地面は粘土質のため、サンダルを履いていると歩きにくいことこの上ない状態に。裸足で歩くと、意外と気持ちよく、足裏の感覚が、妙にやみつきになるほど。
潮の潮位が上がると、道がなくなるため、ちゃんと桟橋があります。観光客にとっては、ただの写真撮影スポットですが、ローカルの地元民にとっては、必要なインフラなのです。
その5:マングローブ林から眺める美しいサンセット
テントを張ったエコパークのポイントからは、マングローブ林の先に沈むサンセットをバッチリ眺めることができます!
遠浅の海が続くため、夕焼けの空が海面に写し出されて、ちょっと神秘的な感じに。
いつまでも眺めていたくなるようなサンセットでした。
まとめ:オランゴ島のマングローブの側でキャンプ泊もあり!
オランゴ島といえば、各サンクチュアリの自然保護区の観光が有名ですが、今回ご紹介した『エコパーク』のように、マングローブ林の側でキャンプ泊するアウトドアな体験もできるのです(しかも格安!)。
ただし、くれぐれもゴミを捨てたりして自然を汚さないよう配慮する姿勢は、マナーとして最低限持っておきたいところ。
チャンスのある人は、オランゴ島の自然の豊かさをぜひ体感してみてくださいね。
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