『噂で耳にしたけど、セブ島がイチバン盛り上がる「シヌログ祭り」って、一体どんなお祭りなの?』
フィリピン国内外から観客が集まる、セブ島で開催される年に1度のビッグイベントといえば「シヌログ祭り」です。
今回は、シヌログ祭りが一番盛り上がるメインイベント「グランドパレード」を楽しんだ体験談を紹介します!
夜になるとクレイジーな歩行者天国となるマンゴー通りや、セブ市民の愛するサントニーニョ教会の雰囲気の違いも合わせて、昼と夜では異なる顔を持つシヌログ祭りの一面は、ぜひ楽しんでみたいところ。
フィリピン・セブ島のシヌログ祭りを楽しみたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
セブ島の祭り『シヌログ祭り』のグランドパレード観戦
フィリピン国内でも有数の大きなお祭りが、毎年1月にセブ島で開催される「シヌログ祭り」。
そのメインイベントである『グランドパレード』を観戦してきた体験談(2016年版)をご紹介します。
シヌログ祭りの開催日 (2020年版)
ちなみに、来年2020年シヌログ祭りのグランドパレード日程は、以下の通り。
- 日時:2020年1月19日(日)
1月第3週目の週末のセブは、シヌログ祭りで大盛り上がりになることが予想されます。
グランドパレードが開催された日の翌日の現地メディア(新聞)によると、2016年のシヌログ祭りには300万人の観客という報道もあるほど、フィリピン国内外で人気のビッグイベントなのです。
またシヌログ祭り期間中には、クラブパーティーイベントがセブで数多く開催されます(参考:【シヌログ期間中】セブのクラブパーティーイベント2019年情報まとめ)。
大盛り上がりすること間違いなしなので、パーティー好きな人はぜひ参戦してみてくださいね!
シヌログ祭りが開催される場所
毎年シヌログ祭りの開催場所は、セブ島のセブ市内中心部です。
オスメニアサークル周辺の大通り(特にマンゴー通りは確実)でグランドパレードが行われます。
シヌログ祭りの準備物(持ち物)
そんなセブ島でイチバン盛り上がる「シヌログ祭り」を楽しむ方の1つとして、やっぱりお祭りに参加する時の「ファッション」も考えておきたいところ。
シノログ祭りでは、以下のようなアイテムを身につけるのが人気です。
- フェイスペインティング
- シヌログTシャツ
- 帽子(熱中症対策も兼ねる)
- カラーパウダー(色の付いた粉)
グランドパレード当日でも、会場周辺の出店やショッピングモールなどで、揃えることができるものなので、ぜひ参考にしてみてください。
わかりやすい一体感というか、友人グループやカップルで、お揃いのシヌログTシャツを着ている姿をお祭り当日ではよく目にします(Tシャツ1枚200ペソ前後〜:約500円前後〜)。
路上ではフェイスペインティングを行う出店もあります。簡単なデザインだと30ペソ(約75円前後)、カタログに掲載された凝ったデザインだと100ペソ(約250円前後)くらいします。
※ただし、盛り上がった観客から、無造作に顔にペイント攻撃を受けることもあるので、ご用心ください(シヌログ祭りの醍醐味かも)。
グランドパレート当日の天気は、お祭り日和の晴天。ファッションというか、強い日差しや熱中症を防ぐためにも、帽子も手に入れておきたいところ。
路上で見つけるのは容易く、帽子を売っている露店にもよりますが、1つ50ペソ(約125円前後)くらい。
【昼のシヌログ祭り】マンゴー通りでグランドパレード観戦
封鎖された大通りを各グループが、それぞれ個性的な衣装をまとって踊りを披露しながら行進している様子。
パレードのコースとなっているマンゴー通りは、大混雑!移動もなかなかできません!
パレードの休憩中に、思いっきり移動を試みますが、個性的な衣装のグループとの記念撮影はお忘れなく。
いろんな仮装というか特徴的な衣装をまとったグループがいたり、作り物もそれぞれ個性的でした。
ただし、晴天も相まって猛暑と呼べる1月中旬のセブ島のアツさには、ご注意ください。汗だくになります。
ちなみに、パレード休憩中の記念撮影には、みなさん快く応じてくれるので、ぜひ声をかけてみましょう。
汗だくになったら、近くのお店でランチと一緒にビールを飲んで休憩するのもあり。時間を少しずらすのもポイントです。
【夜のシヌログ祭り】マンゴー通り周辺はクレイジーなカオス状態
シヌログ祭りのメインイベント「グランドパレード」は、朝から夕方まで行われます。
ただ、毎年シヌログ祭りの「裏の顔」として有名なのが、路上でゲリラ的に行われる「ストリートパーティ」。
ただし、毎年泥酔者が路上で寝ていて危ないことなどを理由に、毎年ストリートパーティを禁止すると当局から事前に発表されます。
もちろん、ここぞとばかりに大はしゃぎをする現地の若者を中心に「ストリートパーティー禁止」情報は事前に広く知れ渡ってましたが、実際のセブ市内マンゴー通りの様子は、こんな感じでした(2016年の様子:下写真)。
ビールや水が頭上にまき散らされたり、周辺の屋外ステージから聞こえる爆音の音楽に合わせて、はしゃぐ人でごった返していました。通りを歩いて進むことすら、ままならないくらいの混雑ぶり。
お祭りの熱が冷めやらぬ夜にもっとはしゃぎたい人は、シヌログ期間中に開催されているクラブパーティーで楽しみましょう!
▼昼と夜のマンゴー通り(マンゴースクエア前)の様子を比較
ちなみに、昼と夜の同じ場所(マンゴースクエア前)の様子を比較してみると、以下のようになります。
昼間は、パレードを観る観客もそこそこいて混雑していました。
パレードが終わった夜になると歩行者天国と化して、一気に人が流れ込み、周辺一帯はカオス状態となっていました。
ピット・セニョール!という言葉を合言葉に、クレイジーなシヌログ祭りの夜。若者を中心に、この時ばかりは遊び倒す勢いで、大盛り上がり。
▼サント・ニーニョ教会周辺は神聖な雰囲気
一方、セブ市内のダウンタウンにあるセブ市民がこよなく愛する『サント・ニーニョ教会』。そのサントニーニョ教会にも、日が沈んだ後に足を運んでみました。
実際に訪れてみると、やっぱり人はめちゃくちゃ多いのですが、マンゴー通りのクレイジーな感じとは、全く異なる雰囲気。
サントニーニョ教会で行われてる「ミサ(Mass:祭儀)」を目的に訪れているであろう人が、広場や通りに溢れています。
サントニーニョ教会の入り口前に人が溢れ過ぎていて、実際に教会内には入れませんでしたが、ミサの様子をかろうじて外の塀から覗くことができました(下写真)。
ミサの進行に合わせて、サントニーニョ教会周辺の人で埋め尽くされた中から、「ピット・セニョール(Pit Senõr)」と歓声が上がっていたのが印象的。
フィリピン人のカソリック信仰の奥深さが垣間みれます。
広場では同時に、ロウソクを燃やして祈りを捧げる人たちがたくさんいました。
売り子の人が何かボソボソとお祈り(?)をしてから、ロウソクを購入した人がロウソクを燃やしながらお祈りする流れ。
クレイジーなマンゴー通りの様子とは異なり、ちょっと厳かな感じがして、カソリック教徒のためのシヌログ祭りを体感できた場面でした。
重要:シヌログ祭りに便利なセブのホテル選び
日本からセブ島に行ってシヌログ祭りを楽しみたい人が、まず行うことはホテル予約です。
なぜなら、毎年1月に開催されるシヌログ祭り期間中、セブ市内中心部のホテルはどこも予約でいっぱいになってしまうからです。
シヌログ祭りのメイン会場まで、徒歩でアクセスできるセブ市内の良いホテルは、毎年予約を取るのがとっても難しい状況。
ちなみに、セブ市内中心部のアヤラモール(←ショッピングモール)周辺のホテルからだと、徒歩でもアクセスできるので、外国人旅行者にもおすすめ。
まとめ:シヌログ祭りは昼も夜も楽しめるビッグイベント!
フィリピンのセブ島で毎年1月中旬ごろに開催される「シヌログ」祭り。昼間のグランドパレードも見物ですが、夜のクレイジーなパーティもおすすめです。
- フィリピン中からスリが集まるタイミングなので、持参する貴重品は最小限に留めておきましょう。
- シヌログ祭り前後の日程はセブ市内のホテル予約が取りづらいので、早めに予約をしておく
年に一度、セブ市内の大通りが歩行者天国になる唯一のビッグイベント。セブが一番盛り上がるお祭りなので、チャンスがあればぜひ体験してみる価値がアリです!