日本から比較的近い海外旅行先として、東南アジアのベトナム「ダナン(Da Nang)」に注目している人も、きっと少なくないはず。
ビーチリゾートとして知られているダナンですが、古い情緒ある街並みが残っている世界遺産「ホイアン」の旧市街に近いのもポイントの1つです。
そこで今回は、実際に3泊4日で旅行した体験談をもとにベトナム・ダナンの魅力を紹介したいと思います!
日本のゴールデンウィークから夏休みシーズンかけての旅行先にピッタリなダナンに興味のある人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ベトナムのダナン3泊4日旅行した体験談(+世界遺産ホイアン)
ベトナム中部に位置する都市ダナンは、長いロングビーチがある国内屈指のビーチリゾート地として海外でも有名な旅行先です。
ベトナム・ダナン旅行のベストシーズンは?
結論からいうと、ダナンのベストシーズンは「5〜8月」なので、日本の「夏休みシーズン」にもぴったりな海外旅行先ですね。
- 雨季:9〜2月
- 乾季:3〜8月(ベストシーズンは5〜8月)
*ベトナムの国土は南北に細長くて、北部の首都ハノイ、南部の大都市ホーチミン、中部のダナンなどによって気候が異なります。
結論:ダナン旅行を終えた正直な感想です
今回、実際にベトナム・ダナンを旅行してみた正直な感想。
ダナンのバカンス気分なビーチエリアと、ランタンが美しく街を彩る歴史的なホイアンの旧市街(世界遺産)を楽しめる、「コントラスト」がダナン旅行の醍醐味だということ!
例えば、ビーチで開放的な気分になりたいっ!世界遺産の歴史的な街並みを散策したいっ!などの要素を「欲張って」楽しむのに、ベトナムのダナンはピッタリな海外旅行先だと感じました。
▼個人的に良かったと思うポイント
個人的に、ベトナム・ダナン旅行を通じて良かったと思うポイントは、次の通りです。
- 開放的な気分のビーチリゾート地
- 美しい世界遺産ホイアンの街並み(ダナンからアクセス簡単)
- 日本から比較的近い
- 物価が安い
- ベトナム料理美味しい(コーヒーも)
- ダナン空港と市内の距離が近い
ダナンのベストシーズン(今回6月)に旅行したこともあって、天候が最高だったこと、日本の大型連休や夏休みシーズンから少しずらせたことも、追加ポイントかなと。
日本からダナンへの行き方(直航便・経由便)
ちなみに、日本からベトナムのダナン旅行する場合、アクセス方法は「直航便」と「経由便(乗り換え必要)」の2パターンあります。
子連れ家族旅行や旅行期間に余裕がない人は、「直行便」一択ですね。
▼直行便:成田・関空発のダナン行き
例えば、東京(成田・羽田)や大阪(関空)から出発する場合は、次の航空会社を利用してアクセスできます(2019年情報)。
- ベトナム航空:成田・関空
- ANA(全日空):成田・関空
- ベトジェットエア:羽田
▼経由便:時間かかるけど安さ重視(乗換え必要)
ちなみに、時間はかかってもいいから安く旅行したい人は、海外の都市を経由してダナンを目指す経由便(乗り換え)のチケットを購入しましょう。
LCC(格安航空)を活用して次の都市で乗り換えると、航空券代を安く抑えれるメリットがあります。
- ハノイ(ベトナム)
- インチョン(韓国)
- バンコク(タイ)
直行便・経由便ともに、公式サイトのプロモーションや海外航空券予約サイトの割引クーポンを活用すると、タイミングによってちょっとお得です。
【1日目】ベトナム・ダナン旅行体験談
さて、ここからは実際に私が3泊4日でダナン旅行した体験談を時系列で簡単に紹介していきます!
ベトナム・ダナン空港到着〜ホテルへ移動(準備・下調べ大事です!)
ベトナムのダナン空港に到着!比較的新しいターミナル(2017年完成)ですごくきれいでした。
とりあえず、携帯のネット通信環境・現金(現地通貨)・ボッタクられない移動手段の確保ですね(この3点はとっても重要)。
- プリペイドSIMカードを購入する(携帯ネット通信用)
- ATMで現金(現地通貨)引き出す
- Grabタクシー手配(空港からホテルまで移動)
個人的に海外を移動することが多いのですが、これらは空港に着いてからやるべきこととして、毎回のルーティーンになっています。
▼Grab(グラブ)タクシーが最強!ぼったくりなし
ダナン空港から宿泊先のホテルまでは、配車アプリサービス「Grab(グラブ)」タクシーでサクッと移動しました。
ボッタクリがないGrab(グラブ)の明瞭会計は、物価がわかならい場合や土地勘のない旅行者にとっても、すごく魅力です。
ダナンの宿泊先ホテルにチェックイン(ビーチエリアの好立地)
ダナン(特にビーチエリア)のホテルの数は、想像以上に多かったのが印象的で、さすがベトナム屈指のリゾート地といったところ。
やっぱり、ダナンといえば「素敵なロングビーチ!」ということで、今回の宿泊先はビーチに近くてコスパ良さそうな中級ホテルを選んでみました。
子連れの家族も楽しめそうな大型リゾートホテルは、ビーチエリアが多い印象ですね。
▼今回はアゴダで海外ホテル予約
ちなみに、今回はよく利用している海外ホテル予約サイトの「アゴダ」で予約しました。
アゴダ以外にも、以下の有名な海外ホテル予約サイトで宿泊先を選ぶことが多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
・アゴダ|特アジア圏のホテルに強くてマイルも貯れる!
・ホテルズドットコム|10日宿泊で1泊無料になる特典がうれしい!
・エアビアンドビー|ホテル泊じゃできない民泊体験や長期割が魅力!
ビンコムプラザでショッピング(涼みながら買い物最高!)
ホテルにチェックインした後は、とりあえずまずは現地で人気ショッピングモール「ビンコムプラザ」を訪れて、涼みながらショッピングをすることに。
夏シーズンのダナンの日中は、日差しが強くて暑すぎるので、、、エアコン最高です(笑)
モール内のスーパーマーケットで現地の物価をリサーチしながら、早速お土産に「ベトナムコーヒー」と「ベトナム式ドリッパー(フィルター)」などを買ったりしました。
大手スーパーマーケットであれば、よくある観光客向けのボッタクリ価格ではなく、基本的に一般的な正規価格で販売されているので安心ですね。
ホテルの屋上バーでサンセット
買い物を終えて、一旦ホテルに戻って部屋でシャワーを浴びてから、ホテルの屋上にあるプール付きのバーへ。
屋上からは、ダナン市内に立ち並ぶホテルのビル群やロングビーチを眺めながら、サンセットタイムを優雅に過ごしました。
やっぱりこれは、屋上にプールやバーがあるホテルに宿泊すると得られるお決まりの楽しみですね。
ナイトマーケットで買い物+屋台メシ
日が沈んだ後は、有名なドラゴン橋近くの広場で開かれている「ナイトマーケット」に足を運びました。
土産物店やベトナム料理の屋台など、数多くの出店が集まっていてとても賑やかな場所!週末に訪れたこともあって人の数もすごかったです。
ベトナム料理の屋台メシに挑戦したり、お土産などを買ったりフラフラ散策して楽しい時間が過ごせました。
新鮮なフルーツスムージを飲んで、夜の蒸し暑さを吹き飛ばしましょう(笑)
ドラゴン橋のライトアップ(名物の週末イベント)
ダナンの観光スポット「ドラゴン橋(*ドラゴンブリッジ)」は、夜になるとライトアップされてダナン市内の夜景を素敵に彩ることで有名。
週末の夜9時になると、ドラゴンの口から炎や水が噴射される特別なイベント(土・日限定)も行われます。
イベントがある日曜日に訪れたこともあり、かなりの数の観光客がドラゴン橋近くに集まっていて、ドラゴンの口から炎や水が噴射された時は、すごい歓声が上がっていました!
ダナンの思い出(夜景)写真を撮るタイミングなことは言うまでもありませんね。
たぶん橋の真下(竜の口の近く)にいた人たちは、ずぶ濡れになっていたのでは?と思うほど水が噴射されていました。
なので濡れたくない人は、適度に距離をとっておくことをおすすめします(笑)
【2日目】ベトナム・ダナン旅行体験
朝はゆっくり起床してホテルの朝食ビュフェを終えた後は、とりあえず午後までのんびり過ごすことに。
ミーケービーチ(ダナンが誇るロングビーチ)
午前中は、ホテルの屋上プールでのんびり過ごしたり、ダナンが誇る全長約10キロのロングビーチ「ミーケービーチ」を散歩したりしました(←ホテルから徒歩5分の距離)。
ちなみに、午前中でも夏シーズンのダナンの日差しは強すぎるので、日焼け止め対策は万全にしておくことをおすすめします。
ビーチが暑すぎてすぐホテル屋上のプールサイドに戻りました(笑)
世界遺産ホイアンの旧市街へ(ダナンから日帰り旅行)
そして午後からは、美しい街並みが残る世界遺産ホイアンの旧市街までダナンから日帰り旅行しました!
ダナンからホイアンまでの距離は約30キロほどありますが、観光客でも簡単にアクセスできるので、旅行中の体験(タビナカ体験)としても人気プランです。
旧市街の歴史情緒が溢れる街並みを散策したり、夜になるとランタンが街中に灯されて素敵な光景が楽しめました。
写真映えするのは言うまでもなく、女子旅してる観光客も多く見かけたので、ホイアンの人気ぶりが伺えましたね(特に女性)。
ダナンから「ホイアン日帰り観光オプショナルツアー(送迎・日本語ガイド付き)」もあるようなので、自力で行くのが面倒な人にはおすすめです。
【3日目】ダナン市街散策
朝は、同じくホテルのビュッフェを盛り沢山食べて(せっかくなのでベトナム料理多め)から、屋上のプールでひと泳ぎ+のんびりな午前中を過ごしました。
午後からダナン市街(ビーチエリアとは逆のエリア)を訪れて軽〜く散策してみました。
ハン市場
ダナン市街にある観光客に有名なマーケット「ハン市場」は、私が訪れた時には既に韓国人旅行者が殺到?していて、かなり賑わっている様子でした。
特に2階にある衣料品エリアでは、店主と客の値切り合戦がそこら中で繰り広げられていて、横目でみているだけでも面白かったです。
大した金額ではありませんが、吹っかけられた言いなりの値段で買わないことも、観光客相手に商売しているこういったローカル市場を楽しむ醍醐味ですね。
OEMでベトナム国内生産している工場から流れてくる某有名スポーツブランドのB級品?、ただのコピー品か定かではありませんが、どこのお店も同じような商品を取り扱っています(笑)
ちなみに、このハン市場内はエアコンが聞いていないので、蒸し暑くてソッコーで汗だくになりました。
ローカルカフェで本場ベトナムコーヒー
ハン市場を後してからは、汗を冷やそうと近くにあったベトナム式のローカルカフェへ立ち寄りました。
店の前に、低いテーブルと椅子が並ぶスタイルは、やっぱりベトナムならではですね。さすがにホットは飲めない状態だったので、冷たいベトナムコーヒーを注文しました。
水ではなく、冷たい「お茶」をサービスしてくれるあたりが、これもまたベトナムですね。
コーヒーが出来上がるまでに、乾いたノドを潤せるのでうれしい限りでした。
コン市場
次に訪れた「コン市場」は、先ほどのハン市場とよく似ていて、同じく衣類やお土産、ローカル飯の屋台やフードコートがあるマーケットでした。
ハン市場よりも規模的に大きい印象で、歩き回るのに疲れてしまったので、、、サラっと見学してホテルへ戻ることに。
ベストシーズンのダナンは、天気は良いのですが日本の夏みたいに湿度が高くて暑い!汗かきすぎて、とにかく早くシャワーが浴びたかったんです(笑)
ミーケービーチで夕涼み
ホテルでシャワーを浴びて、日が傾きかけた夕方にミーケービーチを訪れて夕涼み。
昼間と違って、夕方になると観光客がビーチに大集結!その光景から、海外旅行先としてのダナンの人気ぶりが少し垣間見えました。
波打ち際で、特に子どもと一緒にはしゃぐ家族の姿が多いのも印象的で、やっぱり子連れの家族旅行にも安心な旅先の証拠だなと。
海上ではパラセイリングを楽しんでいる様子や、ビーチではビーチバレーやフットボールをしている人の姿もあって、改めてビーチリゾートで旅行を楽しんでるなぁと実感しました。
【4日目】ホテルからダナン空港へ移動+出国
ダナン空港からベトナムを出国するフライトは、あいにく4日目の午前中。
もう少しダナンを楽しんでみたかったっ!と少し心残りではありましたが、早朝にホテルの朝食ビュッフェを軽く済ませてから、すぐダナン空港へ向かいました。
*もちろん移動は、Grab(グラブ)タクシーでボッタクリなし。
ダナン空港のラウンジ(搭乗前のひと休み)
ダナン空港でチェックインを済ませ、イミグレを通過した後は空港内の会員ラウンジ「CIP Orchid Lounge」で、しばらく休憩してからのフライトでした。
*LCCのチケットでも「プライオリティパス」があれば、この会員ラウンジを利用できるのでおすすめです。
空港のラウンジでふと頭に浮かんだのは、今度ダナンでロングステイもありかなぁ〜と。また訪れてみたくなった魅力的なダナン。
今回ダナン旅行で宿泊したホテル
ちなみに、軽く前述していますが今回の宿泊先ホテルは、ミーケービーチまで徒歩5分の好立地の中級ホテルでした。
朝食ビュッフェ付き、アメニティ付き、ホテルの屋上にプールと小さなバーもあって、1泊約4000円とすごくコスパ良かったので大満足でした!
*ここだけの話、細かくいうと実際は海外ホテル予約サイトの割引クーポン使って、たったの1泊「3800円」でした!
ダナンのビーチ沿いはホテルが多数ひしめき合っていてホテル選びに悩むかと思いますが、もしコスパ良いホテルを探しているならココもぜひ候補に。
小さい子連れの家族旅行なら、やっぱりビーチ沿いにある大型ビーチリゾートがおすすめだと思います。
以上、ベトナム・ダナン旅行計画を立てている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
良いご旅行を!
実際に旅行した人の体験談や感想が知りたいっ!