『オーストラリアのシドニーは国内でイチバン物価高いって聞くけど、1ヶ月の生活費っていくらくらいなの?ワーホリしながら、安く住むにはいくら必要?』
海外旅行、ワーキングホリデーや海外留学先として、大人気の「オーストラリアのシドニー」。
ワーホリや海外留学で、オーストラリアのシドニーに滞在するなら「現地の生活費」はかなり気になりますよね。
そこで今回は、私自身のオーストラリアワーホリ体験談をもとに「シドニー生活1ヶ月分の費用内訳」を紹介します!
オーストラリア国内の中でも「物価が高い!」と言われる人気観光都市シドニーで、これからワーホリや留学を計画中の人はぜひ参考にしてみてくださいね。
オーストラリア・シドニー生活1ヶ月分の費用を公開
ワーキングホリデーで訪れたオーストラリアで最初にワーホリ生活を始めた街が、日本人にも人気の都市「シドニー」でした。
個人的なの体験談を例に、オーストラリア国内でも物価の高い都市の1つと言われているシドニーの1ヶ月の生活費をご紹介します。
オーストラリアのシドニー生活状況(当時ワーホリ)
今回紹介する「シドニー生活1ヶ月分の費用内訳」の背景にあるワーホリ生活の状況は、以下の通りとなります。
- ワーホリ生活をシドニーで始めて4ヶ月目
- 仕事あり(週3〜6日勤務)
- シェアハウス滞在(オウンルーム:1人部屋)
- 食事は基本的に自炊(外食はたまに)
- 移動は自転車か徒歩(たまに電車とバス)
- 友人とたまに飲みや食事にいく
オーストラリア・シドニーのワーホリ生活を始めて4ヶ月目となり、海外生活にもある程度慣れ、自分なりの生活リズムや習慣ができて安定してきた頃となります。
▼シドニー生活費用の内訳項目
ここから紹介していく生活費の内訳項目は、次の通りです!
- 食費
- 交通費
- 交際費
- 雑費(衣類など)
- 通信費
- 家賃
①食費(基本的に自炊で節約生活)
食事は、週に2〜3日くらい最寄りのスーパーマーケット(Coles)で食材を買って、基本的に「シェアハウスで自炊」をしていました(物価が高いシドニーで外食続きだとキツいので)。
果物などの生鮮品は、週に1度シドニー市内のチャイナタウンにある安くて有名な「パディスマーケット」で購入するのが、習慣でした。
ちなみに、当時シドニーで働いていた職場では「無料の食事」が提供されていたので、仕事のある日は1食タダでした(*節約生活にはうれしい!)。
ビュッフェスタイルで好きなものをたくさん食べれたので、普段スーパーで買わない野菜を食べたり、不足しがちな栄養バランスを補うのに、大きく貢献したのは言うまでもありません(笑)。
また仕事柄、お客さんからチップもよくもらえたので、そのチップでご褒美にビールを買ったり、仕事帰りにパブで飲んだりしていた費用は、この食費の内訳には含まれていません。
②交通費(基本的に自転車・徒歩移動)
当時は、シドニー市内中心部の利便性が良いエリアに住んでいたので、基本的に移動は「自転車」「徒歩」で十分でした。
なので、仕事の通勤や遊びで外出するときも、ほとんど交通費は必要ありませんでした。
あえて言うと、友人たちとビーチなどへ遊びに行くときに、たまに「バスや電車」を利用するくらいで、タクシーはほとんど利用したことはありませんでした。
③通信費:ケータイの定額プランを利用
通信費は、ケータイの通信費用のみで、通信会社オプタス(Optus)のプリペイドプラン(月30豪ドル)を支払っていました。
シドニーで滞在していたシェアハウスで「フリーWiFi」が使えたので、当時インターネット環境には特に困らない環境でした。
④交際費(友人と外食など)
頻繁ではないのですが、シドニーで出会った各国の友人などと、たまに一緒に夕食をとったり、パブに飲みに行ったり、ビーチで遊んだりしていました。
友人主催の場合もあれば、友人の知り合い主催のホームパーティーなどに遊びにいくこともありましたが、そこまで交際費にお金を使ってないと思います。
⑤雑費(衣類費:ファッションがオージー化)
当時、基本的な衣類は持っていましたが、仕事用の靴下などの小物、普段着のTシャツなどを現地の格安量販店(KmartやTarget)で購入するくらいでした。
シドニー市内のショップ(服屋)で、ショッピングした記憶がほとんどありません。
日本にいたときよりも、ファッションに対する支出の割合が大幅に下がったのは「オージーライフの賜物(?)」かもしれません。気候の良さもあって、冬以外はラフな格好が多かったかも。
基本的にオージーは、そこまでお洒落に気を使わない?気がしています(ごく一部の人はファッショナブルだけど)。
滞在先からシドニーで有名なボンダイビーチまでのアクセスも良かったので、いつでもビーチに行けそうなラフな格好をしてました。
⑥家賃(一軒家のシェアハウスでオウンルーム生活)
シドニー生活期間のほとんどは「一軒家のシェアハウス」に滞在していました。
住んでた場所は、シドニーのセントラル駅東側にある「Sully Hills(サリー・ヒルズ)」と呼ばれるエリア。
一軒家がまるまるシェアハウスで、私はプライベートが保てる「オウンルーム(1人部屋)」に住んでいました。バスルーム2つとキッチンは、他のシェアハウスの住人と共有。
みんなが気になる「家賃(レント)」は、こんな感じ。
- 週180豪ドル
- 1ヶ月740豪ドル(月4週)
*入居時の敷金(ボンド)は1ヶ月分でした。
立地的にも悪くない便利な場所で、しかもプライベートが保てるオウンルームだったのが、そこに住む決め手でした(インターネット環境としてフリーWifi有)。
オーストラリア・シドニーのワーホリ生活費(1ヶ月分)内訳
前置きが長くなりましたが、オーストラリアのシドニー生活費(1ヶ月分)の内訳は、ズバリ以下の通りとなります。
※当時2014年4月レート1豪ドル≈95円換算
項目 | 豪ドル | 日本円換算※ |
食費 | 323ドル | 30,685円 |
交通費 | 30ドル | 2,850円 |
交際費 | 136ドル | 12,920円 |
衣類費 | 50ドル | 4,750円 |
通信費 | 30ドル | 2,850円 |
家賃 | 740ドル | 70,300円 |
合計 | 1,309ドル | 124,355円 |
特別に贅沢をしていた記憶はないのですが(むしろ節約生活!)、1ヶ月の生活費は1300豪ドル越え(当時のレートで約12万円台)は支出していました。
ただし、もう少し切り詰めて、生活レベルを落とせば、多少は支出を抑えることが出来ると思います。
- シドニー市内のコンドミニアムのシェアルーム(1室を複数の人と共有する)する
- 飲酒の頻度を下げる
例えば、滞在場所をプライベートルームではなく「シェアルーム」にすると家賃が少し抑えれます。
また上記の食費には、お酒代(ビール代*当時お酒が大好きでした!)も含まれているので、食生活を変えるのも1つの案です。
まとめ:シドニーのワーホリ生活費は安くない
オーストラリアのシドニー生活費用の内訳を紹介してみましたが、どうでしょうか(思ったより高い?安い?)。
シドニーでシティライフを過ごしたいワーホリメイカーは、困窮生活にならないためにも「少し余裕のある生活費」を持っておくことをおすすめします。
とはいえ、もっと無駄を切り詰めれば、今回紹介した生活費の内訳よりも低い予算で、シドニーで生活することも可能だと思います。
しかし、そうなると誘惑の多い都会シドニー生活では、いろんな場面で「我慢」することが多くなるでしょう。オーストラリアの田舎で送るファーム生活とは、環境が全く違うのです(*経験済み)。
あまり切り詰めるワーホリ生活を送りたくない人は、シドニー生活を楽しむためにも現地で働いて「稼ぐ」ことが重要です。
生活を少し楽にするにも、まずは稼いで収入を増やすことが「最大の武器」となるのは間違いありませんよ!