オーストラリアのワーキングホリデーの定番でもあるシェアハウス生活。
しかし、稀に発生するボンド(敷金)や契約内容の相違、住人とのトラブルを未然に防ぐ方法をご紹介します!
これから楽しいワーホリ生活を送りたい人は、要チェックな内容ので是非ご一読を。
ワーホリ生活で避けたいシェアハウスのトラブルとは?
ワーキングホリデーでオーストラリア訪れる人(ワーホリメイカー)にとって、物価(家賃)の高いオーストラリア(特に都市部)で、節約するための対処方法が「シェアハウスに住む」ことです。シェアハウスの探し方については、以下の記事をご参考ください。
しかし、シェアハウスに住めばすべてがハッピーかと言えば、そうではありません。いろいろとトラブルが発生して、ワーホリ生活のストレスになる場合もあるのです。
シェアハウスのトラブル例
シェアハウスのトラブル内容は様々ですが、ここではほんの少しだけトラブルの例を挙げると、以下のようなものがあります。
- 退去時にオーナーからボンド(日本で言う敷金)が返金されない
- 光熱費などの支払いのトラブル(家賃に含まれているか否か、あとで折半するのか否か)
- 友人などを招いて宿泊させた場合に費用が発生した
- シェアハウスのルールを破って強制退去
- シェアハウスの住人が賑やかすぎて、思っていた住環境と違った
どれも、自分がワーホリ生活をしている時に起こってほしくないトラブルばかりです。
ワーホリ中の個人的な体験談(シドニーで発生)
トラブルになりかけた事例としては、借りていた部屋に友人を宿泊させた際、オーナーからペナルティー(お金)を払えと言われたことがありました。結局、事前にそんな内容(ペナルティー)は聞いていないと説明して、しぶしぶオーナーに納得してもらったのですが、その後オーナーとも少し気まずい関係となったのは、言うまでもありません。
シャアハウスのトラブルを未然に防ぐ2つのポイントとは?
その1:シェアハウスの内見時、徹底的に設備環境や条件を確認する
事前に行うシェアハウスの住環境を確認する内見(インスペクション)時に、周辺環境や住み心地具合、家賃の支払い等を、細かくチェックしておくことです。
- 掃除がちゃんとされて清潔感があるのか
- どんな住人が住んでいるのか
- 出来れば住人がどんな仕事内容をしているのか(夜勤のある仕事だと生活リズムが違う)
- シェアハウスのルールはあるのか(掃除当番など)
- セキュリティはちゃんとしているのか
- 家賃の支払い頻度(月払いor2週に1回払い等)
- 家賃の支払い方法(銀行振込or現金払い)
- 退去の事前申告について(2週間前にオーナーに伝える等)
- ボンド(敷金)の返金について
など、事前の内見(インスペクション)の際に、上記の点などを確認しておくことが、とっても大事。自分なりの基準を持って、チェック項目を設けておくと良いでしょう。オーナーやシェアハウスの住人との相性の良さも、シェアハウスに住む上では大切なのです。
その2:入居時は書面で契約書を用意してもらう
そもそもトラブルとなる原因は、何か問題が発生したときに「契約が違う!事前に聞いていない!」など、言った言わないなどの口約束で、それが問題となりトラブルに収拾が付かないことにあります。
トラブルを防ぐイチバン重要なポイントは「事前に書面で契約を交わす」こと!
契約書の内容には、家賃金額と支払い方法及び頻度に始まり、シェアハウスでの禁止次項、トラブルを防ぐような項目を盛り込んでもらう必要があります。個人的なワーホリ体験談としては、どのシェアハウスのオーナーも書面で契約書を用意していました。
※ただし、契約内容に書いていない内容のハプニングが発生した場合には、直接トラブルを解決する必要があります。なので、事前に想定されるトラブル内容について、契約を交わす前に、契約書にその文言を盛り込んでもらうことをお願いするのも、良い方法だと考えます。
口約束のシェアハウスオーナーには注意!
一概に言えませんが、契約内容を書面に残す習慣のないオーナーには、注意したいところ。自分で契約書を作成してでも書面で残すような姿勢でアプローチをした方が、後々のトラブルを防ぐことになるので、それなりの対策が必要でしょう。
そもそも内見時に確認をして、そのようなシェアハウスの物件は選ばない方が良いかもしれません。
まとめ
やはりトラブルの原因として多いのが、ボンド(敷金)に始まるお金関係、あとはオーナーや住人との人間関係が挙げられます。特に人間関係については、やはり住んでみないとわからないのが現況と言えるでしょう。
楽しいシェアハウス生活を送る秘訣は、事前の内見時の確認、書面による契約内容を交わすことに加え、オーナーや住人とのコミュニケーションを怠らないことだと考えます。そうすれば、トラブルを未然に防ぐことにも繋がります。