※2022年10月時点の体験談情報を更新しました!
初めてラオスのビエンチャンで「タイ観光ビザ」を取得したい人にとって、どんな手続きや費用などが必要なのか気になる人も、きっと少なくないはず。
そこで今回は、ラオスの首都ビエンチャンでのタイ観光ビザ取得方法+私のビザラン体験談をもとにご紹介したいと思います。
これからビザラン計画中のタイ大好きな旅行者さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね!
ラオスの首都ビエンチャンでタイ観光ビザを取得したビザラン体験談
早速、まずはラオスの首都ビエンチェンで「タイ観光ビザ」を手に入れる方法について解説していきます!
ビエンチャン市内のタイ領事館の場所
ビザランしたい人が最初に知っておくべき、ラオスの首都ビエンチャン市内にある「タイ領事館」の場所はこちら。
*パンデミック以前と変わらず同じ場所(2022年10月時点)
ご覧の通りグーグルマップで確認すると、旅行者が集まるビエンチャン市内中心部のメコン川沿いエリアからは、ちょっと距離がありますね。
ちなみに今回、私はタイ観光ビザ取得のためにタイのチェンマイからウドンタニ経由で国境を超えてビエンチャンまで移動してきました!
タイ領事館へのアクセス方法
ビエンチャン市内で宿泊しているホテルからタイ領事館へのアクセス方法は、主に以下の4パターンのどれかになると思います。
- 徒歩
- レンタル自転車・バイク
- トゥクトゥク
- 配車アプリ「LOCA」(Grab同様に便利です!2022年経験済み)
もし仮に、外国人旅行者が集まるメコン川近く(お寺:ワット・オントゥ近く)のホテルに滞在する場合、タイ領事館までの移動時間はだいたいこんな感じ。
- 徒歩:約30分
- レンタル自転車:約15-20分
- トゥクトゥク:約10分
- 配車アプリ「LOCA」:約10分(バイク・車)
ちなみに今回(2022年10月)は、行きは「配車アプリLOCA(バイク)」・帰りは「徒歩」で、ホテルとタイ領事館を移動しました。
▼配車アプリ「LOCA」が便利すぎる
※2022年時点でも利用できました!
ラオスには、GrabやUberのようなラオス版の配車アプリ「Loca」があります。
・LOCA Laos: The largest 24 hrs ride-hailing and taxi in Laos
ということで、ビエンチャン滞在中にアプリをソッコー携帯にDLして、ホテルからタイ領事館への移動で利用してみました!
利用してみた感想は、快適すぎる!なので、次回からも移動はこれ一択かなと。
- 所要時間:約10分前後(ホテル→タイ領事館)
- バイク料金:約23,000キープ(約200円)
- 車料金:約58,000キープ(約500円)
*2022年10月時点の情報
トゥクトゥクのドライバーとのわずらわしい値段交渉も必要なく、会計明瞭ですごく安心。ボッタクリないので超おすすめです!
タイ観光ビザ取得に必要な日程スケジュール
ラオスの首都ビエンチャンにあるタイ領事館の開閉館時間は、土日祝日を除く平日のみ。
- 1日目(ビザ申請)AM9:00〜AM12:00
- 2営業日目(ビザ受取)PM1:30〜PM4:30
ビザの申請は午前のみ(AM9:00〜AM12:00)、ビザの受取は午後のみ(PM1:30〜PM4:30)です。
タイ観光ビザ取得のために、ラオスのビエンチャンに最低2泊3日ないし3泊4日は滞在する必要があります(2022年10月時点)。
▼おすすめの申請日+注意点
木曜・金曜日に申請するとビザの受取りが翌週明けになるので、最短の滞在日程にしたい人は月曜・火曜・水曜日に申請するのがおすすめです。
両国の祝日は閉館になるので、事前にグーグルで両国の祝日を調べておきましょうね。
タイ観光ビザ申請に必要なオンライン申請予約方法
ビエンチャンでのタイ観光ビザ申請は、従来の方法から新たに「事前にオンラインで申請予約」が必要になりました。
面倒かもしれませんが、事前予約しないと申請できません。このシステムのおかげで、以前のような長蛇の列に並ぶ必要がなくなる良い点ですね。
ここからは、簡単にサクッとオンライン申請予約方法を解説していくので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
▼STEP1:公式ビザ申請予約専用サイトでアカウントを作る
まずは、次の在ビエンチャン・タイ領事のビザ申請予約公式ウェブサイトにアクセスして、申請予約用のアカウントを作ります。
まずは、トップページにある「Book your Appointment」を選択します。
*ちなみに「Download Application Form」を選択すると、ビザ申請用紙がダウンロードできます。
次に、申請者の個人情報(名前、メールアドレス、パスポート番号など)を入力してアカウントを作成します。
*注意:入力ミスに気をつけましょうね!
▼STEP2:メールが届く(ログインパスワード付き)
登録したメールアドレス宛に「ログインパスワード付き」のメールが届きます。
このログインパスワードは、毎回ログイン時に必要なのでなくさないようにしましょう。
▼STEP3:ログインする
ビザ申請予約専用サイトを開いて、先ほど届いたログインパスワードを使ってログインします。
入力するのは、「❶登録したメールアドレス、❷ログインパスワード、❸セキュリティコード」です。
セキュリティコードは、入力欄上部に表示されているので、コピーして入力しましょう。
▼STEP4:申請予約をする
アカウントにログインできたら、次はビザ申請のオンライン予約をします。
次のページで「①申請するビザのタイプを選び、②申請する日時」を選択して、その条件で予約可能かどうか検索します。
すると、「③ビザタイプ・申請日時に応じた予約可能数」が表示されるので、空きがあればすぐ予約しましょう。
▼STEP5:予約確認メールが届く
ちゃんと予約ができたら、登録したメールアドレス宛に「予約確認メール」が届きます。
このメールを紙にプリントアウトする、もしくは現地ですぐにこのメール本文を見せれる携帯の通信環境を整えましょう。
*タイ領事館の入場ゲートで、係員に見せる必要があります。
タイ観光ビザ申請に必要な準備物
『一体、タイ観光ビザ申請に必要な準備物って何が必要なの?』って初めて申請する人然り、みなさん気になるところですね。
必要なものは、次の通りです。
- タイ出国チケット(飛行機・バスなど)予約証明書のコピー
- タイ滞在先(ホテルなど)予約証明書のコピー
- オンライン申請予約確認メールのコピー
- パスポート(原本)
- パスポート(顔写真ページ)のコピー
- パスポート(タイ出国+ラオス入国スタンプのあるページ)のコピー
- 証明写真2枚(3.5x4.5cmサイズ)
- 申請用紙(ダウンロードor領事館で入手可能)
- タイ観光ビザ申請代(1000バーツ*タイバーツのみ)
- 銀行残高証明証(直近3ヶ月間):残高2万バーツ以上(*シングル観光ビザの場合)
- タイ出国チケット(飛行機・バスなど)予約証明書のコピー(*2022年追加!)
- タイ滞在先(ホテルなど)予約証明書のコピー(*2022年追加!)
*「黒もしくは紺色のボールペン」も持っておくと安心です。
*申請用紙ダウンロード:ビザ申請予約公式サイト
必ず、事前に準備書類などを用意しておきましょう。
タイの滞在先住所や電話番号(通りの名前まで明確に記入する必要有)、ビエンチャンで滞在先のホテル住所・電話番号など、申請用紙に記入できるように用意しておきましょうね。
▼タイ領事館内の各種サービス
※注意:2022年10月時点で、タイ領事館内に以前のような各種サービス(コピー、証明写真撮影など)はありませんでした!
『事前にコピーとか諸々準備するの面倒だなぁ〜。』って人は、ぶっちゃけ、最低パスポート(原本)だけあれば、ビザ申請日当日に「タイ領事館内」でコピーや写真など必要なものも用意できます。
- コピー(1枚5バーツ・1000キープ)
- 証明写真撮影(80バーツ・20000キープ)
- 申請用紙の代理記入(50バーツ・10000キープ)、、など
なので、事前に必要な書類を忘れずに用意しておきましょう!
タイ領事館の「外」で書類記入などのサービスをうたう人から声をかけられても、軽やかにスルーしてタイ領事館の門をくぐって「内」へ直行しましょうね。
【ビザ申請日】ビエンチャンのタイ領事館での申請方法(2022年版)
※2022年10月時点情報
それでは実際に私の体験をもとに、タイ観光ビザ申請日の流れを解説してみたいと思います。
▼午前10時00分:タイ領事館へ到着
申請時間は「午前9時〜12時」からなのですが、私の受付番号の申請スケジュールは「午前10時〜10時30分」でした(ビザ申請予約確認メールに記載あり)。
領事館入り口のチェックポイントで、パスポートとビザ申請予約確認書のコピーを見せて、そのまま奥にある申請場所へ。
▼午前10時05分:申請者の列に並び始める
すぐにわかると思うのですが、タイ領事館の横にある申請場所には、申請者たちが椅子に並んで順番待ちをしています。
椅子でうまく順番待ちの道が作られている感じなので、他の申請者が並んでいる列に加わってビザ申請の順番待ちタイム。
ちなみに今回、ビザ申請用紙に証明写真を貼り忘れていたのですが、幸いにも待機場所の横にハサミとのりが用意されていました。
また2022年10月時点で、以前のような領事館内で各種サービス(コピー・証明写真撮影等)がありませんでした。
なので、事前に必要な書類をちゃんと準備しておきましょう(領事館内の各種サービスの復活を願いたい)。
▼午前10時40分:ビザ申請完了
やっと自分の順番になったら、申請窓口で必要書類・パスポート原本・現金1000バーツを提出します。
ちなみに、今回は申請窓口の係員に英文の銀行残高(日本円表記でした)について、USドルになるといくらの金額になるのかなど、いくつか質問されました。
ここで受け取った用紙が、2営業日後のビザ受取するときの「引換券」代わりになるので、決して失くさないように気をつけましょうね。
タイ領事館に到着してから、申請を終えるまでの所要時間は「約40分」でした。
【ビザ取得日】タイ領事館での受け取り方法(申請日の2営業日後)
▼午後1時25分:タイ領事館へ到着
ビザ受取時間は「午後1時30分〜」なのですが、タイ領事館のゲート前には既に列ができていました。
申請時に受け取った用紙を準備して、列に並びました。
▼午後1時30分:タイ領事館のゲート開場
ちょうど午後1時30分に、タイ領事館のゲートが開場されました。
そのまま奥の窓口前まで進んで、列に並んだ順番にビザを受け取るような流れでした。
※2019年以前のように、申請番号順に受け取るようなシステムではありませんでした。
▼午後1時40分:タイ観光ビザをゲット
窓口でパスポートと領収書を受け取る際、書類にサインしたら、無事タイ観光ビザをゲットできました!
今回(2022年10月時点)でビザ取得までの待機時間は、わずか10分程度でした。
ビザラン旅行でビエンチャン市内で滞在したホテル
『タイ観光ビザ取得も目的だけど、ビエンチャン市内観光にも便利で安く泊まれるホテルに泊まりたいなぁ〜。』
私が過去のビザラン旅行で宿泊したビエンチャン市内のホテルは、市内中心部にあって観光にも便利なロケーションでした。
ラオス🇱🇦ビエンチャンで宿泊した「Sailomyen Cafe & Hostel」がかなり良かったです。
併設されたお洒落なカフェがセンス良くていい感じ。欧米系の若い旅行者も多くて、部屋もミニマルで清潔感ある仕様でした。
アゴダで予約して1泊20ドル(朝食付き)とコスパ良いので女子旅にもオススメです☕️ pic.twitter.com/RDlETMhN2t
— パレコ@東南アジア🇹🇭✈️ (@parek0) December 15, 2019
ちょっとお洒落で、1泊2000円ちょいで泊まれるコスパの高いホテルでした(個室+シャワートイレ付き+フリーWiFi+朝食付き)。
宿泊費用を抑えたいけど、良い感じのホテルで泊まりたいカップル旅行者にもおすすめですね。
▼ビザ取得だけが目的ならタイ領事館周辺のホテル
『タイ観光ビザ取得だけが目的!ビエンチャン市内観光にまったく興味のないなぁ。』
って人は、タイ領事館周辺の徒歩圏内にあるホテルに滞在するのがベストですね。
・ムオンタン・ラグジュアリー・ビエンチャン:1泊1万円〜リッチな人向け高級ホテル
・グランド・ホテル・ヴィエンチャン:1泊6千円〜小綺麗でシックな中級ホテル
・ドウアンプラセウスホテル:1泊3千円〜費用重視で安く泊まれるホテル
以上、パンデミック後の2022年10月にラオスの首都ビエンチャンで「タイ観光ビザ」を取得した体験談でした。
今後ビエンチャンで、タイの観光ビザ取得を計画している人は、ぜひ参考にしてみてください!