『海外から日本への送金を受取るときに、発生する「受取手数料」を安く抑えられる節約術が知りたいっ!』
日本国内の大手銀行口座で海外送金を受け取ったら、すごく高い受取手数料を引かれた!って経験をした人は、きっと少なかなずいるはず。
そこで今回は、そんな海外送金の受け取りにおすすめな国内銀行を紹介したいと思います!
- 初めて海外から日本へ海外送金したい
- 海外送金で発生する受取手数料を節約したい
- 海外送金の受け取りにおすすめな日本の銀行を知りたい
何も知らずに損することなく、賢く手数料を節約して海外送金を受け取りたい人は、ぜひ役立ててみてくださいね!
1. 損しない海外送金のポイント2つ(日本国内受け取り)
まず、海外送金をするときに節約も兼ねた重要なポイントが大きく2つあります。
① 両替レート
海外送金でイチバン重要なのが「両替レート」です。
送金する金額にもよりますが、両替レートが「1円」違うだけで、受け取れる金額に「大きな差」が発生します。
なので、両替レートが良い金融機関や海外送金サービスを利用することが、前提条件となります。
▼ おすすめの海外送金サービス
- Wise(ワイズ) |日本語対応+両替レート良く+送金スピードも早い!いま注目のFintech海外送金サービス
私も何度も利用した経験のある「Wise(ワイズ)」は、初めて海外送金する人以外にも、かなりおすすめできる海外送金サービスです。
お得な海外送金サービスを探している人は、ぜひ以下の記事も参考にしてみてくださいね。
② 海外送金で発生する手数料
海外から送金したお金を日本で受け取るときに発生する手数料も、海外送金では大事なポイントなんです。
- 被仕向送金手数料(ひしむけそうきんてすうりょう)
- リフティングチャージ
海外から送金されたお金(日本円)を日本の銀行口座で受取るときに、上記2つの手数料が発生します。
この手数料は、海外の金融機関で必要な手数料(条件を満たせば無料の場合が多い)とは別に、海外から送金して日本国内の銀行口座に入金されるまでに発生する手数料です。
▼ 手数料①:被仕向送金手数料とは?
まず、被仕向送金手数料(ひしむけそうきんてすうりょう)とは、銀行口座あてに外貨送金や円建て送金があった場合に、受け取る側で支払う手数料のことです。
- 国内の大手銀行では、この手数料(1500円or2000円以上〜)が発生する場合が多い
▼ 手数料②:リフティングチャージとは?
次に、リフティングチャージとは、経由・中継銀行で、ある外貨から異なる外貨への両替を伴わず、同一の通貨建てで外国為替取引を行う際にかかる手数料(外貨受取手数料)のことです。
こちらの手数料も、2500円前後ほど発生する場合が多いです。
失敗談:私が海外送金の受取で損した例
この記事を書いている私自身も、初めて海外から日本へ送金を経験したときに、とある日本の国内銀行で送金を受け取りました(←これが大失敗!)。
その結果、被仕向送金手数料が2500円、加えてリフティングチャージが2500円、合計で5000円も受取り手数料を支払うハメになりました。
- 被仕向送金手数料:2500円
- リフティングチャージ:2500円
受け取り手数料として「合計5000円(①+②)」も差し引かれました(泣)
いま思うと、もっと早く「手数料(被仕向送金手数料など)を節約できる方法」を知っておけばよかったと、少し後悔しています、、、。
2. 海外送金受取にオススメな日本国内銀行2選
ということで、前置きが長くなりましたが、ここからはそんな手数料をできるだけ抑えられるおすすめ国内銀行を紹介していきますね!
① SBI新生銀行
※注意:無料になる条件が変更されました(詳細は要チェックです!)。
まずは、SBI新生銀行の総合口座開設。日本円だけではなく、アメリカドルやユーロなど各通貨建てのまま普通預金に入金できるのもポイント。
さて、海外からの外貨送金・円建て送金受取に必要な手数料をみてみると、次の通り。
- 被仕向送金手数料:無料(※条件あり)
- リフティングチャージ:経由・中継銀行にリフティング・チャージなどが発生する場合がある
- 口座維持費:無料
被仕向送金手数料が無料(※条件あり)、もちろん口座維持費も無料です。ただし、「場合によって」リフィティングチャージは発生すると考えて良さそう。
ということで、SBI新生銀行に電話してみました!
「SBI新生銀行はリフティングチャージは取らないけれども、経由・中継銀行で発生場合があるものに関してはお答えできない」
と、電話オペレーターの方からご回答いただきました。
ネット振込手数料に関しては、利用額に応じて他銀行への振込手数料無料の回数が、最大10回まで増えます(ステージ別:口座ステータスによる)。
ちなみ、スマホアプリからだと簡単に最短1週間でSBI新生銀行の口座開設ができるのも大きなポイント!自宅近くに本支店がない人や、仕事で忙しく時間がない人にはピッタリですね(郵送の場合は約2週間かかります)。
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② ソニー銀行
次に、ソニー銀行での海外からの送金受取に必要な手数料を見てみましょう。
- 被仕向送金手数料:無料(※条件なし!)
- リフティングチャージ:経由・中継銀行にリフティング・チャージなどが発生する場合がある
- 口座維持費:無料
ソニー銀行も、SBI新生銀行と同様に被仕向送金手数料、口座維持費は無料です。
ただし、リフティングチャージに関しても同様に、海外の金融機関から送金する場合は発生すると考えてよさそうです。
インターネットを使った他行への振込手数料も、月1回は無料となるのもSBI新生銀行と同じでお得です。
余談:海外送金の受取手数料を節約するおすすめ方法
実際に、ワイズ(Wise)を使って海外の金融機関から日本の銀行口座へ海外送金した体験談は、こちら。
上の体験談の中で、海外送金を日本の銀行口座で受け取ったときの受取手数料は、一切不要(無料)でした。- 被仕向送金手数料:無料
- リフティングチャージ:無料
- ワイズ(Wise)の手数料:これのみ(激安!)
ワイズ(Wise)の手数料は激安なので、海外から日本への送金(+日本から海外へ送金)する場合に、受取手数料(被仕向送金手数料・リフティングチャージ)を節約できますよ。
以上、初めて海外送金される方は、日本の銀行でも受け取り手数料が発生することを、知らなかった方もいるのではないでしょうか。
私の失敗談を含め、海外送金の手数料節約術のひとつの参考として、ぜひ役立ててみてくださいね!