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南国フィリピンには、21世紀になっても未だに現地フィリピン人の間で「黒魔術伝説（？）」が語り継がれ、恐れられる島があります。
それって本当なの？にわかには信じがたいフィリピンにある噂の島が『シキホール島』です。
今回は、シキホール島内にある有名なビーチ、世界的にも人気なおすすめリゾートホテルも合わせて、観光旅行してきた体験記をご紹介します！
シキホール島の周辺にある島々（セブ島、ネグロス島の学園都市ドゥマゲテ、世界一小さなメガネザル「ターシャ」がいるボホール島）と合わせた旅行にもピッタリなので、ぜひ参考にしてみてくださいね！
１. ロングステイに最適？フィリピン・シキホール島
今回ご紹介する「シキホール島」は、フィリピン中部のビサヤ地区にある島の１つです。
海外旅行先として有名なリゾート地のセブ島やボホール島の南に位置し、ネグロス島の南東部に程近い場所に浮かんでいる島。
シキホール島の人口は、２０１０年時点で約９１０００人、過去の統計では増加傾向。島の大きさは３３７.４９平方km（参照：Wikipedia）。
ざっくりとですが、沖縄県にある宮古島の約２倍の大きさ（面積）。
実際に今回訪れてみたシキホール島は、まだ大きな開発がされておらず、いまものんびりとした風景が数多く残されていてました。
そんな魅力もあってロングステイする旅行者も多いと耳にします。
シキホール島から南のボホール海を渡ると、すぐ近くにミンダナオ島がありますが、シキホール島ではセブワノ語（ビサヤ地区の言語）と英語が通じます（もちろんタガログ語＝フィリピンの公用語も）。
シキホール島までの行き方
フィリピン国内の主な都市からシキホール島までの行き方については、以下の記事が参考になるので、ぜひ役立ててみてください。
２. シキホール島内の移動手段
今回は、シキホール島の西にあるネグロス島の学園都市ドゥマゲテからフェリーを利用しました。
シキホール港に着くと、港の近くに白い砂浜が目に飛び込んできます！美しい、、、。
しかし、到着するやいなや、トライシクルのドライバーたちによる大歓迎が待っています！もちろん客引きであるのは、言うまでもありません。
シキホール島内の移動は基本トライシクルかレンタルバイク
シキホール島内の移動手段は、基本的に「トライシクル」か「レンタルバイク」となります。
トライシクルは、地元民も混ざって何人かで乗り合うと安いですが、海外旅行者だけ（１人や２人）で利用すると、少しだけ観光地プライスとなる場合が多いと思います。
ちなみに、大歓迎のシキホール港を突き進んで抜けていくと、Public Marketがあったり小さな店が立ち並ぶエリアがあるので、そこで地元民も利用するジプニーや、大通りで流しのトライシクルを捕まえることもできます。
レンタルバイクは、宿泊するリゾートで借りる場合が多いでしょう（レンタルバイクショップもあるかも？）。
３. シキホール島に残る魔女が操ると噂の黒魔術伝説とは？
シキホール島は、フィリピンでは未だに魔女が棲み黒魔術が残る島として恐れられているようです。
スペイン統治下の前より古くから、白魔術や黒魔術を操る魔女がいるとされていました。
今回、残念ながら私は同行者（フィリピン人）の要望もあって、実際に有名な魔女を尋ねることができませんでした。しかし、他のミステリーハンター？達の動画をYoutubeで見つけることもできます。
[youtube id="mOsYtS-Dt0U" align="center" mode="normal" autoplay="no" maxwidth="640"]治療のためなどの目的で、魔女から施術されるために訪れるフィリピン人や物好きな旅行者も多いとか。
ちなみに、ボロボロという魔術で有名な方は、惜しくも２０１４年に亡くなられているようです。
４. シキホール島にある人気のサラグドーンビーチ
シキホール島にある有名なビーチは「サラグドーンビーチ（Salagdoong Beach）」。
シキホール島の東側に位置するマリア地区にあります。ロングビーチではなく、意外とこじんまりとしたビーチだったのですが、のんびりするにはちょうどよい大きさでした。
休憩所として食堂も併設されているので、夕方までは飲み物や食べ物も手に入ります（ビールも）。
サラグドーンビーチには、岩場の小山の上からは周囲を一望できます。そこには、コンクリート製の「飛び込み台」や滑り台もあるのですが、滑り台の方は使用中止でした「Out of order + Smile 🙂 」。
サラグドーンビーチで見たサンセットがとっても素敵！ただただ、ぼーっと眺めていた贅沢な時間。
サラグドーンビーチの場所が島の東部にあるので、マリア地区にあるホテルや安宿からならともかく、他の地区からは遠いのがちょっと難点。
レンタルバイクを利用するか、トライシクルを何時間か貸し切って遊びにいくことをおすすめします。
トライシクルドライバーには、遊び終わるまでビーチで待っててもらう交渉をしましょう。多少のチップはやむ終えません。
他にも、ご縁があって訪れることになったラレーナ地区にあるリゾート「フローラズ ダイブ アンド リゾート (Floras Dive and Resort)」内にあるビーチでも、のんびりできました。
白い砂浜が広がっているわけではないのですが、ハンモックがあったり、ブランコがあったり、子供も喜びそうな場所でした。
一時利用の料金は必要でしたが、たしか1人100ペソくらいだったような（記憶があいまいですみません！）。
バーカウンターの近くではWifiも利用できたり、小さなバーで飲み物を買うこともできたので快適。
宿泊客はヨーロッパ系のご夫婦が２組ほど滞在していただけだったので、プライベート感がありました。斜面にそれぞれ独立してコテージがあります。
５. シキホール島のおすすめリゾートホテル＆安宿
ここからは、シキホール島にある人気リゾートホテルと安宿をご紹介します！
私がよく利用しているアジア圏の海外ホテル予約に強いアゴダでも、予約が取れないほど人気の宿もあります。
実は私も泊まりたかったリゾートが、フルブッキング（予約で一杯）で泊まれなかった苦い経験があるので、シキホール島へ訪れるならご予約はお早めに。
１度は泊まってみたい「ココ グローブ ビーチ リゾート (Coco Grove Beach Resort)」
credit / Coco Grove Beach Resort facebook
シキホール島の南部に位置するサンフアン地区にある人気のリゾート『ココ グローブ ビーチ リゾート (Coco Grove Beach Resort) 』。
世界的にも有名のようで予約がなかなか取りにくい！きれいに手入れされたロングビーチが特徴的で、リゾートの敷地も広く、全体的にクオリティが高いおすすめのリゾートです。
アクティビティも充実していて、ダイビングのメニューは豊富。オープンやアドバンス認定証を取れるコースや、レスキューやマスターコースも用意されています。プールもあるので、海が苦手な方にも安心です。
ちなみにこのリゾートは、大きな「クルーザー（愛称：Coco Princess）」を持っています。
ネグロス島のドゥマゲテ港からシキホール島にある『Coco Grove Beach Resort』までの間を、クルーザーを利用して直接海を渡り、ゲストを送迎する計画もあるようです。
クルーザー移動を利用したい方は、ぜひ問い合わせてみてくださいね。
詳細：ココ グローブ ビーチ リゾート (Coco Grove Beach Resort)
バックパッカー用「トリス バックパッカーズ パラダイス (Toris Backpackers Paradise) 」
credit / Toris Backpackers Paradise facebook
バックパッカーに人気の『トリス バックパッカーズ パラダイス (Toris Backpackers Paradise) 』は、前述の『Coco Grove Beach Resort』と同じシキホール島の南部に位置するサンフアン地区にあります（というかお隣です！）。
男女共同のドミトリーは格安で、カップルでも泊まれる一般的なダブルルームもとっても安いです。費用を抑えたいバックパッカーにはピッタリ！
世界中から訪れるバックパッカーと交流したり、ロングステイにも最適です。
贅沢な時間を過ごすなら「インフィニティ ハイツ リゾート (Infinity Heights Resort) 」
credit / Infinity Heights Resort
海沿いにあるリゾートホテルではなく、シキホール島のほぼ中心部の山間部にある『インフィニティ ハイツ リゾート (Infinity Heights Resort)』。
シキホール島の海も素敵ですが、自然豊かな山中の景色も美しい見所なんです。
山から見下ろせる景色と共に泳ぐことのできるプールもあります。眺めも素晴しいのでカップルには最適のスポットかもしれません。
詳細：インフィニティ ハイツ リゾート (Infinity Heights Resort)
まとめ：好奇心旺盛な人はシキホール島を目指そう！
豊かな自然が残るフィリピンのシキホール島は、セブ島やボラカイ島、パラワン島などのように有名なリゾートスポットではありません。
しかし、黒魔術の残る島という噂も言われることもあって、どこか不思議な魅力があるように感じました（魔術を信じるかどうかは別として）。
セブ島にも程近い、ネグロス島南端の学園都市ドゥマゲテや、ボホール島のタグビラランへ立ち寄る際は、一足伸ばしてシキホール島へご旅行されてはいかがでしょうか。
思いがけない楽しみに出会えるかもしれませんよ。
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