時給48ドル?! オーストラリアのシドニーにあるカジノで働くと給料ハンパなかった【体験談】

オーストラリア カジノ 仕事 ワーホリ
質問者
物価や給料の高いオーストラリアって、日本人ワーホリでも稼げるってホント?

オーストラリアワーキングホリデーを計画中の人の中には、現地で仕事をしてお金を稼ぎたい人は、きっと少なくないはず。

そこで今回は、オーストラリアワーホリ経験者の私が、シドニーのカジノで働いた体験談をもとに、ローカルジョブの給料や待遇について紹介したいと思います!

日本では考えられない高時給に驚くなかれ!海外のオーストラリアで働く経験をしてみたい(外貨を稼ぎたい)人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1. ワーホリ初仕事はシドニーのカジノでした

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo: David Clare, First Light Photography / Courtesy City of Sydney

当時、初めてのワーホリで私が訪れたオーストラリアのシドニー。

そんな私の「海外初」の仕事となったのは、ずばり「カジノで働く」ことでした。

日本じゃ考えられない、カジノという場所で働くことができたのは、とってもラッキーな経験でした。

まずは、初出勤日の状況と仕事内容を簡単にご紹介したいと思います(*当時2014年に約半年間働いていた情報)。

①カジノでの初出勤日は大晦日

ワーホリ初仕事の初出勤日が、なんと大晦日「カジノで年越し!」だったのです。

カジノ初出勤日の勤務スケジュール
  • 12月31日の大晦日(夕方)〜新年1月1日の朝まで

ちなみに、オーストラリアに訪れる前から「シドニー名物の大晦日のカウントダウン花火」を楽しみにしていましたが、もちろんバッチリ見逃しました。

シドニー名物のカウントダウン花火

国際観光都市であるシドニーで、大晦日12月31日から1月1日にかけて催される名物イベント。ニューイヤーを迎える年越しカウントダウン花火『Sydney New Years Eve』は、大規模で美しいと世界的にも有名です。

②ワーホリで働いたカジノでの仕事内容

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo credit / The Star Facebook

当時、海外で働いた経験のなかった初ワーホリの私が、シドニーのカジノで働いた仕事内容について。

カジノ初出勤日の仕事

  • 配属:カジノ内のスポーツバー
  • ポジション:BAR PORTER(バーのアシスタント)
  • 仕事内容:テーブルの上を片付けたり、お酒や飲み物を補充したり、グラスを片付けたり(要はバー周辺の雑用係)

カジノ内のスポーツバーに集まる現地オージーや観光客のお客さんと会話したりなど、鼻歌を歌いながらできる簡単な仕事と思いきや、大晦日で大賑わいしていたので、意外とかなりの体力勝負!

ちなみに、そんな仕事の姿勢(日本人としては普通)がマネージャーに好評だったのか、その後カジノ内の「スポーツバー」は、たびたび働くことになったポジションの1つでした。

▼ カジノでの仕事内容は時々変わる

ちなみに、このあとシドニーで半年間働くことになった、カジノ・ホテル・イベント会場が集まる複合施設「THE STAR(ザ・スター)」では、様々なところで働く経験ができました。

半年間カジノで働いていた仕事内容
  • スポーツバーでのバーポーターの仕事
  • ゲームフロアのゲストに対無料ドリンク提供やお酒を販売する仕事
  • 屋外ラウンジでのバーポーターの仕事
  • ホテルの客室へ料理を配膳する仕事

と、こんな感じで、簡単にいうとウェイターみたいな仕事で、定期的に半年間働いていました。

2. 日本人ワーホリがシドニーのカジノで働いて稼いだお給料

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo credit / The Star Facebook

質問者
一体、いくらの時給でシドニーのカジノで働いていたの?

さて、ここからみなさん気になる「当時シドニーのカジノで働いていた時に稼いでいた給料(時給)」を紹介していきます!

*注意:当時2014年情報、時給・豪ドル表記・税引き前金額です

カジノで働いた時給:平日の場合(月〜金曜日)

平日(月〜金曜日)でも時給は、基本20ドル以上。夜間に働く場合は、ちゃんと夜勤手当(ペナルティ)が付く点がうれしいところ。

平日(月〜金曜日)の時給

  • 平日の朝昼:約22ドル
  • 平日夜19時以降:約24ドル(ペナルティ10%手当が付いて少し高め)
  • 平日夜23時以降:約25ドル(ペナルティ15%手当が付いて更に少し高め)

カジノで働いた時給:週末の場合(土・日曜日)

なんと週末(土・日曜日)は、更に時給がアップします!これは、オーストラリアの労働法でシッカリと定められています。

週末(土・日曜日)の時給

  • 土曜日:約27ドル
  • 日曜日:約31ドル

カジノで働いた時給:祝日の場合(NSW州の祝日)

驚くなかれ、祝日はもっと時給がアップします!これぞっ、オーストラリアワーホリの醍醐味でありローカルジョブの神髄なのです!

祝日の時給
  • 祝日:約48ドル(←初勤務の時給)

当時の為替レート(1豪ドル=95円)で、時給48ドルを計算した場合、なんと日本円で「時給約4560円」なり!

ちなみに、もっと高い時給の仕事なんてオーストラリアにはザラにあります。だって、ウェイターのポジションのこの金額なんですから。

もし派遣スタッフではなく、直接雇用なら更に時給がアップしていた可能性は否めませんね。恐るべしオーストラリア、、、。

3. 24時間営業のカジノで働く勤務時間

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo credit / The Star Facebook

ちなみに、カジノの営業時間って、朝から晩までというか「24時間営業」なんです。

ここからは、その24時間営業で眠ることを知らない「カジノで働いたときの勤務時間・スケジュール」について紹介します。

①基本8時間労働(超ホワイト企業!)

オーストラリアでは、一般的に「8時間労働」が原則。私がカジノで働いていたときも同様でした。

日本でのサラリーマン時代には考えられなかったまともな労働環境で、残業は基本的に一切ありませんでした。

▼もし残業が発生したときは?

実は、カジノ内で開催されるイベントなどで超忙しい日には、マネージャーから他のポジションへのヘルプとして、残業をお願いされることもありました。

もちろん、日本の悪しき慣習ような「サービス残業」という概念はありません

その点、まともな国のオーストラリアでは、残業で働いた分だけシッカリと時給が発生して給料アップに繋がりました!

②シフト制(カジノは24時間営業)

前述の通り、私の働いていたカジノは24時間営業なので、勤務体制は「朝、昼、夜、深夜のシフト制

留学生やワーホリメイカーで「語学学校の授業が終わってから働きたい」って人にも、ピッタリのシフト制でした。

ちなみに、当時私がカジノで働いていたときの同僚には、語学学校などの学生もいましたが、なぜか日本人ワーホリや日本人留学生は1人もいませんでした。

③カジノ仕事での勤務頻度

当時の私は、基本的に週4日〜6日程度は働いていました。

カジノでの仕事とそれ以外の仕事を「掛け持ち(ダブルジョブ状態)」だった時は、忙しい時には週7日勤務の週もありました。さすがに体力勝負でした(汗)

また、カジノでは深夜勤務シフトもあるので、たまに不規則な生活になりやすかったです。

4. カジノで働いた場合の給料日

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo credit / The Star Facebook

日本は「月給制」で基本的に給料日は月1回ですが、オーストラリアでは企業によって「月給」「2週間に1回」「毎週」の給料日が異なっています。

①私の場合:基本毎週払い

当時私の場合、基本的に「毎週」入金がありました。

週単位で、1週間の内に働いた分が翌週の決った日に、私の銀行口座へ振り込まれる仕組み。

毎週、銀行口座へ着金があると資金繰りにも困まらず、生活資金面でも安定していました。

②ボーナスも?!

カジノで働くメリットとして、よくゲスト(お客さん)から「チップ」がもらえていました。海外の文化の良い点の1つですね!

ちなみに当時、もらったチップは「全額すべて自分の懐に直行」だった点も、個人的には良い職場環境でした。

補足

レストランやバーなど働く場所や仕事によっては、チップをスタッフ全員でシェアしたり、店に全額没収されたりするところもあるようです。

ウェイターとして質の良いサービスを提供しても、チップを没収されるとたまりませんね。

まとめ:オーストラリアのローカルジョブで働こう!

オーストラリアワーホリ時給仕事給料シドニーカジノ

Photo Credit Duy Phan / The Star facebook

以上、日本で同業種の仕事で働いた場合と比べても、オーストラリアは遥かに時給が高く労働環境が良いことが、お分かりになったと思います。

あくまで、当時の私自身がオーストラリアワーホリで働いていた労働環境の例です。

もちろん、スキルや専門性がある職種につけば、カジュアルジョブといえど時給はその倍近い(時給40ドル以上)仕事はザラにあります。

今回のカジノに限らず、高い時給や良い労働環境で働くチャンスがたくさんあるので、オーストラリア留学やワーホリを計画している人は、是非チャレンジしてみてくださいね。