ワーキングホリデーや語学留学などの海外生活後は、日本国内や最近では海外就職する人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、海外でのワーホリや留学後に多くの人が直面するであろう「就職の事前準備」をテーマにご紹介します!
英語履歴書制作のテクニックやアピールポイントなど、国内の日本企業の就職活動だけではなく、国内の外資系や海外企業への海外就職も視野に入れて挑戦しましょう!
海外体験を最大限に活かすチャンスです。
1. 海外留学やワーホリ後に就職する選択
社会人になった後、一旦仕事を辞めてワーホリや語学留学で海外渡航した人は、現地で語学力を磨いたり、貴重な体験を国際感覚を養っていると思います。
海外留学・ワーホリ後の就職進路
大学在学中に休学してワーホリを経験する学生もいるのですが、ここでは一旦社会人になってからワーホリや海外留学を経験した人(20代中盤から30歳前後)を対象に解説してきます。
まず、ワーホリ・海外留学後の選択肢は、一般的には以下の3つの選択肢となるでしょう。
- 海外で仕事を手に入れ海外就職する
- 日本国内で再就職する
- ニートもしくは旅人になる
3つ目の選択肢は楽しそうなのですがここではおいといて、海外就職や日本国内就職、どちらの選択にせよ、仕事を得るには、事前の準備が必要です。
2. 海外留学やワーホリ後の就職に必要な事前準備
まず、海外留学・ワーホリ後から再就職までの流れを簡単に確認してみます。
- 転職サイト・エージェントに登録する
- 海外で得たアピールポイントをピックアップ(語学力/海外生活で経験したエピソードなど)
- 履歴書アップデート/最適化する
- 説明会やヒアリングに参加する
- 面談(インタビュー)
- 採用合否
過去に転職をされたことのある人であれば、大まかな流れはだいたい把握しているはず。
①転職求人サイトに登録してライバルに差をつける
転職でライバルに差をつけるためには、まずは転職サイトに登録して、タイムリーな求人情報・給料条件など情報収集をすることが必須です。
よっぽどのコネがあるなら話は別ですが、そうでなければ転職エージェントのプロのアドバイザー(キャリアアドバイザーと呼ばれる人もいる)から、自分の転職希望にあった有益な情報を手に入れることが大切です。
②海外経験アピールポイントをピックアップ
企業が求めていることは、これまでのキャリアはもちろんのこと、募集しているポジションで活かせる語学力・スキル・ポテンシャル・海外生活で得たユニークな経験です。
▼TOEIC・IELTSなどで語学力をスコア化
語学力といっても、やはり日常会話レベルという漠然としたものでは、アピールとして弱いのはご想像の通り。
英語であれば、客観的に語学能力を測る英語圏ではスタンダードなIELTSのスコアやケンブリッジ英検、日本企業に限っていえばTOEICで自分の語学力をスコア化すること。
そのためにも、ワーホリや海外留学中から成果を挙げることを目的に、日々の勉強が大切です。留学中もしくは帰国後にその成果を試す上でも、語学力をスコア化しておきましょう。
▼ユニークな海外体験を言語化
これは各人それぞれ違ったストーリー(エピソード)をお持ちだと思います。具体的な事例とそれから何を得たかを履歴書や面接でアピールできるようにしておきましょう。
例えば、オーストラリアのシドニーにあるカジノでウェイター/ウェイトレス、バーのアシスタントとして働き、マネージャーから現場の新人教育を任された経験がある。
応募先の業務内容にもよりますが、ワーホリや海外留学中に経験した仕事面の具体例を関連づけてアピールできれば、より良くなると考えます。
ただでさえ、「ワーホリはお遊び期間」と考える採用担当者が多いといわれているので、オモシロい!と思わせるようなインパクトのある体験談が必要です。
③日英文履歴書のアップデート
語学を活かした仕事に就きたい人は、海外就職や日本の外資系企業(念のため)を狙うために、海外仕様(英語)と日本仕様(職務経歴書も)の2通りの履歴書を用意しておきましょう。
応募する企業が日本企業の場合は、ワーホリをキャリアの空白期間と見られる場合も少なくありません。
上記のアピールポイントを含めて、説得力のある情報をアップデートすることが肝心です。
日本の履歴書の書き方も特徴があるように、英語の履歴書にも書き方の体裁があるので、事前に英文履歴書書き方の参考書から学んでおきましょう。
英語の履歴書はデザインも含めて非常に大事な要素で、海外では履歴書作成専門のプロのライターは有名な存在です。
外資系や海外企業であればより重要視される可能性が高いので、しっかりとしたものを準備しておきましょう。
▼おすすめ:英文履歴書の翻訳添削サービス
英文履歴書の書き方に自信のない人は、ネットで探せばプロの翻訳添削サービスもあります。
自分で作った英文履歴書のブラッシュアップを依頼してみるのは良い先攻投資です。
低予算であれば、ワンコインから依頼できるクラウドソーシングサービス「ココナラ 」もあるのでおすすめ。
英文履歴書の枚数は2枚までが限界で、それ以上多いと読んでもらえない場合があります。
シッカリと要点をまとめた体裁で書き上げましょう。じっくり読んでもらえるほど採用人事担当者はヒマではありません。
まとめ:ワーホリ・海外留学後の就職準備は用意周到に
海外留学やワーホリ後には、日本国内での再就職や海外就職を考えている人は、きっと少なくないはず。
ワーホリや海外留学は、楽しすぎて?意外とあっという間に時間が過ぎてしまい、気がつけばもう帰国するタイミングだっということも耳にします。
日本国内もしくは海外で就職をするのであれば、どちらも事前準備が欠かせません。
ライバル差をつけるためにも、事前の情報収集だけは最低限やっておくべきです。まずは転職求人サイトに登録しておきましょう!