『ぼったくりタクシーに騙されたくないっ!』南国フィリピンのセブ島を訪れる旅行者や語学留学生に朗報です!
もう空港タクシーも商売上がったりかも?セブの玄関口マクタン空港からセブ市間を運行する公共バス「MyBus(マイバス)」についてご紹介します。
格安で安全に乗車できるMyBus(マイバス)は、そんなセブ初心者にも利用価値100%、ぜひ活用してみてくださいね!
※2016年7月時点情報
セブ島の公共バスMyBus(マイバス)は想像上に安くて快適だったよ!
フィリピンセブ島の公共バスMyBusに乗ってみたらすごく快適。ぼったくりなしで格安料金なのもうれしい。 pic.twitter.com/a6Vfpi0WWP
— パレコ@セブ島 (@parek0) 2016年7月15日
セブ島の公共バスMyBus(マイバス)って?
フィリピンの首都マニラに続き、第2の都市(メトロセブ経済圏)といわれるセブですが、実は地下鉄や鉄道などの公共交通機関がありません。
そこで、2015年末からセブの新たな交通手段として運営されている公共バス『MyBus(マイバス)』に注目が集まっています。
※公共バスといっておきながら実際はセブ市が運営しているわけではなく、名財閥SMプライムホールディングスの資本投資によって運営されています。
まぁ、そんな細かな経緯は利用者に関係なく、フィリピンのセブ島を初めて訪れる観光客や留学生は、安心して利用できる交通手段がMyBus(マイバス)なのです!!
MyBus(マイバス)の路線ルート
ご紹介するMyBus(マイバス)は、セブの空の玄関口となる「セブマクタン国際空港」からセブ市内にある大型ショッピングモール間などを含め、5つのルートを運行しています。
空港で待ち構えているセブ島初心者(土地勘と現地金銭感覚のない人)を狙ったぼったくりタクシーからおさらば!
セブ市内にある大型ショッピングモール「SMセブシティ(SM Cebu)」「SMシーサイド(SM Seaside)」「パークモール(Parkmall)」など、日本人観光客や留学生にも有名な場所がマイバスの停留所となっています。
MyBus(マイバス)の利用料金
セブ島の移動手段といえば日本と比べて割安なタクシー移動が基本ですが、公共バスのMyBus(マイバス)の利用料金は、破格とも言える値段なのです!
日本人の観光客や語学留学生が利用するであろう路線と区間(例:空港からSMセブシティ)では、片道ひとり25ペソ也(約54円:2016年7月時点)。なんと、セブマクタン国際空港からセブ市内にある有名なショッピングモールまで、超格安で移動できるのです!
※セブ市の南に位置するタリサイ市(Talisay)まで乗車するなら40ペソ必要のようですが、あまり赴く機会はないと思います。
MyBus(マイバス)時刻表
マクタン国際空港からセブ市内へ移動する路線は、だいたい1時間もしくは30分間隔で運行されています。
セブ市内にある大型ショッピングモールの「SMシティ」から超大型ショッピングモール「SMシーサイド」区間においては、15分間隔で運行されています。
年々憎くなっている渋滞の影響もあるので、南国フィリピンタイムであることを心掛けておきましょう。日本みたいに時間通りオンタイムなことは稀なのです、えぇ。
試しにMyBus(マイバス)でセブ市内のSMシティからSMシーサイドに移動してみたよ
自分自身でもどんな乗り心地なのか確かめるために、実際にMyBus(マイバス)に乗車してみました!今回始めて乗車するにあたって選んだルートは、セブ市内にあるショッピングモール「SMシティ」から「SMシーサイド」までです。
SMシーサイドはセブ市内のSRPと呼ばれる湾岸沿いの埋め立て地にあるため、セブ市内やマクタン島からは結構距離があります。そのため、タクシーを利用すると渋滞の影響もあって料金が高くなりがち。MyBusマイバスを利用すれば、格安移動が可能なのです。
▼乗車前:Mybusのバス停でプリペイドカード購入!
MyBus(マイバス)の料金の支払いは、現金払いではなくプリペイドカード払い。事前に、SMモールにあるバス停のカウンターでプリペイドカードを購入する必要があります。
カウンターのお姉さんにプリペイドカードを購入したいと言えば伝わります。料金がチャージされたプリペイドカードの値段は確か100ペソか150ペソだったような(※後日確認してアップデートします)。
※期間限定プロモーションのお得なパッケージも!
今回(2016年7月時点)私が、プリペイドカードを購入したのは、MyBus(マイバス)利用者を増やすプロモーションで期間限定のお得なパッケージで200ペソ也。
#セブ で#mybuscebu 用にプリペイドカード買ったらプロモでフリーチケットをたくさんゲット #smseasidecebu
プロモパッケージの内容は以下の通りで、SMシーサイドに遊びに行くのにピッタリなのです!
- プリペイドカード(100ペソ分チャージ付)
- 無料乗車チケット2枚(1枚25ペソ分)
- アイススケート1時間無料チケット1枚
- ボーリング1ゲーム無料チケット1枚
期間限定プロモーションなので利用するならお早めに。友達とSMシーサイドに遊びにいくついでに、スケートリングやボーリングを楽しんでみてください!
▼乗車前:プリペイドカード支払いでチケット発行する
バス停にいる係員にプリペイドカードを渡してチケットを発行してもらいます。チケットを発行できる係員はカードリーダーを持っているので、わかりやすいかと思います。
▼乗車:マイバス車内は日本人にも馴染みのあるクオリティだった
フィリピンだからといって、おんぼろバスを想像しちゃった人もいるかもしれませんが、実際のMyBus(マイバス)車内は日本人にも馴染みのある仕様でした。現地人でも利用する客層が、他のローカル交通機関と違うのも影響しているかも。
車体も今のところ新しく(2016年7月時点)、エアコン完備、テレビモニター付、つり革、プライオリティシート完備で、大きな荷物(例:スーツケース)を持参しても大丈夫くらいのスペースもありました。※セブマクタン空港まで接続する路線バスの車体は別仕様かもしれません。
▼移動〜到着:SMシティからSMシーサイドまで約20分の快適な移動
SMシティからSMシーサイドまでの所要時間は約20分くらいでした(道路状況による)。道中、セブの観光名所のサントニーニョ教会の近くを通り過ぎたりするので、ちょっとしたバス観光になると思います。
経済発展が著しいフィリピンの日常を垣間みる良い機会。貧困層の生活模様しかり、セブのありのままの姿を目にすることでしょう。
って、車窓からの景色を眺めていたら、あっという間にSMシーサイドのバス停に到着しました。迷わないとは思いますが、帰りもバス停の場所は同じなので、同様に係員さんに料金をプリペイドカードで支払う際に、バスの行き先を確認してみてくださいね。
まとめ:MyBus(マイバス)をフル活用してセブを安全に移動しよう!
まだまだ南国セブ島の公共交通網は貧弱なのはご想像の通り。今回、ご紹介したMyBus(マイバス)の登場によって、セブ島旅行者にとっては利用しがいのある画期的な交通手段となったのは間違いありません。
セブマクタン空港からセブ市内のモール(特にSMセブシティ)まで安全に移動できれば、あとの市内移動がとっても楽になるからです。
セブ滞在者にとっても、セブ市内のSRPにある巨体なショッピングモール(SMシーサイド)まで遊びに行くのにピッタリな交通手段。
セブに訪れたらタクシーだけではなく、ぜひMyBus(マイバス)もフル活用してみてください!