オーストラリアのスーパーアニュエーション返金手続きDASP申請(*DASPとは:Departing Australia Superannuation Paymentの略)。
今回は、オーストラリア国外から自分でスーパーアニュエーション返金申請を行う上で必要な「スーパーファンドへの問い合わせと早期解約申請のやりとり」について、私の体験談をもとに紹介します!
エージェントを利用せず、「自分で」オーストラリア税務局ATOへオンライン申請で返金手続きをしたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね!
※注意:オーストラリアのワーホリメイカー経験者を対象としていますが、参考に手続きをする場合は自己責任でお願いします。
自分でスーパーファンドに問い合わせてみた
自分でスーパーアニュエーション返金手続きをするためには、前回ご紹介したDASP申請と同時にスーパーファンドに早期解約を問い合わせる必要があるので、本記事ではファンドとのやりとりの流れを簡単にご紹介します。
申請の事前準備がまだという人には、以下の記事で説明したように、スーパーファンドを「1つにまとめておく」こともポイントです!
さて、私はオーストラリアワーホリ中に、シドニーのホスピタリティ系の仕事や田舎でファームで働いていました。
そして当時、各雇用主に積み立ててもらっていたスーパーアニュエーションのファンドは「Kinetic Super」という会社でした。
スーパーファンドから必要な詳細情報を案内してもらう
まず、オーストラリアでスーパーアニュエーションを積み立てていたスーパーファンドに、「スーパーアニュエーション返金手続き(DASP申請)するために早期解約したい」と問い合わせて、手続きに必要な情報を案内してもらいます。
私の場合は、とりあえずスーパーファンド(Kinetic Super)のウェブサイトへログインして、メンバー画面から質問というかたちで問い合わせをすると、以下のような案内メールがKinetic Superから届きました!
簡単にですがDASP申請方法から何をする必要があるかなど、申請に必要なスーパーファンドのANBやSFN等に合わせて、よくわかるように解説してくれていました(有り難い!)。
DASP申請の宣言と銀行口座情報確認をする
また、見落としそうになったのですが上記メールにはPDFで、スーパーファンドへDASP申請する宣言確認と銀行口座情報確認(返信要)が添付されていました。
添付PDFへ記入した項目は、以下の通り。
- メンバーナンバー(会員番号)
- 銀行口座情報
- 名前
- 宣言署名(DASP申請のための)
各項目を記入後、再度返信メールに添付してファンドの担当者へ素早くメールしました(早めにメール返信した方が対応が早いかも?)。
その後の流れについてメールが届く
そして、上記のメールに対してスーパーファンドから届いた返信メール内容が以下となります。申請が確認されて、今後の流れについて案内がありました。
私の請求が5〜10営業日以内に進行過程(承認されるまで)に入り、完了後から翌5営業日以内に支払いがされるというもの。
思ったよりも早く手続きが進むんだなというのが、正直な感想。
どのメール返信もそうですが、メール送信してから24時間以内には返信があり、とっても迅速な対応でした。
まとめ
当初、スーパーアニュエーション返金をする前に想像していたのは、ATOのウェブサイトからオンラインで返金申請(DASP申請)したら、登録した日本の住所に「小切手」が届くのかな〜、やだな〜と(小切手だと換金手数料や時間がかかって「デメリット」が多い)。
しかし、今回紹介した流れ(スーパーファンドとのやりとりの経緯)だと、登録したオーストラリアの銀行(私の場合はNAB)に、税引後のスーパーアニュエーション返金分が「銀行振込」がされるのでは?とちょっと期待。
あくまで参考までに、私が積み立てていたスーパーファンドとのやりとりの体験談を紹介しました。
他スーパーファンドでは少し異なる部分もあると思うので、柔軟に対応してみてくださいね。
申請後にATOからメールが届きました!
無事に、ATOからNABの銀行口座へ「銀行振込」でスーパーアニュエーション返金がありました!