『MacbookProのキーボードが反応しない!どうすれば直るの?対処方法が知りたい!』
『ちなみに保証外だった場合の修理費用って、一体いくらなの?安い?高い?』
今回の記事タイトルにもあるように、MacbookProのキーボードが反応しない事態に陥ってしまった人、アップルユーザーにとって愛機の故障は毎回(?)テンション下がりますよね。
キーボード故障した時にどう対処するべきか、また修理費用がいくらになるのか気になっている人も、きっと少なくないはず。
そこで今回は、「MacbookProのキーボード故障した場合の対処法」や「アップル直営店ジーニアスバーで提示された見積り金額内訳」なども合わせた私の体験談を紹介します!
初めてMacbookProのキーボードが故障した人、またキーボード故障の保証外パターンで悩んでいる人は、ぜひ参考にしてみて下さいね!
MacbookProキーボード故障(反応しない)の対処方法
修理前の愛機MacbookProのキーボード故障状態
その前に、簡単に私のMacbookProのキーボード故障状態を説明しておくと、こんな感じ。
- MacbookProのキーボード「全体」が全く反応しない。
本体キーボード全てが反応しないため、ログイン画面でログインパスワードも入力できない状態。
今回、日本一時帰国中の国内旅行しているときに、愛機MacbookProキーボードが突然故障。
『おぃ、ちょっと待ってくれよぉ、、、。』
このノートパソコン(MacbookPro)がないと全く仕事にならない私は、故障したことを理解した時に愕然としました。
①本体起動時に特定キーを押す対処方法
そこで、すぐさまiPhoneからインターネットで「MacbookProのキーボードが故障した時の対処方法」を調べたところ、「特定キーを押して起動したりする等の対処方法がある」ことを知りました。
その中で、そもそもキーボードが反応せずにログインすらできない私のMacbookProの故障に対処できそうな方法を、次の通りそれぞれ試してみました。
- PRAM(NVRAM)リセット
- SMCリセット
- セーフモードで起動する
- Apple Diagnostics
ダメ元でそれぞれ試してみた結果!、、、引き続きキーボードが全く反応してないようで変化なしの状態でした。
②アップル直営店ジーニアスバーに相談する
ここで朗報!!
アップル日本公式サイトによると、特定モデルのMacbookとMacbookProのキーボードに不具合がみられるため、対象機には修理保証がされるそうです。
次の症状が発生する特定モデルは、無料保証対象になります。
・文字が勝手に反復入力される
・文字が表示されない
・押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、または、キーを押した時の反応が一定しない
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2015)
MacBook (Retina, 12-inch, Early 2016)
MacBook (Retina, 12-inch, 2017)
MacBook Pro (13-inch, 2016, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2016, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (13-inch, 2017, Four Thunderbolt 3 Ports)
MacBook Pro (15-inch, 2016)
MacBook Pro (15-inch, 2017)
注:上記以外のモデルは本プログラムの対象外です。
参照:MacBook および MacBook Pro キーボード修理プログラム
そうとなれば、『きっと、私のMacbookProのキーボード故障も保証対象に違いないっ!』と思い込んで、アップル直営店のジーニアスバーで相談してみました!
今回、私は相談予約なしでアップルストアに訪れましたが、ラッキーなことにすぐ相談できました!
名前を呼ばれカウンターで事情を説明すると、親切なスタッフさんが丁寧にキーボードの症状を調べてくれてました。
MacbookProキーボードが故障して全く反応しない症状が発生💧
アップルストアのジーニアスバーで診断中。
・外部キーボード使えば入力可能
・トップケース交換になるかも
・Appleケア未加入
・本体購入後1年以上経過済み
・今回の症状は保証対象外かもなので修理費用を見積ってもらいます。泣ける😭 pic.twitter.com/RxzRwxovn4
— パレコ@東南アジア (@parek0) 2019年3月23日
診断結果:保証外+修理費用約5万円
残念ながら診断結果は、まさかの「保証外」+トップケース(Top Case)の交換が必要だと伝えられました。
- トップケース代(34800円)+工賃(9300円)+消費税=合計47628円(ほぼ5万円)
『おぉぃ、、マジかぁ、、、勘弁してくれよぉ(泣)』って、本当に心の中で思いました。
▼スタッフさんの説明
スタッフさんの説明によると、Appleサポートが公表しているキーボード交換保証の「対象外の症状(キーボード全体が反応しない)」なので、結果「保証外」とのこと。
より薄型になった新型MacbookProはバッテリーやキーボードがアルミパーツ等と一体になっている構造上、「トップケース(Top Case)の交換」が必要で、キーボードだけの交換・修理はできないみたい。
また本体購入後1年以上も経過しているので、今回の修理費用の見積り金額になったようです。
▼トップケース交換に必要な修理期間は?
ちなみに、アップル直営店のジーニアスバー診断後すぐに修理を依頼しても、修理期間は「1〜2週間ほど」必要とのこと。
ただし直営店で依頼した場合、修理後の受け取りは依頼したアップルストア直営店に取りに行かないといけないみたいです。
また、アップル直営店のジーニアスバーでの依頼以外にも、次の修理依頼オプションがあります。
- Appleリペアセンターで修理を依頼する(郵送)
- 最寄りのアップル正規サービスプロバイダへ持って行く(持ち込み)
以上、今回のトラブルで「トップケース交換費用に約5万円+修理期間1〜2週間が必要」という宣告を受けました、、、。
『(心の叫び)この先、どうすりゃいいんだよぉぉ、、、。』
▼修理見積りを提示された後の選択肢は?
高額な見積もりを提示されたこの時点で、私が持っていた選択肢は、以下の3つ。
- アップルの修理サービスに依頼する
- USB接続の外部キーボードを買って使い続ける
- 自力で修理する
相談したジーニアスバーのスタッフさんによると、外部キーボードを使えばキー入力はできるみたいなので、アップル純正のMagic Keyboardで代用する事も頭をよぎりました。
でも、『とりあえず「自分で」できる事は全てやってみよう!』ということで、試しに「自力で」修理を試みることに、、、。
MacbookProキーボード故障を直した対処方法
結論からいうと「自力」でMacbookProキーボードの故障を修理できました!
保証外と宣告され、高額な見積もりを提示されたMacbookProキーボードの故障でしたが、修理費用もかからずに済んだラッキーな体験を、ここから共有したいと思います。
ただ、あくまで私の個人的な体験なので、必ず直る保証はどこにもございません(自己責任でお願いします)。
対処法①:MacbookPro内部とキーボードを掃除する
MacbookPro本体内部やキーボードにホコリやゴミが混入して、不具合が発生する場合もあるようです。
掃除すると不具合が解消される可能性もあるらしいので、とりあえず簡単に分解してきれいに掃除してみました!
ちなみに、MacbookPro分解や掃除に必要な道具は、すべてアマゾンで簡単に手に入ります。
今後の定期的な清掃も考えると、メンテナンスツールを1セットくらい揃えておいても、損しないと思います。
▼掃除だけではキーボード故障は直らなかった
結果、MacbookPro分解して内部とキーボードを掃除しただけでは、今回の症状「ログイン時のパスワード入力ができない=キーボード故障(キーボードが全面反応しない)」は直りませんでした。
ただ、キーボードの隙間やパソコン内部にゴミが詰まって不具合が発生していたパターンだったら、もしかしたら直る可能性もあるかもしれません。
対処法②:Mac本体清掃後に再度、起動時に特定キーを押す
対処法①でパソコン内部とキーボードを掃除した後、前述した対「本体起動時に特定キーを押す(PRAMリセットやSMCリセットなど)」方法を、再度ダメ元で試してみたところ、、、。
ログイン時のパスワード入力で、なんと突然MacbookProの「キーボードが反応する」ようになったのです!
『(心の叫び)よっしゃぁぁぁっ!直ったぁぞぉぉぉぉ!』
ほぼほぼ諦め掛けていたので、すごく嬉しかったのを覚えています。
結果的に今回は、アップルの修理サービスに依頼することなく(修理費用発生せず)無事に自力で直ったわけですが、ただただ「運が良かっただけかも」しれません。
まとめ:今後対策すべきこと
今回MacbookProの故障は、キーボード清掃+本体起動時に特定キーを押す(PRAMリセットやSMCリセットなど)の方法で、運良く(?)対処できました。
再度、同じようなキーボード故障が再発しない時のために、今後いろいろ対策が必要かもしれませんね。
- データバックアップを定期的にとる
- パソコン内部+キーボードを定期的に清掃する
- キーボードカバーつける
- 外部キーボード(Magic Keyboard)導入も検討する
しかし、これから何度も同じような症状が発生する場合は、やっぱり素直にアップルの修理サービスに依頼する方法が得策ですね。
保証外なら高額な修理費用が必要になるのは、もうお分りいただけたかと(苦笑)。
もし、購入後の保証期間内にキーボード等の不具合がみられたら、すぐにアップル修理サービスに相談することをおすすめします!
▼もしMacが壊れてどうしようもなくなった場合
『保証外のMac故障は修理代バカ高いし、ただ故障したMac持っていてもガラクタ状態、、、一体どうすればいいの?』
もし愛機のMac製品(保証外)が故障して直らない!どうしようもなくなった人の場合、【オンラインMac買取ストア】などで、できるだけ高く売却することも検討しましょうね。
手元にガラクタを置いておいても、仕方ありません!次のMac製品購入費用の少しでも足しにしておきましょう!