噂のエルニドに海外旅行してみたいけど、正直どこにあるかわからない!(←だから秘境と呼ばれているゆえん?)って人も、きっと少なくないはず!
そこで今回は、日本からフィリピンの秘境エルニドへの行き方をわかりやすく「2パターン」紹介したいと思います。
- 最短時間でアクセスする方法(飛行機)←おすすめ!!
- 時間がかかるけど安く行く方法(飛行機+バス)
これからエルニド旅行を計画する人は、旅行予算と時間に合わせて、ぜひ参考にしてみてくださいね!
フィリピンの秘境エルニドの場所
ということで、日本からフィリピンのエルニドへの行き方をご紹介する前に。
エルニド(El Nido)は、フィリピン西部にあるパラワン島の北部に位置しています。
よくこんな所を見つけて、世界が注目する旅行スポットになったなぁ〜って場所にあります。
でも、逆に考えればそのくらい素晴らしい場所だからこそ「フィリピン最後の秘境エルニド」といわれるのかも。
そんな絶景を巡るアイランドホッピングツアーは、旅行者に大人気です!
*参考:【体験談】フィリピンの秘境エルニドで参加すべきアイランドホッピングツアー【申込方法+おすすめプラン】
・アゴダ(Agoda)|私が最もよく使うホテル予約サイト(東南アジアに強くておすすめ!)
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1:日本からフィリピン・エルニドへの行き方(最短アクセス)
さて、エルニドの場所を確認したところで、ここから「日本からフィリピン・エルニドへの行き方」をご紹介していきます。
まず最初にご紹介する、日本からフィリピン・エルニドへ最短でアクセスする方法には、以下の「2つのステップ」が必要です。
- 日本→フィリピン首都マニラ(orセブ島):1本目
- マニラ(orセブ島)→エルニド:2本目(*エアスイフト航空を利用する)
残念ながら、日本からフィリピン・エルニドまでダイレクトでいける直行便はありません。
日本からアクセスする場合だと、フィリピン首都マニラやセブ島で「1回乗り換え」が必要です。
ステップ①:日本からフィリピン首都マニラ(orセブ島)へ
日本からフィリピン首都マニラやセブ島へは、各航空会社が日本国内にある主要空港から直行便を運行しています。
「フィリピン航空」をはじめとするナショナルフラッグキャリアから「ANA」、また格安航空会社(LCC)まであるので、同区間は日本人にとってもアクセスしやすいです。
- 東京(羽田・成田)〜マニラ:約4〜5時間
- 関空〜マニラ:約4時間
▼セブ島行きの場合
- 東京(成田)〜セブ:約5時間
- 関空〜セブ:約4時間20分
*日本(成田・羽田・関空)からフィリピン(マニラorセブ島)までは、約4〜5時間のフライト。
ステップ②:マニラ(orセブ島)からエルニドまで直行便
次に、フィリピンのマニラやセブ島の空港に到着したら「エアスイフト(AirSWIFT)航空」に乗換えて、目的地のエルニド(空港)を目指します。
*ほとんど聞き慣れない名前のエアスイフト(AirSWIFT)航空ですが、フィリピン国内線を運行している航空会社なんです。
- マニラやセブで乗換えるとき、出発予定時刻より5時間くらい前に到着して余裕を持っておく
- 機内持ち込み手荷物は7kgまで(+ラップトップ用バックorハンドバック)
- 受託手荷物は10kgまで(それ以上は超過料金発生)
*乗換えのタイミングによっては、マニラやセブで1泊することも想定しておきましょう。
▼マニラ・セブ島からエルニドまでの所要時間
- 所要時間:1時間20分
- 1日の便数:5〜6便
- 片道費用:約3800ペソ前後〜(*プロモーションや時期による)
- 所要時間:1時間40分
- 1日の便数:1便
- 片道費用:約3800ペソ前後〜(*プロモーションや時期による)
ちなみに、フィリピン首都のマニラ空港では、日本からのフライトが到着する国際線ターミナルから、まず国内線用ターミナル「4」へ移動する必要があります。
「悪名高き」マニラ空港のゆえんであるターミナル間移動の不便さやフライト遅延なども考えて、乗り換え時間には余裕をじゅ〜ぶんに持っておきましょう(ここポイント!)。
エルニドのアプリットアイランドリゾート(APULIT Island Resort)に宿泊する人は、マニラ発14:00の便とエルニド発8:00の便は、TAYTAY BOAT TRANSFERとのスケジュールと相性が悪いので、利用は避けた方がよさそうです(2017年6月情報)。
エアスイフト(AirSWIFT)の直行便チケット予約・購入方法
エアスイフト航空のチケットは、公式ウェブサイトからオンライン予約・購入ができます(クレジットカード決済「Mastercard・VISA」可能)。
*公式サイト(英語):AirSWIFT - Fly With Friends
日本語非対応で「英語表記のみ」なので、ハードルが高く感じるかもしれませんが、コレも経験だと思って頑張って予約してみましょう。
不安な人は、こちらの解説記事を参考にチケット予約してみてくださいね(参考:エアスイフト航空 (AirSWIFT) のチケット予約購入方法【日本語解説】)。
日本からフィリピンのエルニドまでの移動時間とポイント
日本からフィリピンのエルニドまで目指す時の大まかな所要時間は、以下の通りです。
移動区間 | 所要時間 |
日本→フィリピン(マニラorセブ島) | 約4〜5時間 |
乗換え時間(ココ重要!) | *各航空会社スケジュールによる(マニラ・セブで1泊する場合も想定) |
マニラorセブ→エルニド | 約1時間20分〜1時間40分 |
「エアスイフト航空の便数に限りがある」ので、日本から利用する便のフィリピン(マニラやセブ島)到着時間が、フィリピン国内便へ乗換える時の重要なポイントです。
▼マニラ・セブ島での「乗換え時間の調整」がポイント!
ちょっと眠気としんどさが増しますが、余裕を持って乗り換えるならフィリピンのマニラやセブ島に「夜中〜朝の明け方ごろ」に到着する便を選びましょう。
ギリギリの乗換え時間で航空券を買ってしまうと、乗換えに失敗する恐れがあるので要注意です!
フィリピンでは日本のように物事がスムーズに進まないことを前提にしておきましょうね。
▼乗換えがギリギリになる場合は、マニラやセブ島で1泊した方が安心
エアスイフトのフライトスケジュール(午前発の便が多い)に合わせて、フィリピン国内にお昼前後やそれ以降に到着する場合は「マニラやセブ島で1泊する」必要もあります。
スケジュール的にギリギリになりそう!って人は、マニラやセブの空港近くのホテルに1泊するのが、割とおすすめかも。
▼エルニド空港に到着後の移動方法
エルニドで、事前に予約済みのラグジュアリーなリゾートホテルに宿泊する場合は、空港からホテルまで送迎があるので、特に心配はないと思います。
それ以外の人で、エルニド空港から自力で宿泊先に向かう場合は、トライシクル(三輪自動車)を利用して移動しましょう(参考記事:よくわかるエルニド空港からエルニドタウンまでの行き方【フィリピン】)。
2:日本から低予算でエルニドに行く方法
「エアスイフト航空を利用すれば、エルニドまで直行便でアクセスできる行き方はわかったけど、もう少し安くエルニドに行きたい、、、。」
旅行の予算の都合上、もう少し費用を抑えてエルニドに行ける方法を知りたいという人も、きっといると思います。
ここでのポイントは、フィリピンのパラワン島にある最大の街「プエルトプリンセサ」を経由するところです。
ポイント:パラワン島の「プエルトプリンセサ」を経由する
- 日本→フィリピン首都マニラ(orセブ島):飛行機1本目
- マニラ(orセブ島)→パラワン島のプエルトプリンセサ:飛行機2本目
- プエルトプリンセサ→エルニド:バスorミニバン
このような流れで、途中までは前述のエルニドまでの行き方と、若干かぶるところもありますが、読み進めてみてくださいね。
▼プエルトプリンセサ経由するメリット・デメリット
このプエルトプリンセサ経由のルートは、次のようなメリット・デメリットがあります。
- メリット:比較的安くエルニドまで行ける
- デメリット:乗換え回数・移動時間が増える
ご想像通り、日本からエルニドまで時間がかかるけど、割りと低予算で行ける方法なので、ここから紹介していきます!
ステップ1:日本からフィリピンのマニラ(orセブ島)へ
ステップ2:マニラorセブ島から「プエルトプリンセサ」へ
フィリピン首都マニラやセブ島から、エルニドがあるパラワン島の「プエルトプリンセサ」(空港コード:PPS)まで、フィリピン国内線フライトで移動します。
マニラやセブの空港で、プエルトプリンセサ行きの国内線に乗り換えるときは、やっぱり「乗り換え時間に余裕を持って」おきましょうね。
フィリピン国内線の同区間では、「フィリピン航空」や格安航空会社(LCC)だと「セブパシフィック航空」や「エアアジア」も運行しています。
- 所要時間:片道1時間30分前後
- 運行会社:セブパシフィック、エアアジア(各社4〜6便運行)
- 片道費用:約1200ペソ前後〜(*プロモーションや時期による)
- 所要時間:片道1時間20分前後
- 運行会社:セブパシフィック、エアアジア、フィリピン航空(各社1〜2便運行)
- 片道費用:約1200ペソ前後〜(*プロモーションや時期による)
LCCをフル活用して航空券代を安くできれば、エルニドでちょっと豪華なリゾートホテルに泊まれるかも?!
ステップ3:「プエルトプリンセサ」からエルニドまで
「プエルトプリンセサ」から同じパラワン島にある「エルニド」までの移動方法は、「乗り合いバン」や「バス」を利用して移動します。
- 移動手段:乗り合いバンorバス
- 所要時間:乗り合いバンで5〜6時間(バスだと6時間以上)
- 費用:500〜700ペソ(バスだともう少し安い)
移動時間は、バスよりも「乗り合いバン」の方が断然早いので、激しくおすすめです。
エルニドのバスターミナル(El Nido Transport Terminal)に到着したら、あとはトライシクル(フィリピンでは有名な三輪バイク)に乗換えて移動するだけです。
▼プエルトプリンセサで1泊する場合も想定しておく
ちなみに、マニラやセブ島からプエルトプリンセサへのフライト時間によっては、すぐに乗り合いバスでエルニドへ向かえない場合もあります。
念のため、プエルトプリンセサで1泊する可能性も想定しておきましょうね。
まとめ:日本からフィリピン秘境のエルニドへ旅行しよう!
長々と、日本からフィリピン最後の秘境エルニドまでの行き方をご紹介しました。
エルニドの場所が場所だけに、日本からのアクセスだとフィリピン国内で乗換えが必要になるのは旅の醍醐味?と、ポジティブに捉えてエルニド旅行を楽しみましょう。
マニラやセブ島での乗換えを攻略できれば、フィリピン最後の秘境エルニドも、意外と近くに感じるかもしれませんよ。
ぜひ良いご旅行を!