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フィリピンで故障!愛用Macbook Airを襲った悲劇

いまや多くの人が愛用しているiPhoneやMacbookなどのアップル製品。

私が長年愛用しているアップル製品のMacbook Airが、フィリピンであるハプニングによって故障して使用不能状態に陥ったエピソードをご紹介します!

いつどこで故障するかわからないアクシデントの対策を改めて考えさせられる出来事です。アップル製品を愛用している方は、是非ご一読を。

南国フィリピンで愛機Macbook Airを襲った悲劇!

フィリピンMacbookair水没修理

南国の気候でご機嫌なフィリピンのセブ島。当時(日本が真冬の時期に)、日本の冬の寒さが苦手な私は、常夏のセブ島周辺をゴキゲンに旅行していました。

セブ市内から、南国にありがちなエアコンがバリバリで必要以上に涼しいバス(決して快適とは言いがたい)に揺られ、崖から落ちたら死ぬだろうなと思わされる山道を進むこと3時間。

やっと辿り着いた、世界中のダイバーたちが訪れる人気ダイブスポットのとある小さな田舎町で、想定外のパプニングが起きてしまったのです、、、。

それが、愛用しているMacbook Airの故障。原因は、パソコン内部に液体が浸透したことによる溺死(水没)。

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Macbook Air水没ハプニングの経緯

当時、ゴキゲンな旅行者よろしく、フィリピンのセブ島のとある田舎町にあるビーチでのんびりしてました。日が明るいうちからスナック片手にビールを吞み、セブ市内の怪しい電気屋で購入したとってもチープなモバイルスピーカーで、好きな音楽「Dennis Brown / "Easy"」を聴いていました。

フィリピンMacbookair水没修理

この写真は実際にビールをぶちまく直前の様子。偶然にもなぜか撮影していた。

上記の写真をiphoneで撮り終え、いざiphoneを机の上に置こうとしたその瞬間、コツっ、、、。

手前に見えるビール(フィリピンの田舎の売店にしては冷えていた)が入ったプラスチックのコップが、見事に背後のMacbook Air目掛けて、スローモーションで倒れていきました(私の目にはそう写った)。

ご想像の通り、Macbook Airのキーボードと食べかけのスナック、そして机の上はビショビショに。自分の膝にこぼれたビールには目もくれず、すかさずMacbook Airにこぼれたビールを振り払うも、時すでに遅し。

顔の上に持ち上げ、慌てて逆さまにすると、キーボードの隙間からビールの水滴が頬に、、、ポタッ。まるで、涙を流したかのよう流れ落ちていきました。自分の目から本当の涙が溢れそうになる前に、Macbook Airは(ハングオーバーとなって)正常に作動しなくなっていたのです。

かろうじで電源は入るものの、キーボードとトラックパッド(マウス代わりに指でカーソルを動かす所)がどこかおかしい。しかも、パソコン内部に保存していた写真などをバックアップしてなかったことに気がつき、自然と冷や汗が。

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セブ市内に戻って壊れたMacbookAirの修理を試みる

フィリピンMacbookair水没修理

急遽、旅の予定を切り上げて、フィリピン第二の都市であるセブ市内にとんぼ返り。市内にあるリペアショップ(修理屋)へ足を運びました。しかし、ボッタクリかと思わされる「とっても親切な」値段を吹っかけられそうになったので、すぐ退散。

最後にたどり着いたリペアショップは、診断(故障の状態を確認する)が無料!と謳うお店。怪しい、、、怪しいぞっ、と思いながらも受付カウンターで診断を依頼してみると案の定、以下のような対応の始末。

受付のお兄さん:「サー、今日はメカニックがいないから診断は明日になるッポ。」

私:「おっ、おけOK。じゃあ、明日が診断終わったらすぐ連絡してね。」

受付のお兄さん:「おっけー、サー!」

さすが、、、フィリピン。ヘトヘトだったこともあり、明日でも仕方かと思って「診断」を依頼したのが最後。フィリピン人の時間感覚、南国仕込みの時間のルーズさを遺憾なく発揮し、明日連絡すると言っておきながら、その翌日はリペアショップからの連絡は全くなし、、、。

待ちかねて私からリペアショップに電話してみると、

私:「はろー、昨日依頼した診断の件なんだけれども、、、」

受付のお兄さん:「そりーッポ、サー。メカニックは今日も休みッポ。明日になるッポ。」

出社予定だった?メカニックが、また仕事休んだと知らされることに。たぶん、なにか大事な事情があったのでしょう。もっとも、「今日は仕事行く気がしない」という理由で仕事を休むのは、フィリピンではよくあること。

無料診断に加えて、有り難いことに自分がフィリピンにいることを再認識させてくれる、うれしい特典付きのリペアショップ!

そして翌日(依頼してから二日後)。リペアショップへ足を運ぶと、

受付のお兄さん:「サー、メカニックが確認したんだけど、僕たちには無理っポ。キーボードとトラックパッドが全然動かないッポ。たぶん部品を仕入れて修理しないとだめっポ。サー、ソーリーッポ。」

と、一言で言えば、彼らたちでは手に負えないとのこと。

私:「おっけー、、、ありがと。じゃ。」

ちなみに「キーボードとトラックパッドが全然動かないことは、キミたちに依頼する前から私は知っていたよ。」と、思わず口にしそうになったのを押し殺し、華麗に店を後にしてみました。

うーん、リペアショップに訪れた初日に依頼した時、受付のお兄さんに対して、私が分かる範囲で故障状態を伝えたはずだったのに、どうやらメカニックにはその話が通ってなかったみたい、、、。

Macbook Airの状態を第三者に再確認してもらい、自分でもわかっていたことを再認識させてもらったことに、あまり意味はなく。ただ時間が過ぎただけだったという事実は、声を大にしていうまでもありません。

しかし、いまさら後悔しても、浸水した液体(ビール)がMacbook Air内部の基盤を腐食していくのは止められません!

フィリピンでの修理を諦め、日本国内での修理を決意!

フィリピンMacbookair水没修理

ならば、自分でMacbook Airを分解して内部をチェックしてみようと決意!Macbook Air本体の分解に必要な「特殊な星形ドライバー」を手に入れるべく、フィリピン第二の都市セブ市内のホームセンターや、電気屋を訪ね歩きました!

しかし、どこも売っていないとすぐに理解することに、、、。

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さすがフィリピン、いやセブだから?もしかしたらマニラに行けば、例のドライバーが買えたかも?と、現実味のない妄想を繰り返すも、ここセブ島では解決策が見いだせない、、、。

そう思い、滞在先のホテルに戻るやいなや、早速wifiネットに繋げ、ipad miniで日本行きの航空チケットを購入!!

翌週、Macbook Airを修理すべく急遽フィリピンを旅立ち、日本へ帰国したのでした(ホント)。

まとめ:フィリピンでMacbookAirが故障した経験から学んだこと

フィリピンMacbookair水没修理

フィリピンで愛用のMacbook Airが故障した経験から、私が学んだことは以下の通りです。

  • 電子機器の近くに飲み物を置かない
  • フィリピンのリペアショップでは修理を頼まない(orまともそうな店を探して依頼する)
  • ラップトップにはキーボードカバーを使う
  • 自分で修理できる知識や経験をしておく
  • データのバックアップは定期的にしておく

元はと言えば、自分の不注意から発生したハプニングだったのですが、やはり事前に準備や対策しておかないといけないことを、痛感させられたエピソートでした。

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2015-09-01