実は、、、私の人生初のバックパッカーの旅先は「インド」でした!
日本のド真ん中の都会生活から、カオスで混沌としたインドの世界を目の当たりにした経験。
のちに、自分にとって海外生活を送ることが当たり前になるキッカケにもなった「インドバックパッカー旅行」について、当時の自分を振り返ってみました。
持ち物は、小さなバック1つ(28Lくらい)、デジカメ(キャノンだった記憶)、iPhone3GSとサムマネー。
人生初バックパッカーの旅先「インド」。
いまは、スマートフォンやLCCの普及したおかげで、海外旅行は誰でも気軽に低予算でいくことが可能なトラベル時代。
旅行者にとっては、かつてないほど旅行することに恵まれた環境が整っていますよね。
旅関連のメディアの影響も後押しもあって、旅行と言うよりは「旅」というキーワードが、身近になっていると感じます。
そして、今回の記事タイトルにあるキーワードが「インド」です。
アジア圏のビジネス観点では、ASEAN市場に加えてインド市場は存在感を増して、将来欠かせないビジネスマーケットとなることが大きく予想されています。
また今では、英語学習者には、格安フィリピン英語留学ならぬ、格安インド英語留学という選択肢もあるようです。どちらも「英語+プログラミング」が学べるIT英語留学もあるみたい。
私がバックパッカーに挑戦したキッカケ
いまから、さかのぼること数年前。私が人生初めてのバックパッカーをしようと決意したのは、当時20歳すぎ、まだ東京の大都会であくせく働いていた時でした。
都会のド真ん中で忙殺されていた日々に、少し疑問を感じていたのも理由の1つ。
また、寺山修司氏の「書を捨てよ、町へ出よう」という本が、手元にあったのもキッカケだったのかもしれません(書の内容とは別として)。
- 若気の至りか、日本の社会に対する不満か、もっと自分は大きくなりたい!といった気持ち
- 今までの人生にはない衝撃的な「何か」新しいことに挑戦する
という、ただただ未熟だっただけの甘い考えと勢いが、海外を自分の目で見に行こう!といった決断を下しました(いま振り返るとちょっと恥ずかしい)。
直感的に「何か」を見つけた!と感じたのです。
そのとき、今後どんな体験や出来事が自分の身に降りかかるか、まだ想像もしませんでした。
初のひとり旅の行き先「インド」。
なぜ、いきなりインドだったのか。
タイを代表とする東南アジア諸国から旅するルートが、初心者のバックパッカーにはおすすめといったことを、当時よく耳にしていました。
当時、都内にある書店で手にした旅関連の本の中にも「インドは上級者向け」のようなニュアンスの内容がありました(いまでも同じ解釈かもしれません)。
[amazonjs asin="B00N1FVD1Q" locale="JP" title="保存版 バックパッカーズ読本"]日本の常識が全く通じないという意味で、日本とは真逆の世界を見てみたいと思っていた私は、件の「インド」を選んだのです!
いくらインドで英語が公的共通語とは言え、当時の英語力は「カタコトのブロークンイングリッシュ」。
怖いもの知らず、勢いってスゴいといまも改めて感じます。
異世界を見てみたいという強い気持ちが大きかったので、全く言葉のハンデや治安に対する不安は、良くも悪くもありませんでした。
ちなみにインドは、物価が安いのも貧乏バックパッカーには魅力。
インドで自分の世界(常識)がひっくり返される
ざっくりとした計画で、インドを一周しようと考えていましたが、インドがいかに大きく、壮大な世界かを渡航前はまだ知る余地もありませんでした。
後に思い知らされることを知らず、結局インド1カ国だけで3ヶ月旅することに。
いままで日本で生活していた常識が、インドを訪れたことによって様々な面で覆されることになったのです。
- すさまじい貧富の差(日本では考えられない現実)
- カレーひとつとっても日本とインドは全然違う(シャビシャビ〜)
- インド人は嘘つき?初めて人に騙される体験(オッサンにキレる!)
- 道路にお牛様が寝転がって大渋滞(言葉が通じません!)
- 英語のアクセントや訛りが強い(インドリッシュに大苦戦!)
- 実際に目の当たりにしたカースト制度(未だに残っています)
- インド人の会話のプッシュ力(まるでマシンガン!)
- ゴミが溢れ悪臭が漂う道路(ハンパない)
- 紙を使わないトイレのお作法(初めは戸惑います)
- 自分が日本に生まれたということ(運命か?)
- 異国の宗教事情(精神世界を垣間みます!)
などの数々の衝撃から、いまの情報化社会の中で「自分の目で確かめる」ということの重要性を、改めて学びました。
事前に書籍やインターネットで情報収集をして、知識として「ただ知った気になっていた」頭でっかちの自分を、良くも悪くもコテンパンにしてくれたのが、その旅の大きな成果の1つです。
もう、ボコボコにやられました。
まとめ
私にとって「頭でっかちにならず、自分の目で世界を見る」という体験の素晴しさを教えてくれた、インドバックパッカー旅行。
当時インド西部のパキスタン国境沿いでテロがあった地域を除いて、概ねインドを周遊してみました。
その旅の中で、直面した出来事や人達のインパクトは、数年経った今でも鮮明に記憶に残っています。
インドを体験したことのない人は、そのダイナミックでカオスな現実世界と、インドの持つ精神世界に触れてみてみると、人生観が変わるかもしれません。
良くも悪くも好き嫌いがハッキリ分かれるので、自分を知るためにもオススメです。日本社会に復帰できなくなるかも?なので、自己責任で(笑)
インドを身近に感じられるよう、バックパッカー旅行記を少しずつご紹介してみようと考えています。
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