【VISPOP】フィリピンのセブ島から誕生する流行のビサヤ音楽《セブワノ曲》

セブ音楽vispop

フィリピン・セブ島を中心としたビサヤ地域の音楽事情。

公用語のタガログ語や洋楽とは違う、ローカル言語のビサヤ語で作詞作曲された楽曲からヒット曲が生まれる音楽イベント『VISPOP』についてご紹介します!

ローカルの才能あるアーティストが誕生するキッカケにもなっているイベントなので、音楽が好きな人やビサヤ音楽ネタで、ローカルの人達と仲良くなりたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

フィリピン・ビサヤ語の音楽コンペ【VISPOP】

フィリピン・ビサヤ語の音楽コンペ【VISPOP】

南国フィリピンでは、どんな曲が流行っているかご存知でしょうか?

フィリピンのことを少し知っている人ならご想像の通り、フィリピンの公用語であるタガログ語の曲や英語の曲(洋楽)が、国内では全体的に人気です。

※話がいきなり逸れてしまいますが、例えば、フィリピン国内で影響力のあるメディア(TV番組など)に出演する芸能人やセレブリティたちは、タガリッシュ(タガログ語+イングリッシュ)を話しています。

一般のフィリピン人も(学校に行けない低所得層以外)、英語に対する言葉の壁が少ない分、洋楽の浸透も早くて、カラオケで洋楽をバリバリ歌う(ときには鼻歌でも)背景があります。

一方、首都マニラを中心としたタガログ語圏とは違い、リゾートでも有名なセブ島を中心としたフィリピン中部地域(ビサヤ地区)は、「ビサヤ語」が人々の間で話されています。

セブ音楽

※もちろん、学校でタガログ語の授業があるので、ビサヤ語圏に住む人も普通に公用語のタガログ語が理解できるようです。

ビサヤ語の音楽イベント「VISPOP」&「VISPOP Festibval」

そんな中、タガログ語や英語の音楽に押されっぱなしではなく、ビサヤ語の音楽を盛り上げようと、2013年から毎年開催されているのが、ビサヤ語の音楽コンペ『VISPOP』

【VISPOP(Visayan Popの略)とは】

フィリピン中部のビサヤ地域の人が話す言語のビサヤ語(セブワノ語)で作詞・作曲されたPOP音楽を指します。

同イベントでは、ビサヤ語で作詞作曲された楽曲を公募、優秀な作品を選考して、才能のあるアーティストを発掘する目的があります。

クリエイティブ組織「Artist KO」が2009年から構想して、同イベント初となるVispop 1.oが2013年に開催、2014年がVispop 2.o、2015年がVispop 3.oと、その名称通りにカウントされて、2016 年はVispop 4.0と4年目。

また、毎年秋頃には、ビサヤ語音楽イベント「VISPOP Festival」も開催されています。

歴代のVISPOPで優勝を獲得した楽曲

年々そのイベントの情報発信力や影響力もあって、優勝や入賞を獲得したビ曲は少なくとも、ビサヤ地区ではかなり有名でヒット曲化したのはもちろん、フィリピン国内の非ビサヤ語話者にもファンがいるくらい。

以下、歴代のVISPOPイベントで、優勝を獲得した楽曲を簡単にご紹介します!

▼Vispop 1.0の優勝曲「Duyog」(2013年)

Jewel Villafloresの「Duyog」は、初年度の2013年に開催されたVispop 1.0の優勝曲。

▼Vispop 2.0の優勝曲「Labyu Langga」(2014年)

Jerika Teodoricoの「Labyu Langga」は、2年目にあたる2014年に開催されたVispop 2.0の優勝曲。

▼Vispop 3.0の優勝曲「Buwag Balik」(2015年)

Lourdes May Maglinteの「Buwag Balik」は、3年目にあたる2015年に開催されたVispop 3.0の優勝曲。

あー、こうゆう音楽(楽曲)が、フィリピンのセブ島を中心としたビサヤ地域で流行っているだって感じで 、ビサヤ語の曲を初めて知った人も多いと思います。※タガログ語とビサヤ語の違いが分かるか否かは別として。

ファイナリストの曲もVISPOPで人気の流行曲に?

残念ながらVISPOPの最終選考で、優勝に至らなかったファイナリスト(最終選考者)の楽曲の中でも一部の曲は、VISPOP後に人気になった曲もあるので、以下いくつかご紹介してみます。

▼Von Saw -「Sa Akong Heart」

▼Marie Maureen Salvaleon -「Papictura Ko Nimu, Gwapo」

▼Martina San Diego -「Balay Ni Mayang (feat. Kyle Wong) 」

旅行や語学留学などで、フィリピンのセブ島に滞在した経験のある人なら、どこかで耳にしたことがあるかも?しれません。

「Vispop 4.0」の最終選考に選ばれたファイナリストTOP6(2016年)

2015年の秋から開始していた「VISPOP4.0」の楽曲応募が2016年の1月末で閉め切られ、2016年2月にファイナリスト(最終選考者)が主催者より公表されました。

フィリピン・ビサヤ語の音楽コンペ【VISPOP】

この6曲の中から、「VISPOP4.0」の優勝者が誕生することになります。関係者によると、ファイナリストの楽曲の公開は2016年4月頃を予定しているとのこと。

優勝者を発表するイベントは毎年6月頃に、SM Cebu Cinema Oneで開催されています。※いまのところVISPOP4.0のイベント詳細は、公表されていないため不明(2016年2月現在)。

詳細:Vispop – Facebook

まとめ:セブにきたら流行のビサヤ音楽を聴いてみるのもあり!

もちろん、VISPOPで優勝した曲や知名度を高めた曲だけが、フィリピンのビサヤ地域で人気とは限りません。

他にもセブ島を中心に、ビサヤ語の楽曲で活躍するアーティストでも有名な曲もあるので、興味のある人はローカルの友人などに聞くなど、是非お気に入りのビサヤ音楽を見つけてみてください。

番外:Kurt D. Fick -「HAHAHAHasula」

個人的なお気に入りでは、Kurt D. Fick -「HAHAHAHasula」があります。

2015年10月に同曲のPVが、Youtubeにアップされてから瞬く間にSNSなどで拡散されて、地元セブのラジオリスナーからのリクエストの定番曲、ショップのBGMで流れていたり、バーなどでの演奏するライブバンドのリクエスト曲でもよく耳にするほどの人気曲。

いまのところ、セブでこの曲を知っていれば間違いなし!という程のテッパンのビサヤ音楽です(2016年2月情報)。

今回はかなりマイナーなネタなのですが、フィリピンのセブに旅行や語学留学に訪れる人は、ローカルのセブワノ達と仲良くなるキッカケの音楽ネタとして、ぜひ参考にしてみてくださいね!

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2016.08.09
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