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フィリピンの社会保障制度SSSナンバーを入手する方法

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フィリピン国内で働く外国人労働者も加入しなければならない保険の手続き。

代表格となるフィリピンの社会保障制度SSS(Social Security System)の個人ナンバーを、フィリピン第二の都市セブで取得した体験談をご紹介します。

フィリピンでの海外就職に興味のある人は、SSSのオフィスで行った手続きの様子をぜひ参考にしてみてください。

フィリピンの社会保障制度「SSSナンバー」をセブ島で入手した体験談!

フィリピン社会保障制度SSS

そもそも「SSS」とは?

「SSS(Social Security Systemの略)」とは、フィリピン政府関係機構によって運営されている年金や医療保険といったフィリピンの社会保障制度です。

ちなみに、SSSは一般国民向けで、公務員に対しては「GSIS(Government Service Insurance System)」と呼ばれる公務員用の社会保険基金があります。

フィリピンでは、基本的に60歳以下のすべての労働者に対して、SSS保険料の負担が義務付けられているのです。これには、フィリピン国内で現地採用で働く外国人労働者も適応されます。

傷病手当、障害手当、死亡手当、出産手当、退職手当が社会保障給付として、SSS被保険者に給付されるのです。

参考:Republic of the Philippines Social Security System

▼SSSナンバーを入手する理由

今回、フィリピンの社会保障制度(SSS)のマイナンバー?みたいな個人番号を取得する理由は、現地フィリピンのセブ島で海外就職することになったからです。フィリピンでの海外就活については、以下の記事などをご覧ください。

参考:【海外就職】フィリピン現地採用の仕事を手に入れる3つの方法

フィリピン社会保障制度、SSSナンバーを入手する方法!

フィリピン SSS

フィリピンでSSSナンバー(フィリピン社会保障制度の個人番号)を手に入れる方法を、簡単にご紹介したいと思います!今回、私はフィリピン第二の都市セブにある支店に、足を運んでみました。

▼SSSナンバーを取得できるSSSの支店に出向く

フィリピン国内にはSSSのオフィスがいくつもあり、セブ島にはセブ市、マンダウエ市、ラプラプ市などにもあります。まずは、最寄りの支店をSSSのウェブサイトより支店検索してみてください。

詳細:SSS branch - Republic of the Philippines Social Security System

▼SSSナンバー取得に必要なものを準備

SSS支店オフィスで、SSSナンバー取得する為に必要な準備物は2つ。

  • パスポート(原本)
  • パスポートのコピー1枚
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パスポートのコピーを忘れても、SSS支店オフィス周辺にはコピー機を完備したお店(プリント屋さん?)があると思います。

▼ステップ1:SSSナンバー取得のためには予約不要!直接オフィスに出向く!

今回、私がSSSナンバーを取得した場所は、セブ市のお隣マンダウエ市にあるSSSの支店オフィス(追記:2016年にJセンターモール内へ移動)。

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▼ステップ2:SSSオフィス内の受付を尋ねる

SSSオフィスの受付で、SSSナンバーを取得したい旨を尋ねます。今回訪れたマンダウエ市内にあるSSSのオフィスは、入り口のドアを開けるや否や、人でごった返していました。

入り口周辺にいるセキュリティガードにどこで受付するのかを尋ねたくらい。※実際は、入り口のすぐ近くに受付カウンターがあったのですが、人が多くて最初はよくわかりませんでした(汗)

▼ステップ3:用紙に記入する

受付カウンターで、SSSナンバーを入手したい旨を伝えると、以下の写真にあるような用紙と待機番号が書かれた小さな紙を受け取りました。カウンターのスタッフ曰く、用紙の項目(名前や生年月日など)を記入して、別のカウンターから番号が呼ばれるまで待ってて。

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▼ステップ4:番号が呼ばれるまで待つ

用紙を記入後、別のカウンター(この時はカウンター2)から番号を呼ばれるまで待ちます。人でいっぱいのフロアに用意されているイスが空いていれば、しばらく座って待ちましょう。

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▼ステップ5:自分の番号が呼ばれたら担当カウンターで個人情報確認

ようやく自分の待機番号が呼ばれたら、バスポートとバスポートのコピー、記入した用紙を持って、呼ばれたカウンターに行きます。

担当者が、用紙に記入した私の個人情報をパソコン上のシムテム画面に打ち込んでいく様子を眺めながら、時々内容に間違いがないかを確認される程度。最後に、両手の親指の指紋を取られて、書類に名前をサインして完了。

▼ステップ6:その場でSSSナンバー入手!

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担当者から、指紋と名前をサインした書類の2枚のうち1枚を渡されます。その書類の右上に記された番号がお目当ての「SSSナンバー」となるのです。

手続きの後日に発行されるものではなく、その場で発行されました。※ちなみにすべての手続き費用は「無料」でした。

まとめ:フィリピンで働く人はSSSナンバーを手に入れよう!

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初めてフィリピンの社会保険制度の個人番号(SSSナンバー)を入手した体験談をご紹介しました。長時間待たされるのかと思いきや、所要時間は1時間くらいですべての手続きが完了したので、一安心したのが印象的でした。

フィリピンで働くための必要な手続きのひとつとして、外国人労働者も加入する必要があるので、これからフィリピンで働こうとお考えの人は、ぜひ参考にしてみてください。

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